韓国・釜山の空の玄関口、金海(きめ)国際空港へ到着。
関空から1時間30分。
昨年のソウルに続き、今年は慶州と釜山を訪ねる旅。
昨年のソウルは、建築家・安藤忠雄設計の建築を見て回るのが目的の一つ。
4年ぶりの海外〜韓国ソウルへ(LG ARTS CENTER)(2023/06/11)
Museum SAN〜”Youth”「 青春」安藤忠雄展(2023/06/15)
今年は、韓国南東部にある慶州を訪ねる。
慶州は、紀元前57年から紀元後935年まで続いた新羅王朝の都。
百済・高句麗・新羅の三国時代を経て、新羅が朝鮮半島を統一。
日本へ渡来してきた古墳、仏教などのルートでもある。
仏国寺。新羅の仏教文化の中心。
文禄・慶長の役で建物や宝物のほとんが焼失したが復旧され、現在はユネスコ世界文化遺産に登録されている。
上段の「紫霞門」につながる青雲橋と白雲橋。
削り落ちたり、黒褐色になっていたり。
豊臣秀吉の命令で朝鮮に出兵した「文禄・慶長の役」の折に、加藤清正が攻め入り、建物、宝物のほとんどが焼失してしまった。基礎石の上部は復元されたもので、この部分は当時のまま残る。
秀吉の朝鮮侵略は、「明」征服を目指してのものとは言え、朝鮮半島に大きな爪痕を残している。なんとも言えない気持ちになる。