Paul Chambers : bass
Hank Jones : piano
Kenny Burrell : guitar
Art Taylor : drums1. Yesterdays
2.You’d Be So Nice to Come Home To
3.Chasin’ the Bird
4.Dear Old Stockholm
5.The Theme
6.Confessin’
7.Chamber MatesRecorded in 1957
ポール・チェンバースは、これまで紹介してきたマイルス・ディビスやウィントン・ケリー、アート・ペッパー、ソニー・クラークなどのジャズを代表する演奏でベースを弾いている。
そのウォーキング・ベース、ボーイング(弓弾き)、ピチカット奏法も、全て一級品。特にウォーキングは独特のバッキングで、心地よい。
同時代にジャズ・ベースのトップを競ったリチャード・デイヴィスから一目置かれ、その後のベーシストに多大な影響を与えた。
学生時代に、アルバム名を見ずに、楽器演奏だけを聴いて奏者を当てる「ブラインドフォード遊び」をよくしたものだが、ウィントン・ケリーのピアノとこのポール・チェンバースのベースは、自信を持って答えたものだ。