宇日(うい)〜日本海の漁村

打ち合わせのために訪ねた豊岡市竹野町。打ち合わせ後、彼の活躍するフィールド(現地)に行こうと、ここ「宇日」という漁村集落に来る。

「日和山〜竹野海岸道路」(但馬漁火ライン)を運転しながら、なんどもこの宇日集落を通過したことはあるが、車から降りて訪ねたのは初めて。聞けば、今この集落の住人は22軒、40人余り出そうだ。何年か前には、観光海水浴場として解放したそうだが、大量のゴミや環境の悪化で、今は、一般海水浴客はお断り。静かな海となっている。

余談だが、この海岸道路沿いには、二つの「平家落人の集落」と言われている集落がある。この「宇日」(うい)ともう一つは「田久日」(たぐい)。しかし、但馬学研究会の勉強会で、ある歴史の先生から、「平家落人伝説」はみんなその後の「作り話」だと学んだことがある。それは断崖絶壁の不便で厳しい生活環境で生き抜くための、村の人たちの団結と彼の地で生き抜く誇りのためだと。どうも、この話、もっと調べてみたいと思う。

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