魂入ってきたかなシェアハウス〜江原_101

但馬コネクションの開始直前のセッション会場

「仏作って魂入れず」
せっかく良いものを作っても、大事なものが抜け落ちていれば、作った努力もむだになる。

良いものかどうかは別として、シェアハウス「江原_101」の活動が活発になってきました。

「オープンなスペースが欲しい」と言う要望に応えて、壁、天井、障子、収納庫を取り除く。明るく開放的なスタジオが誕生し、想像していた以上に快適。

今回のようなセミナーもできるし、車座になってミーティングしたり、ミニ演劇公演、ワークショップ、普段は住民であるCAT学生がストレッチやダンスレッスンしたり。時々、ベンチを組み合わせてテーブルにして、鍋パーティをしたこともある。

車や人の往来も見える奥の道路側の窓の下には、靴を履いたまま入れる土間がある。特製「土」のテーブルでコーヒーやお茶で一服。

玄関サイドから見たスタジオ。

スピーチやプレゼン話し手の席とスクリーン。その奥のロールカーテンを上げると、窓の向こうには円山川の美しい景観。

右側のバスルームとシャワー室、トイレ、左側のキッチンとは直結し、コンパクトに収まり利用できる。

2階から見たスタジオ。

2階のくつろぎスペース。円山川を間近に見下ろし、川からの風が気持ちいい。時には、1階スタジオと2階と連携させた企画もありました。

「豊岡演劇祭2023」でも、このスペースを利用したイベントが行われます。
地域コミュニティ、学生たちの交流、学びの場、もちろん但馬コネクションの会場として、大いに利用が広がって来ました。
江原_101イベントにもどうぞ、気軽に立ち寄ってみてください。

「俳句、その速度と量」岩田奎氏(俳人)但馬コネクション(#67)

9月の但馬コネクションは、ゲストとして岩田奎君にお願いをしました。

「君」と呼ばせてもらうのは、2021年岩田君が大学4年生の時に、半年ほど豊岡に移住。活動中に芸術文化観光専門職大学(CAT)の学生と知り合い意気投合。5人の仲間で住む家を探している時に私と出会う。そんな経緯から、あれよあれよと会場となっているシェアハウス「江原_101」ができるきっかけとなった。言わば、岩田君の「家」でもある。

セッションは俳句愛好家も集まり会場は満席。前半は岩田君にとっての「俳句とは」の話。

スピーチの出だしに「俳句に心なんかいりません」との衝撃的な話に会場から「うぇ〜?」との驚きともため息ともつかぬ声が漏れる。私たちが通常思い描いている俳句の概念が覆される。

スマホで句を作る参加者(みんな真剣)

タイトルの「俳句、その速度と量」の解説のあった後、参加者も即興で俳句を作る。岩田君が設定したGoogleフォームをダウンロードし、そこに閃いた句を機関銃のように書き入れる。お題は「渡り鳥」。わずか15分ぐらいの間にみなさんから200以上の句が集まる。

その句(誰の句かは判らない)の中から岩田君が「面白い」と思った句を選別しながら、俳句への興味を引き出していく。みなさんの俳句の既成の概念、印象が変わった瞬間でもありました。

シェアハウス「江原_101」でのイベントのお知らせする住民学生

第二部のティーパーティに移る前に、豊岡演劇祭関連の公演、イベントの広報宣伝。このシェアハウス「江原_101」でも演劇祭期間中に、ミーティングスポットとして、たくさんのワークショップやトークイベントが予定されている。

オリヅルラン〜吊り鉢が似合う

オリヅルラン(ユリ科)
雰囲気のある名に、吊り鉢が似合う。葉の集まりから四方にランナー(走出枝)がのび、その先に咲く子株は、折り鶴のよう。子株を地面に降ろせば、容易に根づき、ふえる。栽培はやさしく、室内で育てられる。花はランナーの先に咲く。ランと名がつくがユリ科で、南アフリカ原産。明治に渡来。
『花おりおり その二』 (湯浅浩史・著)

観葉植物ではよく見かけるオリヅルラン。

『花おりおり』の解説にある通り、吊り鉢がよく似合う。
シュシュっと伸びる葉がフワッと垂れ下がるように成長し、クルクルと鉢を巻いていく。逆に、吊るさないとどうなるのか?と思う。原産が南アフリア、渡来したのが明治、というのは意外だが、また違うイメージが湧いてくる。

嫌味がなく、爽やかな印象が好きだ。
昨年の12月から育てているが、「折り鶴」の名の由来の子株がまだ出てこない。これからなのだろうか?

Keith Jarrett “Answer Me”

Keith Jarrett “Answer Me”(音声)

Keith Jarrett : p
Answer Me (4:30)
Recorded on Mar.7,2016 at Budapest,Hungary

私のブログでは、アルバムタイトル、ミュージシャン、曲名、録音日の順でフォームを決めて紹介していますが、こんなにシンプルなのは初めて。

2020年5月8日、キース・ジャレットが自分の75歳の誕生日に未発表トラック「アンサー・ミー」この1曲だけをリリース。キース自身への贈り物としたのかな。
(迂闊にもこの曲知らずにスルーしていた。)

2016年7月3日、ハンガリー、ブダペストのベラ・バルトーク国立コンサート・ホールでライヴ録音。逆算するとキース71歳の時の演奏ですね。
(この年3月に私は台湾で九死に一生の大事故に遭遇。あの頃か、と思うとこの曲がさらに染みてくる)

この曲の正式名は” Answer Me,My Love”(私の愛に応えて)。
なんか最近、バラードばかり聴いているような気がしている。

『ディア・ディア』〜劇団遊学生が今年もやってきた!

劇団遊学生 2023年度公演
『ディア・ディア』
開 演 : 2023年9月10日[11:00 / 18:00]
          9月11日[19:30]
場 所 : 立光寺 (豊岡市日高町江原)

今年もやって来た劇団遊学生。
東大と慶應の「すずかんゼミ」の現役学生たちが集まり、演劇公演を行なっている。
昨年9月にも、出石の柳行李職人の話をモチーフに芥川龍之介「地獄編」を改作した遊学生版『地獄編』を上演し、大好評を得ました。

『地獄変』〜劇団「遊学生」江原(立光寺)公演
『地獄変』(立光寺公演)3日間満席で盛況裏に終了

演劇表現の情熱は先輩から後輩に受け継がれ、今年もオリジナル作品『ディア・ディア』を上演する。
「不思議な魔法を使って、宛先のない手紙を配達する郵便屋さんの物語」
さてさて、どんな物語が演じられるのでしょう。

3公演とも、まだ若干席があります。

日蓮宗「立光寺」さんの立派な本堂での上演。
寺院の空間で繰り広げられるお芝居の味わいはまた格別です。
興味のある方、ご都合の良い方、立光寺さんに出かけてみてください。

※「すずかんゼミ」= 鈴木寛教授が指導する東大、慶大のゼミ
鈴木寛
日本の教育者、社会学者、元政治家。本名は「すずき ひろし」。 現職は、東京大学公共政  策大学院教授、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科教授。
(Wikipediaより)

朝7時〜シラサギの出勤?

朝7時。
裏山の向こうから朝日が差し込み始める。
麓を流れる円山川の上流方面から下流に向かって編隊を組んで飛んでいくのはシラサギ。

←左が下流   右が上流→

毎朝、ほぼ同じ時間に通過する。
出勤時間。
行き先はどこだろう?

ちなみに、午後5時ごろには、下流から上流に向かって編隊が行く。
帰宅の時間。
お疲れ様です。

『茶碗』〜茶を飲む器の変遷と多様性

野村美術館開館40周年記念シンポジウム(会場:京都国際交流会館)に参加。
テーマは『「茶碗」〜茶を飲む器の変遷と多様性〜』。

開館40周年と書籍『茶の湯の茶碗』(全5巻)の完結を記念して開催される。登壇者は、各巻の責任編集者。コーディネーターは、野村美術館の谷晃 館長。ただ、第五巻の「楽茶碗」の楽 直入氏は創作活動のため欠席。

まず最初に、谷館長からこのシンポジウムに至るまでの経緯と、登壇者は「まさにこれからの茶碗研究の第一線で活躍することが期待され、今後を担う若手研究者であると紹介される。

第一巻から「唐物(曜変を含む様々な唐物天目)」。「高麗(雲鶴、三島、粉引、井戸、高麗、伊羅保など紹介」。「和物I(桃山期を代表する瀬戸、美濃、唐津などの国焼茶碗を紹介)」。「和物II(仁清、乾山などの京焼、諸国茶陶窯を紹介)」。「楽茶碗(楽家の歴代、田中宗慶、大樋焼などを紹介)」。全部で五巻。各館6930円(税込)。

私的な話題ですが、第一巻「唐物茶碗」の責任編集者の徳留大輔氏(出光美術館学芸課長)と久しぶりの再会。(実は登壇者であるのを知らずびっくり)

2011年に、谷 晃館長の「お茶のルーツを訪ねる雲南省の旅」でご一緒しました。昆明(コンメイ)→西双版納(シーサンパンナ)→大理(ターリ)の茶馬古道を訪ねる。ツインの同部屋だったので、よく話、よく飲み、いろいろと美術品(当時は山口県立萩美術館の学芸員)のことを教えていただいた。

当時のブログ記事(2011年)
昆明
西双版納
大理

懐かしい。
今度、出光美術館にぜひ寄ってみよう。

小さな世界都市 豊岡の挑戦〜地域活性学会

地域活性学会の研究大会(豊岡市)市民公開講座プログラムに参加。

(調べてみると)
地域活性学会とは、2008年に全国大学地域再生ネットワークが主催となり、内閣府が後援して「地域再生フォーラム」を開催するところから始まる。大学研究者、国・地方自治体の職員、NPO、産業界などのメンバーで構成。社会、政策課題である地位活性化をアカデミズムの立場で支援するのが目的で創設される。

豊岡市民の参加は意外と少なく、全国からお見えになった大学関係者、行政職員の方が多数。

記念講演は、平田オリザさんが登壇。「小さな世界都市 豊岡の可能性〜芸術文化と観光の観点から〜」と題して講演。ご自身のこれまでの作品を紹介し、どうして豊岡が演劇に関わるようになったかの経緯を説明される。(ここは、何度聴いても面白い)

但馬には自然(海山川)、温泉、食、地場産業などコンテンツは揃っている。あとは、インバウンドなどにいかに認知され、回遊してもらい長期滞在を実現するのか。ナイトアミューズメントとして演劇や文化が寄与する。世界的演劇祭のアヴィニョン、映画祭のカンヌとほぼ同じ人口規模の豊岡市は、大きな可能性を秘めている。

パネルディスカッションのテーマは「ローカルとグローバル、環境と経済、演劇と日常」。
登壇者は、卯野裕也君(かばん産業)、西村総一郎君(城崎温泉)、渡辺瑞帆さん(演劇、建築家)、宮垣健生君(金融機関)など、地元の経済、文化活動の先頭を走る30〜40代の若手。

印象に残ったのは、100年のスパンで自身の企業や地域を考え、世界の潮流を鋭く捉え、その変化に対応するには、どうしたら良いのか、という思考性。とても頼もしく、期待し、応援していきたいと思いながら拍手をおくりました。

1日遅れのスーパー

うっすらと満月見える瞬間ありました

8月31日はスーパームーン。
一緒に見ようと友人からご招待いただいていた。
31日は天気予報は曇りなので、事前に1日延期して9月1日に。
が、残念ながらこの日も薄曇り。
「昨日よりマシだよね」と言いながらしばらく夜空を見上げる。
今夜も、無〜雲ではなくて無〜運。
無〜ン (T_T)

ムーンは残念でしたが、スーパー・ディナーが待っていた。
本格的な中華料理。これまでにもいただいたことがありますが、
今回も「美味しい」を通り越して、スーパー・ハピネスとなりました。