国府の桜づつみが満開だ

国府堤防(豊岡市日高町)の桜が満開。

私のウォーキング・コースの一つ。

車で観桜もできるが、散策の人たちに注意しながら運転しよう。
大きい空、広々とした景色が魅力。

「河畔の集い2023」〜移住者と地元住民の交流の場

江原河畔劇場(豊岡市日高町)で、但馬地域へ移住された方たち同士の情報交換、活動の様子をプレゼンする交流会が開催された。主催は豊岡市だが、呼びかけ対象は但馬3市2町に移住された方たち。地元近隣の住民たちにも案内して交流するイベント。

劇場前駐車場では、5台のキッチンカーが集結し、カレーやホットドッグ、クレープにおはぎまで食べられる。地場産業カバンづくりに従事する移住者のモノづくり体験、劇場内では、地方へ移住した人の成功事例、体験の講演会も行われた。

劇場2階では、コミュニケーション力を身につけるのを目的としたワークショップも開催されている。

こうした催しを通じて「演劇」が人と人の出会いや交流を促進する役目を果たすのが、演劇のまちづくりにつながっていくことを実感したイベントでした。

演劇のまちづくり〜シェアハウス取材

豊岡市役所からの依頼でシェアハウス「江原_101」の取材を受けました。主役はもちろん、ここの住人の芸術文化観光専門職大学(CAT)の学生たち。全国から演劇と観光を学びに豊岡に集まった学生たち。彼らが地域とどのように関わり、どう感じているかなど、豊岡に住んでいる感想など、インタビューに応じていた。

「演劇とまちづくりがどのように結びついているのか?」「市民はどのように演劇と関わっているのか?」「市民は演劇のことをどのように感じているのか?」「演劇との関連で町が変わっていくのか」そんな問いかけの取材。

江原地区の住人としては、江原駅と江原河畔劇場と駅前商店街を一つの区画として、演劇関係者が住み、往来し、カフェやレストランが賑わう、そんなエリアになれば良いのにと思っています。実際に平田オリザさん主宰の劇団青年団の江原河畔劇場を拠点として移り、劇団関係者の一部は既に移住、さらにCATの学生たちが住み、集い、活動する、そんな場所に。空き家も多くあり、まだまだ学生たちを受け入れる余地はある。

昨年は、東大生たちの劇団公演が江原の立光寺であり、合わせて約3週間に渡りお寺に合宿し、本堂で公演を行なった。また、友田酒造(江原)では、豊岡演劇祭のフリンジ公演(インスタレーション)もあり、近隣住民の人たちの評判も良かった。

演劇と関連しながら、ヒト(劇団、学生、観客)・モノ(イベント)・カネ(経済効果)・情報(市民参加)が絡み合う面白い街にしていきたいものです。

津居山ガニ 三昧の夜

なんと贅沢な夜。

20年以上続く、「若手」経営者仲間(Toyooka Business Association 略してTBA)の懇親会。さすがに現在は「若手」はつかない。(^ ^;; 

毎月の積立もコロナでご無沙汰して結構な額に。というわけで、久しぶりに全員揃っての食事会となった。話は会社やプライベートの近況報告やゴルフの話題。

あまりにも立派な(ゴージャスな)松葉ガニ。
話の記録よりもこちらの紹介をしたくなるぐらい美味しい津居山ガニだ。

日本一と言っても過言でない「津居山ガニ」。
青いタグがそれを証明している。
生の足の先っぽをグッと引っ張ると身が殻からスルッと取れ、そのまま鍋にサッと漬けてシャブシャブで食べる。ほぐれた身を口に入れて、キュッと引っ張ると口の中で蕩ける。

こちらは焼きガニ用。
シャブシャブとはまた違った、ホロホロっとした身が香ばしい。

アップも載せておきます。(思わせぶりで m(._.)m)

焼き上がった甲羅みそ、最高の珍味だ。
う〜ん、この味覚、食感はなんと表現したら良いのだろう?
口に含んだ時、それを幸せの瞬間、と呼びたい。(笑)

「Farm House のの花」 (豊岡市気比2373番地)

Nandee & Himiko at Tajima Airport

但馬空港ロビーで「クリスマス・ジャズコンサート」。
昨年に引き続き2回目なのに、このロビーでジャズが聴ける!っていう楽しみが定着してきている感じが嬉しい。

やびきあきこ(Nandee)vocal.、菊池ひみこpiano、白石宜政bass。

出だし、”A Days of Wine and Roses”(酒バラ)の菊池ひみこさんのピアノ。いきなりノックアウトされる。アドリブのグルーブは半端じゃない。目の前で響いてくる生々しいジャズピアノ。

多彩なキャリアを積んで鳥取に移住した菊池ひみこさんが中心の「鳥取ジャズフェスティバル」のことは、Nandeeさんから度々聞いている。ぜひ、行ってみたいと思っている。これまでの秋開催から来年は春に開催します、とひみこさん。行かなくては。

Nandeeさんも今日はノリノリ。John Lennonの”Imagine” 最高!

初冠雪なんですが

自宅の3階から神鍋高原方向を見ると山々がうっすらと白い。
今冬、初雪なんだ。
孫から雪で遊びたいと催促を受けて、神鍋高原へ。
奥神鍋のスキー場は、雪で白くなっているところは5合目ぐらいから。

神鍋の噴火口をグルリと回りながら、ここは「北の壁」。
雪どころか輝く太陽の下で雪はなし。

雪で遊ぶ代わりに県立但馬ドームへ。
孫は芝生の中にあるアスレチックで遊び、私はウォーキング。
快晴の神鍋高原の清々しい空気を吸って最高の気分。

平田オリザ氏講演〜淡交会但馬支部文化講演会

茶道裏千家淡交会但馬支部による文化講演会。今年の講師には平田オリザ氏をお招きし開催しました。テーマは「演劇によるまちづくり〜芸術文化観光専門職大学が目指すもの」。会場には、淡交会会員を中心に約250名が参加。

昨年4月に開学した芸術文化観光専門職大学(CAT)の学長として、なぜ芸術文化と観光なのか、どんな学生たちが何を学んでいるのか、などまず大学の紹介のお話し。

・先進国で公立大学で「演劇学部がないのは日本だけ」。韓国は多数あり、プロの俳優、マネージメントの人材を育てている。
・シンガポールを例に、名物=マーライオンやブランド・ショッピング(為替の変動)を打ち出してもリピーターは来ない。質の高い芸術文化(オーケストラ、演劇など)でリピーターを獲得している。
・CATの来年春(2023年度)の受験応募者はこれまでを凌ぐ。現在、日本全47都府県から学生が来て学んでいる。約90%が第一志望として入学している。

・豊岡市人口は約75,000人。減少が続いている。例えば、豊岡高校昨年の卒業生198名のうち、地元に残る学生は4名。外で学び、戻って来たくなる「魅力ある豊岡」を目指さなければならない。希望する業種、企業の有無ではなく、文化的であるかどうか、教育、娯楽、環境(健康、食文化など)、そして「芸術」「文化」の存在が大切。
・豊岡(但馬)出身で都市に住む息子(娘)家族の子ども(孫)に「演劇おもしろいよ」「ダンスしたら」なんて薦めたら、孫たち世代が豊岡で学び、定住するのもあるかも。これを「Mターン」と呼ぶ。(ユーモアを込めて)

私は、講演の終わりの「謝辞」の役割。
平田オリザさんのお話は、演劇、文化、教育、社会現象、観光(海外も含めて)について、一つ一つ納得するお話ばかり。
「何度お聴きしても、いつもワクワク、ドキドキしてきます」と申し上げ、お礼の言葉としました。

劇的なる建築をめぐって

豊岡のカバン・ストリートにあるクリエーター育成支援施設「アパートメント」にて開催されたセミナーに参加。ゲストスピーカーは、アーキテクト・コレクティブ「ガラージュ」(建築設計集団)の渡辺瑞帆さん。

大学で建築を学び、劇団青年団に所属しながら、建築設計をしている渡辺さん。学生時代から、古民家、空き家を調査し、街並み丸ごとを作品にする。その地域の歴史と人の生活と建築が融合した空間をクリエート。街が劇場となる。

渡辺さんが改築設計に携わった「シェア芝居小屋ハウス」(江原_101)。古い住宅をリフォームしてCATの学生たちが住む。1階フロアにはスタジオが、ダンスのウォーミングアップ、レッスン、ミーティング・スペースもある。

元の家屋の構造を残しつつ、新しい機能を付加していく。古いものと新しいものが混じり合ったダイナミックな構造に驚く。「住宅」であり「交流の場」であり「創造の場」であり「演じる舞台であり客席でもある場」。まさに劇的なる建築をクリエートする渡辺氏。

誕生日のサプライズで花束

「建築と演劇」。
なにか根源的で創造的な結びつきを感じる。
渡辺さんとガラージュの活動に注目です。

竹野浜・海そうじプロジェクトに参加

竹野浜海水浴場

10/23(日)は、会社の社員有志を募って、竹野浜(豊岡市)清掃ボランティアに参加。私は他の用事で参加できませんでしたが、会社から家族ぐるみで総勢34名が現地に行き清掃活動をしました。

主催は、たけの観光協会青年部。地元の人たちや他のグループも多数参加されています。

以前参加した経験から、写真のように缶、ビニール、漁業網、食品容器など、漂着ゴミが多い。海岸に来てポイ捨てするのはもちろんマナー違反ですが、船舶から出るゴミが漂流するケースはどのように啓蒙していけばいいのでしょう。

家族みんなで一生懸命にゴミ拾っている姿は、頼もしく、尊いですね。

海岸ブロックべりは、大人グループで。

終了後、参加社員とその家族集合写真。達成感あふれ、とても楽しそう。
海岸浜辺も美しくなったけど、皆さんの表情を見ると、きっと心もすっきりと爽やかになったんですね。

次回は、私も必ず参加しよう。

TSUBO-KEN @ BLUE MOON

TSUBO-KENこと、サックスの坪山健一さんのライブ。城崎温泉ホテル招月庭の地下一階にある ”BLUE MOON” にて。ツボケンさんライブは、以前(豊岡のNandee Musicにて)にも行ったことがあり、とても楽しみにしていました。

メロディアスで情熱的なサックスが唸る。

演奏は、サックス(アルト&ソプラノ)がTSUBO-KEN、ピアノは、田中愛子(地元、養父市)、ドラムは二宮聡(地元、香美町)。地元のサポート部隊も素晴らしい演奏でアドリブを展開。途中、ボーカルのNandeeが入り、たっぷりとスタンダード曲を熱唱。

もともとホテル招月庭の中にあるバーの空間。ピアノとドラムを常設してライブハウスとして今年9月に誕生。オープニングには、親しい友人たちとセッション。私は、オーナーのご指名により、まだ未完、練習中のピアノを演奏させていただく。お酒も入り、メロメロなピアノデビューとなりました。(^ ^;;

この夜は、浴衣の宿泊客さんもいらっしゃって、温泉入ってジャズライブなんて、最高ですね。ぜひ、ライブあったら行ってみてください。