カタバミ(カタバミ科)
道端や庭に生える身近な草。植物は動かないと思われがちだが、本種はよく動く。毎日夕方になると葉を閉じ、朝になるとまた開く。曇りの日も葉を閉じる。葉はハート形の小葉3枚からなり、5弁の黄色い花が咲く。閉じている状態の葉や、ハート形の小葉の端(傍ら)の一部が虫食いのように欠けて見えるので、「片側(傍ら)を食まれたよう」なのが名前の由来と言われる。細長い果実が結実し、塾すと乾燥して5つに裂け、種子がはじけるように飛び出す。
『野草図鑑』 高橋修・著
黄色く、柔らかくてサワサワした可愛い草なので、引っこ抜くのをはばかってしまいそう。どんどん増えるので、畑では抜かなくてはならない。
が、整備したばかりの広場は土が露出しているので、早く草が生えて緑の絨毯のようになって欲しい。この矛盾を解決すべく、少しばかり移植を実行。さてさて、どうなるやら。