待望の雲

おおぅ、雲だ!

新鮮(久しぶりに出会う黒い雲)、
有難い(みんな干上がってる)。

このアングルから見える夕焼け、ひこうき雲、新緑の山々など数々アップ。
一面の雲の写真はこれが初めて。
それだけ、待望していたということか。

ひこうき雲〜♫ゆらゆらかげろうか

台風が去ったからでもないだろうし、
火星が接近しているからでもないだろうし。

夕焼け空が「ひこうき雲」で賑やかだ。

豊岡市上空は、関空着陸前の国際便飛行ルートなんですよね。

ちょっと秋っぽい雲に見えるのは、
猛暑の終わりを期待する願望からか。

大岡山に日が落ちる。

夕暮れに救われる〜豊岡は38.9℃

豊岡の最高気温38.9℃、本日の全国一。
日中は、肌を刺すような熱射。

夕暮れどきを待ってウォーキングに出かける。
川風に吹かれて少し涼しさを取り戻している。

大岡山に陽が落ちる。
透き通るような山々の稜線が美しい。
猛暑続きのせいか、夕暮れの空気感が違う。

酷暑の中の幸せな一瞬です。

ムラサキツメクサ〜猛暑にも負けず

ムラサキツメクサ(マメ科)
明治初期に牧草として北海道に導入され、日本全土で野生化している多年草。赤紫色の花を咲かせるのでアカツメクサと呼ぶが、ムラサキツメクサが正式名称の和名として使われている。花の咲く時期には立ち上がりよく枝分かれする。葉腋に長さ1.5cmほどの花が球状に集まって咲く。草丈は20〜60cmで、茎には白い毛がある。小葉は長だ円形で先がとがり、V字形の薄い斑紋が入ることが多い。日当たりの良い道端や荒れ地、田畑の周りなどに生える。
『色でみわけ五感で楽しむ野草図鑑』 高橋修・著

いつものウォーキングコースは四季折々の風景が楽しみの一つ。早春には可憐な花があちこちで咲き乱れる。しかし、この猛暑の中では花も一段落。

そんな風景の中で、ただこのムラサキツメクサが足元を楽しませてくれる。目立つには咲く時期も大切かも、と人間の勝手なエゴを胸に押し込みながら歩く。

大雨後の河川ゴミ

先週の大雨は、西日本各地で死者200名を超える甚大な被害がでた。梅雨の大雨で今回のように増水した記憶は確かにない。「100年に一度」「50年であるかないか」などと表現するが、ここ数年で何度も発生しているので、災害への認識を変えることの方が大切のようだ。

いつものウォーキングコースは、平常の水位に戻っているが、増水で流れてきたゴミが木にひっかかる。いつも畑で作業している人の姿が見えない。

クチナシ〜梅雨に咲く

クチナシ(アカネ科)
濃厚な香りが梅雨に漂う。だが、古代の人々の関心は香りではなかった。司馬遷は『史記』の「貨殖列伝」で、千石の実は千戸の領主に等適する、と述べる。薬や黄色い染料に使われた。漢名の梔子は果実を酒器の梔に見立てた名。和名は果実にある突起を嘴と見たクチハシからの転訛か。一重は六弁が多い。
『花おりおり』 湯浅浩司・著

ウォーキングコースで気になっていた白い花。

ナツツバキ(沙羅)でもないし、でも何かツバキ科の花だろう、と家に帰り植物図鑑と睨めっこしても、どうも決め手がない。

妻は詳しいので、ウォーキングに誘って「これ何?」と訊ねると、すぐさま「クチナシよ」と。

一重と八重があるようだが、これは「オオヤエクチナシ」だろうか。

雲いろいろ

ウォーキングの楽しみの一つは雲。歩き始めに見た雲が風に流され変化していく。太陽が隠れたり、現れたり。

低くたなびく雲。
高く細かく広がる雲。
黒く重く漂う雲。

季節の移り変わりをいちばん感じるのは、雲かも知れない。

天然シザーハンズではないけれど〜ウォーキングの楽しみ

東京出張、松江行き、山陰海岸ジオパーク巡り、そして午後の雨模様などの理由で久しぶりのウォーキングコース。

この間に、すっかり緑が深くなる。
木々には蔦が絡まり、梅雨の高湿度が緑をより濃くしている。

狐のシッポのような。
大蛇がトグロを巻いているような。
うしろ脚で立って、何頭かの獣が戦っているような。

いろんな想像を逞しく歩く。
ウォーキングには自分だけの楽しみが大切。(^_^)v

キショウブ〜原産地はヨーロッパの湿地

キショウブ(アヤメ科)
アヤメやハナショウブに似るが黄花が鮮烈。日本各地の水湿地に生えるが、元はヨーロッパに自生。明治に渡来し、日本の同類に欠く花色で受け入れられた。その黄色を導入しようとハナショウブを母親にした交配はことごとく失敗。その逆の交配で、やっと大杉隆一氏が「愛知の輝」を作出した。
『花おりおり その二』湯浅浩史・著

植村直己記念スポーツ公園

もう一つのウォーキングコース、植村直己記念スポーツ公園のジョギングコースの脇にある池。植村直己冒険館のちょうど裏側辺りにある。

季節の移り変わりがはっきりと感じられるところがとても気持ち良い。