
おんぷの祭典もいよいよ佳境に。
プレミアムコンサートが開催された。
「アンサンブル・ウィーン東京」、おんぷ祭典の為に結成された「シュバシコウ・カルテット」(弦楽四重奏)、「こうのとり・クインテット」(木管五重奏)が登場する。
そして、第1回おんぷの祭典以来、5年ぶり登場のヘンリ・シーグフリードソン(ピアノ)です。
ヘンリは、第1回目の後、右手の病に罹り、一度はピアノ演奏を断念、指揮者としての活動や左手だけのピアノ演奏などをしていたそうだ。リハビリの結果、今回の再登場となった。
左より、中澤宗幸氏、ヘンリ・シーグフリードソン氏、中澤きみ子氏
ヘンリの演奏曲目は、シベリウスの「フィンランディア」。
彼の生まれ故郷のフィンランドを代表する作曲家であり、曲である。
激励のメッセージを送ったり、彼から「また豊岡で」との想いの手紙を受け取ったり、この間の交流が実った瞬間でした。
フィンランド人の第2の国歌とも言われる「フィンランディア」をどんな想いで弾いたのでしょうか。
情感のこもった力強い演奏に感動。