三原渓谷に沿うように集落が点在する。
川の袂にたたずみ、風景を眺める。
吹く風が気持ちいい。
メイン会場である廃校となった「旧大森小学校」から上流2kmほど上流。
民家にあるピアノで演奏するために訪れたピアニストの碓井俊樹さん。
「土壁が綺麗ですね」「自然に囲まれた生活っていいだろうなあ」などと会話しながら風景をカメラにおさめる碓井さん。
近所の人たちが「ピアノの家」に集まってくる。
ピアノの小品曲を中心に演奏。
「ドイツの月」はと、ベートーヴェンの「月光」を、「フランスの月」はと、ドビュッシーの「月の光」を弾きながら演奏が進む。
聴いている人たちの、思い思いの姿勢と表情が面白い。
民家での演奏後、メイン会場に戻って記念のツーショット。
「おんぷの祭典」で豊岡市とご縁が生まれたピアニストの碓井俊樹さん。前にあるのはバイクのように見えますが、ピアノだと思って見てくださいね。(笑)
廃校となった旧・大森小学校の教室の窓からの風景が最高。
主催する村の知人、出演する石見銀山の神楽やピアノの演奏者、「学校ギャラリー」に出展するアーティストさんたち、偶然が重なり友人・知人がたくさん、この三原谷に集結する。
思い起こすと、お祭りが始まった10年ちょっと前から毎年来ている。
気持ちいい風に誘われて。