『但馬風土記』〜大駱駝艦・田村一行舞踏公演

今年で8作品目となる舞踏公演(私はその内6作品を鑑賞)が、豊岡市民プラザで行われた。大駱駝艦田村一行さんの振付・演出・美術による公演。大駱駝艦から他に3名の舞踏家と市民8名の総勢12名。舞踏好きの私にとって、毎年待ち遠しい公演だ

2018年に市民参加型舞踏創造事業として始まる。豊岡演劇祭の開始よりも先駆けて舞踏と取り組んだ豊岡市民プラザも偉い! 市民参加の出演者も回を重ねるごとに「舞踏家」になっていくのが観て取れる。継続文化事業の模範になる。

今回は「但馬夜話蒐集録」と題して、但馬の神話、文化、人物、出来事、風景をモチーフに構成されている。市民ダンサーひとり一人の身体にも魅力あふれる物語があり、但馬に生きる人々の「但馬の物語」に田村一行が彷徨い込みながら舞踏は進行する。

講演後、ロビーにて出演者と歓談するのが恒例になっているようだ。毎年、このロビーで、知り合いの市民出演者に声を掛け、田村一行さんと言葉を交わすのも楽しみにしている。

今年は、一行さんにある約束をお願いをしました。それは、またの機会に皆さんにお知らせしたいと思います。

うーん、舞踏、いいね〜。