「山陰海岸ジオパーク館」横の遊覧船乗り場から出発して東へ向かう。
2500万年前に大陸から引き離され始めた陸地がやがて日本列島に。
その長い過程の中で300万年前に現在に近い日本海が形成された。
そんな谷本館長の講義を思い出しながら観る景観は格別だ。
竜宮洞門。
花崗岩の中にある安山岩の岩脈と周辺の割れ目に沿って、岩が波で削られてできた。縦に伸びる岩脈が、龍が天に向かって登っているように見える。
獅子の口。
日本海ができることに流れた溶岩の空洞が真っ赤に彩られた。真っ赤な色は、赤鉄鉱のためと言われている。赤色の穴は細長く伸びていて、幾重にも重なっていて、溶岩が幾度となく流れた様子がわかる。
孔雀岩。
柱状節理が放射状になっている。
下荒洞門。
波が穏やかな時にしか潜ることができない洞門。幸いにもくぐることができました。
知識のない私には説明できないのが残念、無念。
次回は、予習して解説できるようにして置かなくっちゃあ。
但馬海岸遊覧船
兵庫県美方郡新温泉町芦屋浜坂海岸
TEL : 0796-82-1904
“「山陰海岸ジオパーク」をもっと知ろう(その2)” への1件の返信