『知らないと恥をかく世界の大問題11』池上彰・著

やがてコロナ禍が収束したら、世界中でサプライチェーンの再検討が進むでしょう。と共に、「行き過ぎた資本主義」の見直しも行われるはずです。「行き過ぎた資本主義」とは、効率一点張りの企業活動です。
『知らないと恥をかく世界の大問題11』 池上彰・著

一言で言うと「行き過ぎた資本主義」の次に来る時代はどうなるのか。コロナ感染と言うパンデミックに後押しされ大変化が起きている現在の問題点をわかりやすく説明されている。

二極化する世界(超大国のアメリカと中国の対立、富裕と貧困の格差拡大と定着)。
トランプ再戦はあるか?イギリスのEU離脱。中東と東アジアの危機。そして最後に日本の長期政権による弊害について語られている。

特に「欧州の分断」、「中東の混乱」についてその本質を知ることことの大切さを感じる。

コンポスター〜偉大な土の力

甕をひっくり返して作った「生ゴミのコンポスター」を封印してちょうど1ヶ月。中の生ゴミは形を無くして、ほぼ土に戻っている。木の枠は庭と畑の草取りしたもの。

枠を超えるぐらい積み上げた草も、しばらくすると萎びて量が減る。

そこに追い討ちをかけるように1ヶ月寝かせたコンポスターの生ゴミ(形もなく土に変身している)を被せる。

野菜の切れ端、果物の皮や芯、魚の骨、エビの殻、卵の殻、その他調理、食事後の残飯など、我が家で発生する全ての生ゴミをコンポスターに入れる。昨年4月に初めて以来、一度も市のゴミ収集に出したことはない。

見事にフワフワの土に変化している。無臭。
微生物の力は素晴らしい。

この木枠がいっぱいになる頃には、雑草や落ち葉も土に返り、畑の腐葉土となる。

Tetsuro Kawashima “True Eyes”

Tetsuro Kawashima “True Eyes”

Tetsuro Kawashima : ts, ss
Eddie Gomez : b
Billy Hart : ds

  1. Byaku-Ya
  2. Larme
  3. To-Jim-Bo
  4. True Eyes
  5. Seven
  6. In Other Words
  7. My Soul
  8. Sphinx
  9. 見上げてごらん夜の星を

Recorded on Feb.10&11,2002 in NY

「ジャケ買い」してもおかしくないインパクトのあるジャケット。

このCDとの出会いは、もう20年ぐらい前になるが、ピアノ山下洋輔さんの倉敷ライブの後に、山下さん達と立ち寄ったジャズバーで流れていたのがこのCD。このCDの録音が2002年なので、その直後ぐらいか。それまで、うかつにもサックスプレイヤーの川嶋哲郎さんを知らなかったので、強烈な印象でした。

1〜8までは、川嶋哲郎のオリジナル曲。エディ・ゴメス(p)、ビリー・ハート(ds)との共演。同時多発テロから半年も経たないニューヨークでの録音。いろいろと想像しながら聴くとその時代が浮かんできそうだ。

圧巻はなんと言っても「9.見上げてごらん夜の星を」。ともかく聴いて欲しい曲。

玄武洞を舞台に(鈴木忠志演出)

今年の9月に「第1回豊岡演劇祭」が開催される。コロナ感染の最中、その動向が気になっていましたが「開催(予定)」と聞いてホッとしている。その目玉は「鈴木忠志演出の公演」。(鈴木忠志大ファンの私にとって間違いなく目玉なのだ)。

鈴木忠志さんは、1960年代から「早稲田小劇場」を主宰、1976年に拠点を富山県利賀村に移し、劇団SCOTと改称し、世界演劇祭「利賀フェスティバル」主催。
私は学生時代から鈴木忠志のファンで、早稲田小劇場、岩波ホールでのギリシャ悲劇シリーズ、第1回利賀フェスティバルにも行きました。

その下見をするために1月に続いて、2回目の現地確認に同行させていただいた。

舞台と照明について指示を出す鈴木忠志氏。

内容について、この時点で公表の是非がわからないので詳細は控えますが、玄武洞を背景にした野外公演となる。
鈴木忠志演出の舞台が豊岡で観られる。
どんな舞台になるのか今から楽しみです。

円山川に育まれて

円山川堤防のケヤキ並木の向こうに円山川が透けて見える。
葉っぱの間には江原河畔劇場も見える。
梅雨の蒸し暑さと草木の緑。

調理途中のケーキ。顔に似せる?思案中。

今日は家族のお目出度い日。
みんなで準備をし、みんなで作り、みんなで祝う。

ベートヴェン「運命」〜ピアノとダンスの初顔合わせ

城崎国際アートセンター(KIAC)「おんぷの祭典」のコラボによるピアノとダンスのパフォーマンスの稽古がいよいよ始まった。その初日の顔合わせと稽古に立ち会いました。

ダンスは森下真樹さん。振付家・ダンサー、世界30都市でソロ作品を上演、「ダンスカンパニー森下スタンド」を主宰。東京や他の都市での公演をもっと早く観たかったのですが、コロナの影響で全てキャンセル。やっとKIACでご挨拶できました。

ピアノは碓井俊樹さん。東京芸術大学を経て、ザルツブルグ・モーツァルテウム芸術大学で研鑽。ウィーンと東京を拠点に世界中を飛び回り演奏活動。「おんぷの祭典」の音楽監督としてもう6年ぐらい親しくさせていただいる。

今回は、ベートーヴェン 交響曲第5番『運命』全楽章をピアノの演奏で踊る。
初稽古を見学させていただき、その期待は膨らむばかりです。

公演は、
日時 : 2020年7月26日(日) 14:00〜
会場 : 城崎国際アートセンター・ホール
料金 : 1,000円
問合せ: KIAC(9:00〜17:00) tel : 0796-32-3888

ノウゼンカズラ〜まだ梅雨なんだけど

真夏のような雰囲気を醸し出す朱色が眩しいノウゼンカズラ。
先日の「梅雨のノウゼンカズラ」とは全く異なる印象。

英語名は、”Chinese trumpet creeper”。
確かに花弁はトランペットの形だ。”creeper”は「つる植物」。
言葉は、”fame”「名声」「名誉」。
まさにトランペットで高々とファンファーレだ。

梅雨はまだ続くが、真夏を思わせる日差しが眩しい1日だ。

今年は広場にエダマメ植える

エダマメって大豆(だいず)だよね。?

居酒屋ではいつもエダマメ注文するぐらい親しんでいるのに、「豆」の正しい知識が乏しいのが以前から気になっていた。で、ちょっと確認。

枝豆という植物が大豆と別に存在する訳ではなく、一般的な大豆と同一のものであり、収穫時期や調理・加工方法が異なるだけである。ただし品種としては、成熟させて大豆として収穫するのに適したもの、未成熟時に枝豆として収穫するのに適したものが別個に存在する。
(Wikipedia)

知りたいことがちゃんと最初の行に書かれている。

向こうの黒い部分はエダマメの苗が入っている容器

昨年は畑に植えたが、今年は横の広場を囲むようにぐるりと植えよう。
「広場で汗いて、ここで採れたエダマメでビールを飲む」が達成イメージである。

果たしてそんなうまい具合にいくのだろうか。

ちょっと、郷(さと)公園へ

ちょっと用事があって久しぶりの「コウノトリの郷公園」。
いつもと変わらぬ風景。ふと、コロナ・ウィルス感染拡大によって、世の中どう変わるんだろう?と頭を過ぎる。コロナ対策での休園明けなので、まだ訪れる人はまばら。

暑さなのか、午後の時間帯のせいなのか、見学ケージの中のコウノトリの姿が見えない。
(よく見ると、木陰に集まっている)

手前に木には羽化したてのオニヤンマが葉っぱにぶら下がっている。
その下には空になった蛹が見える。