金井城山でマッコリ作り体験

釜山のセンタムシティから車で40分ぐらい北に行ったところに金井山城(クムジョンサンソン)がある。海抜約400mのところに韓国の万里の長城と言われる韓国最大の城壁がある。
ご当地名物のマッコリ作りに挑戦。

金井山のマッコリに使われる麹は約500年の伝統がある。18世紀初めに金井山で韓国最大の城壁「金井山城」が築城されていた時、全国から集まった作業員にマッコリが振る舞われる。築城後、故郷に帰った作業員たちが金井山で飲んだマッコリの味を語ったことで韓国全土に知られるようになった。

主原料の米と麦を蒸し麹を混ぜ、水を混ぜて容器に入れて、発酵(熟成)させて作る。

麹を混ぜ、足で踏み、ザルで濾し、容器に詰めて持ち帰りの容器に入れる。
さーて、自宅でどんな美味しいマッコリができるのか?

慶州から釜山へ

モノレール「スカイカプセル」で海雲台へ

慶州を後にして、いよいよ初めての訪問となる釜山へ。
釜山東部にある青紗浦に到着。

海雲台ブルーラインパークの青紗浦駅から小型モノレール「スカイカプセル」のって海雲台へ。

モノレールに乗る前に「青紗浦タリットル展望台」。先端の折り返し地点は床がガラス張りになっていて真下に波打つ海が迫る。なかなかスリルがある。

釜山といえば、韓国最大の港湾、市場が有名で食料や日常品を買い求める市民で賑わっている。そんな印象を持っていたが、どうも違うぞ、と思いながら夕暮れの釜山へと行く。

釜山エックス・ザ・スカイ」は、2020年にオープン。海雲台(ヘウンデ)にある高層ビル。海雲台にあり、高さ411.6メートル。

100階展望フロアからは、釜山の海や山、マンション群が一望できる。

強度ガラスの床。
「ショッキング・ブリッジ」はスリル満点。

車で少し西へ走り「センタムシティ」を眺める。
「これが釜山?」と驚きを隠せない気持ち。
威容というべきか、異様というべきか。

センタムビル群。
水営湾にかかるブリッジ。
なんともすごい景色だ。

西の空は夕焼けに染まる。

海鮮料理のレストランで夕食。
魚介類で始まる釜山の食事。

両班(ヤンバン)の村「良洞」(ヤンドン)を訪ねる

慶州の中心部から車で40分ぐらい北上するところにある村「良洞」(ヤンドン)
瓦屋根と藁屋根の入り混じった600年以上の歴史を持つ両班(ヤンバン)の集落。
現在もその伝統を守り、自然と調和しながら実際に村人が居住する。2010年にユネスコ世界遺産に登録される。

ヤンバン【両班】〔朝鮮語〕
高麗・朝鮮王朝時代の官僚組織、また特権身分階級。朝鮮王朝では、官僚は東班(文班)・西班(武班)の両班に分けられ、兵役・賦役免除の特権をもち、封建的土地所有を行なって常民・奴婢を支配した。党派に分かれ党争をくり返したことで、朝鮮王朝衰退の原因となる。
【大辞林】より

石を積み上げ、土を塗った土塀、瓦屋根も美しい。

各家の庭の隅には、陶器の壺が並ぶ。
キムチや味噌醤油などが詰め込まれているのだろう。(未確認)

「書百堂(ソベッタン)」は、慶州孫氏の宗家で、入郷祖の孫昭が1484年に建てた家。宗家らしい規模と格式を備えている大屋敷。朝鮮前期の住宅の重要資料となっている。
別名「松簷(ソンチョム)」とも呼ばれている。

「観稼亭」。
朝鮮時代の名臣・孫仲暾(ソン・ジュンドン)(1463-1529)が住んでいた屋敷。
村の高台にあり、この部屋(写真左)からの見晴らしは最高。

村中が自然に囲まれた佇まいが美しい。

重要民俗資料に指定され、世界遺産に暮らす現在の住民たちは、どんな生活をしているのだろうか。おそらく住み難いところもあるだろうし。
観光客用のトイレも美しく保たれ、道順の標識や案内もしっかりしている。伝統文化を守るのにかなりな国家予算を注ぎ込んでいるのではないか。
ふと、今の日本の文化予算はどうだろうか?と思う。

慶州の夜

ヒルトンホテル部屋からの景色

慶州ヒルトンホテルにチェックイン。

紀元前から10世紀まで1000年続いた新羅の都・慶州を訪ねる、との想いで訪れたのに、ホテルの窓から見えるのは、どうもリゾート地のよう。(後に判ったが、ここは普門湖周囲を利用した観光特区「慶州普門観光団地」。コンベンションホール、高級ホテル、ゴルフ場、水上施設、遊園地がある)

夕食は焼肉(牛カルビ)。
ネギがいっぱい入った少し甘辛のタレ。多彩な薬味、キムチ、唐辛子、牛蒡、大根などなど。脇役の食材が嬉しい。

仕上げに麺を注文。
細い麺に味噌ダレが乗っかった冷麺。(盛岡で食べたのを思い出す)
なんとインスタント(?)のラーメン??(これがまた美味しいのです)

食事の後は「慶州東宮(ドングン)と月池(ウォルジ)」へ。
新羅時代の東宮を1970年代に発掘し復元。
新羅王朝滅亡後は荒廃し、雁や鴨が生息して雁鴨池(アナプチ)と呼ばれていたそうだ。

ライトアップして水面に映る建物が美しい。

幻想的な気分を味わいながら、慶州の夜が更ける。

今年の韓国への旅は慶州・釜山へ

金海国際空港

韓国・釜山の空の玄関口、金海(きめ)国際空港へ到着。
関空から1時間30分。
昨年のソウルに続き、今年は慶州と釜山を訪ねる旅。

昨年のソウルは、建築家・安藤忠雄設計の建築を見て回るのが目的の一つ。

4年ぶりの海外〜韓国ソウルへ(LG ARTS CENTER)(2023/06/11)
Museum SAN〜”Youth”「 青春」安藤忠雄展(2023/06/15)

今年は、韓国南東部にある慶州を訪ねる。
慶州は、紀元前57年から紀元後935年まで続いた新羅王朝の都。
百済・高句麗・新羅の三国時代を経て、新羅が朝鮮半島を統一。
日本へ渡来してきた古墳、仏教などのルートでもある。

仏国寺。新羅の仏教文化の中心。
文禄・慶長の役で建物や宝物のほとんが焼失したが復旧され、現在はユネスコ世界文化遺産に登録されている。

上段の「紫霞門」につながる青雲橋と白雲橋。

削り落ちたり、黒褐色になっていたり。

豊臣秀吉の命令で朝鮮に出兵した「文禄・慶長の役」の折に、加藤清正が攻め入り、建物、宝物のほとんどが焼失してしまった。基礎石の上部は復元されたもので、この部分は当時のまま残る。

秀吉の朝鮮侵略は、「明」征服を目指してのものとは言え、朝鮮半島に大きな爪痕を残している。なんとも言えない気持ちになる。

東アジア窯址分布図を眺めながら

東洋陶磁美術館にある東アジア窯趾の分布図。
茶の湯の陶器を知り、学ぶにはとても役にたつ地図。

かつて「茶の湯文化学会」の中国ツアーで訪ねた窯趾を思い出しながら眺めると、位置とその光景を思い出す。

南昌→吉州窯→長沙→洞庭湖→鄱陽湖→景徳鎮

旅は南昌から始まった(2011/11/23)
憧れの廬山(2011/11/24)
中国最大の窯業地(2011/11/25)

今年の秋には、韓国南部の窯趾を回って見たいと考えているので、大いに参考になります。
慶州、釜山を拠点に訪ねてみたい。

これをみて、日本にもこれだけのたくさんの窯元があるのだから。全部は無理かもしれないけど、それをテーマに国内を車で旅する、ってのもありかな。

2019年には車で九州北部を旅する。
唐津→有田焼
芦屋釜の里(こちらは「窯」ではなく「釜」)
星野村 (玉露で有名)

キムチの写真がいっぱい届く

1月3日にブログアップした「本場のキムチを戴く」を見た韓国の崔さんからLINEが来る。
(厳密には写真は年末にLINEで届いていたのですが気づかず)

キムチの材料、香辛料、キムチを漬けているところ、保存など。
カラフルで見ているだけでもキムチの味が頭に浮かんで涎が出てきてしまう。
本当に本場のキムチそのものだ。

冷たいそうめんにトッピング

「最高に美味しかった。天にも昇る思い。幸せ感いっぱい。」なんて話す。
すると
このブログのキムチ記事(上述リンク)に崔さんから「コメント」が届く。

夏には半年近く経って酸っぱくなったキムチを冷たいそうめんにトッピングして食べると格別です~

LINE通話で「想像するだけで美味しいイメージが湧く」などとお話をする。

と、調理中の写真が届く。
(崔さんはお料理も美味しいが写真も上手ですね)

食文化が繋ぐ日韓関係。
平和は政治(国と国)ではなく、人と人が友達になることで実現する。
崔さんとはキムチが取り持つ親しい友人になったよう。
ソウル案内の時も親切にしていただいた素敵な方です。

今度は崔さんの故郷・慶尚南道に行ってみよう。

Museum SAN〜”Youth”「 青春」安藤忠雄展

Museum SAN(ミュージアム サン)。
S=space、A=art、N=natureの略。SANは、韓国語で「山」を意味する。

ソウルから車で約1時間半、江原道(カンウォンド)西部にある原州(ウォンジュ)の山中にある。2013年5月オープン。設計は建築家・安藤忠雄。総面積は約2万1千500坪と、韓国の美術館の中でも最大規模。

現在開催されている「安藤忠雄展/青春」を見学。(2023年7月まで)

安藤忠雄の青いりんご「永遠の青春」がここにも。兵庫県立美術館と「こども本の森」中之島にもある。米国の詩人サミュエル・ウルマンの「青春」という詩から由来している。

ウォーターガーデンには、アメリカの彫刻家アレクサンダー・リーバーマンの作品、赤いオブジェ「Archway」が設置されてる。

花畑には、彫刻家マーク・ディ・スベロのオブジェ。鳥をモチーフとした作品。風を受けて向きが変わる。

外壁は、京畿道(キョンギド)・坡州(パジュ)産の石。

本館をぐるりと水で囲むウォーターガーデン。水面に山や木々が映り、より美しい佇まいを生みだす。

ストーンガーデンは、慶州(キョンジュ)の古墳を模したもの。所々には、アート作品が展示されている。

安藤忠雄さんとしても、最大規模の建築になるだろう。ソウルから離れた郊外の山々が静かになだらかに連なる。

こんな場所にある壮大なミュージアム。
今回の韓国の旅は、改めて韓国財閥の力を感じる。ブローバルにビジネスを展開し、その利益を、コンサートホール、会議場、美術館などの文化的な施設に莫大な資金を投入する。現在の日本企業では考えられない規模の文化への投資である。

韓国に行けば、ぜひ立ち寄る価値のある施設です。

こちらのサイトも参考になります。(写真多し)

食〜韓国に来ればコレですよね

韓国の(どこの国行っても)楽しみはなんと言っても食べ物です。

参鶏湯(サムゲタン)。
私はこちらでも珍しい烏骨鶏で注文。

「土俗村参鶏湯」という地元の人も来る有名店。もともと一軒家でほそぼそと参鶏湯屋をやっていたそうだが、毎日鶏の臭いが漂うので隣家が少しずつ引っ越ししていって、その空き家買い取って拡張しながら、現在は数件の家が繋がってお店になっている。

タコ。(これしか書きようがない)(^ ^;;

生のタコをぶつ切りにして素早くお皿にのって「はい、どうぞ」。切られたタコの足はグニュ、グニュと蠢いている。(映像でアップしようかと思いましたが、余りにも生々しくて)

今、ソウルで大人気の焼肉店。
ガイドさんが夕方5時から行列に並んで、7時からの私たちの食事のために待っていてくれました。特別な厚切り豚肉を店のスタッフが目の前で焼いてくれる。火の通りがジャストインタイムで抜群に美味しい。(予約はできないので、並ぶの覚悟)

屋台市場。
美味い!!
もう何も言うことありません。

青瓦台を国民に(ソウル市街地)

青瓦台(チョンワデ)。
韓国大統領府として利用されていましたが、2022年に大統領に就任した尹錫悦(ユン・ソンニョル)により大統領府を移転し、一般に解放されるようになった。国民のほとんどはまだ見学していないので、今韓国一の観光スポットとなっている。

青瓦台入り口を入ったところにある看板は『青瓦台を国民へ』。訪れる人は皆記念撮影だ。

玄関から中に入ったロビーと赤絨毯の階段。大統領の執務机。一昨年まで、歴代の韓国大統領はこのデスクで執務していたんだと思うと、戦後の日韓関係の様々な事柄が頭をよぎる。

(左)韓国伝統家屋が並ぶ「北村韓屋村」。実際に市民が住んでいる住宅街なのに、観光客が殺到。「静かに!」の看板を持って道を巡回している担当官(?)が何人か。

(右)景福宮(朝鮮王朝の太祖・李成桂(イ・ソンゲ)により建てられたきゅうでん)。光化門の中で、毎日行われる守門将交代式。大勢に観光客が取り囲んでいる。

(左)南大門。2008年の放火事件により全焼し、その後復元された。

(右)ソウル駅の旧庁舎が見える。1925年に京城駅として建てられた。設計は塚本靖。

私にとって、こんな光景もとても韓国的。
韓国ならでは。