冬の円山川に思う

自宅裏の円山川。
四季折々、様々な表情を見せてくれる。

真夏には透き通って、目を凝らすと泳ぐ魚や川底の石まで見せてくれる。
大雨の後は、茶色い濁流が勢いよく流れる。
台風が襲来すると、川向こうの岩が隠れるまで増水し、牙を剥く。

今は冬。
静かで穏やかな表情だ。

右側の河原からカヌーで川を下る。
朝来市生野町円山集落を源流として、北に流れ、豊岡市津居山で日本海に注ぎ込む。
全長68kmだから、ちょうどこの地点は真ん中、中流域だ。

しばらくカヌーは遠ざかっていたが、今年は再開してみよう。
2004年の台風23号後、中流域から下流域へと大規模の堤防工事が行われ、円山川の様子も大きく変化しているだろう。ラムサール条約に再指定された河川工事も見ものだ。

同じ地点から下流を眺める。

竹やぶの向こうにチラリと見える赤い屋根が豊岡市商工会館。今年春からは劇場へと改造が開始する。

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