10th Anniversary 〜 おんぷの祭典

5月28日に開幕した「子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭」(おんぷの祭典)。連日、学校訪問、街角コンサートを市内のあちこちで開催。中でも人気は豊岡市役所の稽古堂で行なうイブニング・コンサート。

シュバシコウ・カルテット(弦楽四重奏)、こうのとり・クインテット(木管五重奏)、アンサンブル・ウィーン東京(弦楽四重奏)、地元の演奏家が、毎日入れ替わって演奏する。

10周年を迎えて感じるのは、年々、この音楽祭を楽しみにしていただく市民が増えてきていること。この稽古堂は全て満席、街角コンサートも各会場ほぼ満席、ファイナルも市民会館第ホールの8割以上が埋まる。初期にはファイナルコンサートのチケットの売れ行きが気になってなって仕方なかったのが懐かしいぐらい。

プロデューサーの中澤宗幸さん、ヴァイオリンの中澤きみ子さん、音楽監督でピアニストの碓井俊樹さんとは、打合せも兼ねて普段から時々お会いする親しいお付き合いをいただく。毎回出演の演奏家の皆さんとも、食事に招いたり、一緒に飲んだり、コンサートのお手伝いをしたり、本当に親しくしていただいている。

第1回目のおんぷの祭典を迎えた時を思い起こす
こんな時もあったのだと、感慨深い。

10年という年月の重みを噛み締める。継続することの大切さ、凄さをしみじみ感じる。

稽古堂のコンサートを終えた中澤宗幸、きみ子夫妻とアンサンブル・ウィーン東京のメンバー、ピアノのヘンリ・シーグフリードソンさん、碓井俊樹さんも交え、夕食を共にする。

この日(5/31)は、きみ子さんの誕生日、そしてあるテレビ局の取材でロンドンへ行かねばならない宗幸さんの出発前夜ということこあり、この夜の夕食会となった。

2013年9月にノーアポ(飛び込み)で、千駄ヶ谷にある日本ヴァイオリンに中澤宗幸さんを訪ねたのが最初の出会い。クラシック音楽をもっと身近に楽しめる音楽祭をしたい、21世紀は一流の音楽家こそが市中で演奏し、市民と交流することが大切と、持論をおっしゃる中澤さんと意気投合。

2014年1月の但馬コネクションのゲストにお招きし、豊岡の仲間とも中澤さんの音楽への想いに共感できたのも大きな後押しになりました。

今夜は、当時の豊岡市長の中貝宗治君を呼んで、一緒に10周年を祝う集いになりました。

誕生日のお祝いケーキがウェディング・ケーキに変わった夜でもありました。(^_^)/

中澤宗幸さん、きみ子さん、ありがとうございました。
良き出会いをいつまでも。

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