アズキナシ(バラ科ナナカマド属)
山地に生え、高さ10〜15mになる。樹皮は灰黒褐色でざらざらし、老木になると縦に裂け目が入る。若枝や実は白色の皮目が目立つ。葉は互生し、長さ5〜10cmの卵型または楕円形で、ふちに重鋸歯がある。裏面は灰緑色。5〜6月、枝先に福散房花序をだし、直径1〜1.5cmの白い花を開く。花弁は5個。果実は長さ8〜10mmの楕円形で紅色に熟す。
(山渓カラー名鑑『日本の樹木』より)
白い花が3〜4個束になって咲く。花の下側に葉が茂るので下からは目立たないのがちょっと残念。でも、近づいて見るととても可愛いくて、清楚な花たちだ。
移植してしばらくして残念ながら枯れてしまいました。無念の思いで、地面すれすれのところで一度伐採したのですが、20年以上を経て、その株から若枝が生えてきて、今はこのように株立ちで4〜5mmになっている。いろいろあったけど、返ってサワサワと爽やかに茂る。
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