ヤマザクラも早い!

ヤマザクラ(バラ科)
明治の中頃にソメイヨシノが台頭し、主役を退くまで、サクラと言えばまず本種をさした。花と葉の展開は同調し、淡い花の中に、まだ赤みの強い、伸びきっていない葉が混ざる。この趣に情緒を感じる人も少なくない。東北南部以南に自生。萼(ガク)は無毛で、萼片は鋸歯(きょし)を欠く。材は浮世絵の版木にも。
『花おりおり その二』  湯浅浩史・著

今年のサクラ開花は異常なぐらい早い。
ソメイヨシノが咲いてから咲き始めるヤマザクラ。

私はこの清楚で可憐なヤマザクラが好きです。
開花と新芽が同時に始まり、より自然な佇まいがいい。

12年前のこのヤマザクラ。
陽当たりが変わると勢いを得て、大木となったヤマザクラ。

眺めていると、但馬空港へ向かう飛行機が。
快晴の夕暮れは気持ちいい。

選「ハンガー」〜 NHK BSプレミアム『美の壺』に登場

3月30日 19:30〜20:00
NHK BSプレミアム 『美の壷』 選「ハンガー」

NAKATA HANGER が登場します。

会社(中田工芸株式会社)での木製ハンガーの製作風景やいろんな種類のハンガーを紹介します。

また、日本一のハンガーコレクターである天野豊久氏がヨーロッパのアンティークハンガーを紹介。天野氏とは、10年以上前から「ハンガー」という共通の興味を通じて交流があります。

2008年には弊社の青山ショールームにて「カンブリアン・ハンガー展」として天野氏のハンガーコレクションを展示し、天野氏による講演も行ったことがあります。

「なぜ、カンブリアン?」と言うのは、約5億年前の地球上に、三葉虫のような奇異な節足動物が誕生し、進化の過程で消えてしまったものが多い。100〜200年前のハンガーも、現代から見ると奇異な形状や機能を持つものがあり、現在使用されていない「幻のハンガー」が多いのです。

桜〜ぐんぐん大きくなあれ

自宅裏のサクラが咲いた。
堤防と山をバックに綺麗に咲いた。

自宅キッチンの窓の前にあったサクラを昨年の12月にこの場所に移動。
初めて迎えた春。

この場所でグングンと大きく成長してほしい。
自宅の窓から、堤防から、春を満喫できる日もそう遠くないかな。

 

「庭のホテル東京」〜海外の人に日本の文化を

「庭のホテル東京」というネーミングにまず興味を持つ。水道橋と言えば、都心中の都心ど真ん中。そこに「庭」を前面に謳うホテルって、どんなホテルなんだろう。経営者である木下 彩 社長にお話をお聞きしました。

元々は、戦前から東京千代田区のこの地に旅館業を営み、「東京グリーンホテル水道橋」に発展し、その後、2009年に建て替えて「庭のホテル東京」として営業。

経営者として大切なのは「志」である。
2020年東京オリンピック後の経営が重要であり、備えなければならない。
海外の人に日本の文化を紹介したい。
社員が自分の仕事に誇りを持てることが大切。
模範となる先輩が、新人を育てる。

さりげなく自然体で語られる木下社長。が、一言一言がとても重い。普段から深く考え、社員を信頼して経営に当たっていらっしゃる。「経営センスが抜群」との印象を持ちました。

弊社の青山ショールームから半蔵門線ですぐ。近いうちに訪ね、レストランで食事を味わってみよう。

人間ドック〜がん研有明病院にて

今日は、人間ドックのため東京・有明の「がん研有明病院」に来ました。友人の奨めでこの病院で人間ドックを受けるのはすでに6〜7年目になる。

素晴らしい環境と設備、親切な対応は、まさに「これぞホスピタリティ!」と言って良い。

ひと通りの検査と問診を終え、簡単な結果の説明を聞く。正式な診断結果は、2〜3週間後に郵送されてくる。

2年前の台湾での事故後、2回目の人間ドックにななるが、概ね良好な体調の回復と言って良い。むしろ、体調に関心を持ち、それといつも向き合うことでより充実した日々を過ごしているのかも知れない。

劇団移転と江原駅周辺

広報「とよおか」4月号を1ページめくると、一面にある風景写真が掲載されている。よーく見ると、特集「豊岡市施政方針と予算(案)」の下側に写真のキャプションがある。

『円山川と劇団移転で活性化が期待される江原駅周辺』

広報「とよおか」4月号表紙より

拡大すると中央右寄りの堤防上の建物が劇場として利用予定の建物。築100年近い現・豊岡市商工会館。かつての日高町役場だった由緒ある建物。

演出家・劇作家である平田オリザさん主宰の劇団「青年団」が東京から移転予定。平田オリザさん自身もこの江原地区に引っ越して来られる予定。

ちなみに左端に見える建物が中田工芸(株)の本社ビル。江原駅前を通り徒歩で~4分の至近距離。

演劇とハンガー?あまり関係なさそうだが、共に江原駅周辺を盛り上げていけたらと想いがふくらむ。

桜蕾ふくらむ夕暮れが美しい

このウォーキング・コースを気に入っている理由のひとつは、この夕陽。あと5分でゴールに到達する地点で見るのは夕陽。

季節を選ばずこのラストスパーとの夕暮れは美しい。この景色を楽しむために歩いていると言っても過言ではないぐらい。

右の丸い稜線は大岡山。その左に奥神鍋から蘇武岳に続く稜線が美しい。

夕陽をバックに桜の蕾が膨らむ。

ユキヤナギ〜10年でこんなに大きくなったぞ

満開のユキヤナギ。

ユキヤナギ (バラ科)
美しい名の花。しなやかに弓なりに枝垂れる枝に、雪を積もらせたような白い花。出始めた緑の葉が少し交じる。貝原益軒は『花譜』で「愛賞すべし」とたたえる。関東以西の川岸の岩場に生え、岩柳や小米花(ここめばな)の名も。花びらが散ると小さい米粒のよう。庭や公園の植栽や生け花でも重宝される。
『花おりおり』 湯川浩史・著

10年前にここに移植した時のことをこのブログ” KOH’s VIEW”「ユキヤナギ 新しい場所に移動して」に書いている。10年前と見比べることができるのも、ブログを継続してきて良かったことだと実感します。

それにしても大きくなったなあ。

スピーチ「70年間の軌跡」

マーケティング・コンサルタントをやってる知人の依頼で講演をすることになりました。某企業グループの将来を嘱望されている若手マネジャーを中心とした勉強会でした。

弊社の「創業70周年記念誌」をベースにする。木製ハンガーの業界の推移、創業の経緯、高度成長時代からバブル崩壊、そして激変するアパレル、百貨店など小売業界の変遷を辿った。

経営者として大切にしてきたこと、会社の方針が定まらない時の苦しさ、B to BとB to Cのビジネスの違い、ブランディング、ECビジネスの展開など。

サブタイトルに「仕事に役立つヒントがきっと見つかる」とありましたが、どうだったんでしょう。

熱心で気持ちの良いマネジャー候補の方達と接し、こちらが返っていろんな刺激を受けました。

朝靄(あさもや)

これも春が来たんだと気づかせてくれる。

朝靄。

何も可憐な花ばかりが春の到来を教えてくれるばかりではない。

円山川に沿って

ひくくひくくたなびく あさもや