水ぬるむ、とまではいかないけれど

自宅からいつも円山川は眺めているが、辺りまで来て眺めるとまた違う。
滔々と流れる円山川にはいつも心惹かれる。
今日は冬の終わりを告げる流れを感じる。

感じるのは私だけではなさそうだ。
もう誰かカヌーで川を下っている。

紅色屋根の江原河畔劇場。その真上の向こうに見える山の上が但馬空港

昨秋のススキが茶色く覆っている。
一気に緑の景色に変わっていく時がすぐそこまで。

夕暮れに春を感じる

午後6時の夕暮れ。
日がだんだんと長くなる。

ケヤキの新芽を待つ枝。
向こうにはお月さま。

お隣の屋根の上ではセグロセキレイが綺麗な声で囀る。

春近し。

裏千家淡交会総会〜京都にて

第134回(一社)茶道裏千家淡交会の総会に出席。会場はウェスティン都ホテルにて。
今回はJR山陰線を利用して、二条駅下車して地下鉄で蹴上で降車。

春の到来を思わせる快晴。
蹴上インクラインの桜並木の蕾が膨らみつつある。

話は飛ぶが帰りの電車に乗るために京都駅にタクシーで戻る。
大勢の外国からの観光客が京都タワーをバックに記念撮影をしている。

呈茶席でお茶を頂いた後、大宴会場「瑞穂の間」で総会が開催される。
冒頭、千玄室大宗匠様のご挨拶から始まる。日本各地で自然災害が発生していることを念頭に日々を大切に、とのお話。続いて千宗室家元のご挨拶。70の齢(数え)になり思うところを述べられる。

令和6年度の事業・会計報告、令和7年度の事業計画予算案が承認されスムーズに終了。

総会後に理事会が開かれ淡交会理事長の交代が決議される。
千容子(まさこ)様から千宗史(千敬史(たかふみ))若宗匠に交代。

総会後の懇親会。300名を超える出席者が総会後の懇親会に参加。

同テーブルには、丹後・丹波の支部長さんやお隣の岡山県の各エリアの支部長さん。
倉敷の方とは美観地区老舗酒蔵のお話、津山の方とはB’zの稲葉浩志、里庄町の方とは藤井風の話題など、ちょっと茶道とは関係ない話で盛り上がってしまう。

こうして日本各地の方とお会いできるのも総会に出席した「ご褒美」かなと思いました。

「NPO碧雲カフェ」〜 茶の湯の不思議な”チカラ”を求めて

【NPO碧雲カフェとは】
東海理事長を務める谷 昇(野村美術館館長)の呼びかけで、茶人や陶芸家、研究者などの有志により立ち上げた、社会奉仕活動の会。茶の湯を通して人と寄り添い、対話することで、茶の湯の持つ”チカラ”を感じてほしいと年間を通して茶に関わる催しを行います。
(「NPO碧雲カフェ」会員募集チラシ より)

「NPO碧雲カフェ」からチラシのご案内をいただき、京都でのセミナー「秀吉と利休」、に参加しました。

今回のセミナーの講師でもある谷昇理事長から、「碧雲カフェ」の趣旨・目的の説明があり、とても感銘を受けました。
・過疎地の高齢化、孤立化に対して「人が集まる茶会」を開く。
・被災地に赴き「抹茶とお菓子」で心の安らぎを提供する。
・(都市部など)孤立している人へ茶を通じて社会と交わる機会をつくる。

まさに、「活動する」ことで「茶の湯のチカラ」を求め、示すとの決意。
現代社会の中における「茶の湯」の存在意義を模索するものだと理解し、即入会手続きをさせていただく。

主宰者の谷先生は野村美術館の館長。10数年前から親しくしていただいています。
(妻が野村美術館の谷先生の講座で学んでいる)
但馬コネクションにもこれまでに2回ゲストとしてお迎えし、多数の参加者と共に貴重なセッションとなりました。

但馬コネクション・セッション記録
「茶の湯の心」(2013/06/21)
「和食の成り立ちと特徴」(2017/04/21)

こう申し上げるのも失礼ですが、80歳を超えてNPO法人を立ち上げ、「茶の湯」のチカラを模索しながら、社会に貢献されようとする挑戦には、本当に頭が下がります。

ぜひ皆さんも参加しませんか。

会員申込み方法
宛先: hekiuncafe@gmail.com
件名: 「碧雲カフェ入会希望」
記入: 名前、電話番号、メールアドレス、振込予定日
【年会費】3,000円
【振込先】ゆうちょ銀行
     店名:四四八(ヨンヨンハチ)
     普通:5456730 
     口座名:NPO碧雲カフェ

「秀吉と利休」〜NPO碧雲カフェ講演会

NPO碧雲カフェ主催の碧雲セミナーに参加。
会場は京都経済センター(京都商工会議所7階)。
講師 : 谷昇(NPO碧雲カフェ理事長)
演題 : 「秀吉と利休」

豊臣秀吉も千利休も、どちらもこれまでにある程度知っているので、今回のセミナーで書き留めた私なりのポイントを記入しておきます。

・秀吉は、瞬間湯沸かし(短期な性格)とよく言われるが、実は用意周到。
 – 小田原攻め(道路を封鎖し、海上を封鎖し、持久戦に持ち込む)
 – 朝鮮征伐に際し、名護屋城(朝鮮出兵の基地を造る)
  倭城(ウェソン=日本式の城砦群)を朝鮮半島南部の各地に築く
・茶の湯の確立は1520年代、(茶室、茶道具、点前の三要素)
・「山上宗二記」(1588年)茶道具の秘伝。「侘び茶」を論じる上で重要資料。
・三大茶会記
  –「天王寺屋会記」〜堺の豪商 津田宗達、宗久、宗凡。桃山期の歴史的事実
  –「松屋会記」〜奈良の豪商 松屋源三郎久政。茶道全盛期、北野大茶湯の記述
  –「今井宗久茶湯日記抜書」or 「宗湛日記」

「利休の評価」の見直しが進んでいる箇所も興味深い。
(以下、レジメ資料)

・珠光→紹鷗→利休 の道統の再検討
・堺茶人グループ内における位置・評価
・堺派と京都派のヘゲモニー争い
・権力者、とりわけ秀吉への接近の意味と効果
・侘数寄成立に果たした役割
・目指した茶、守った茶
・後継はなぜ道安んでなく少庵であったのか
 (堺千家と京千家)

あまりにも有名な二人だが、考えてみると実際どのような関係だったのだろうか。お互いのメリットとは?役割はなんだったのか?など歴史から考えてみるのも興味深い。

暖かい日が4日続く

17:30。
陽が長くなったなあ、と感じる。
25日(火)からこの4日間は暖かい日が続く。

同じ時間に東を向く。
先週の大雪で屋根に積もった雪も、南面の屋根の雪は融けている。

明日から3月。
春近し。

友人夫妻の作品展〜但馬ドームギャラリー

神鍋高原は雪。
今冬は2回の「大雪」(昔と比べると普通の降雪ですが)でスキー場も大勢のスキー客で賑わっています。今日はスキーではなくて雪の中の「但馬ドーム」へ。

各種イベントや(今回初めて知りましたが)「センター棟ギャラリー」など文化活動もできる拠点にもなっている。センター棟中央には囲炉裏がある。

ギャラリーで開催されている友人の作品展「吉谷夫妻(絵画)および岡田國次(建物模型)」の鑑賞に来る。友人吉谷くんは、幼稚園・小学校・中学校・高校とずっと一緒の幼なじみ。彼は武蔵野美術大学に行き美術の世界へ。小学生の頃から、授業中に教科書で隠しながらノートに漫画ばかり描いていたの覚えている。高校時代は文化祭や運動会で大看板を描いたり、舞台の大道具を作ったり。

武蔵美で出会って結婚した祐子さんも絵画を学んでいる。佑子さんは12年前にくも膜下出血で突然亡くなり、その遺作の展示会でもありました。そんな二人の個展。

彼女の描いたものをこのように展示されて観るのは初めて。
森に棚田は、おそらく吉谷家の周囲の山野を描いたものだろう。
ロマンチストの祐子さんだったので、物語や伝承を彼女なりにイメージして描いたものかな。

長い付き合いの友人夫妻の絵画をこうして鑑賞するのも感慨深い。

重い雪

もうそんなに降らないと思っていたのにまたまた雪だ。
今回の雪は水分をたっぷりと含んだ重い雪。
そんなに大気は冷たくないのか?

そんなに怖いほどの積雪でもないけど、木々の枝に積もった雪で枝がうねる様に垂れ下がる。
気温がそんなに低くない時に、水分を含んだ重い雪になる。
春は近いのかもしれない。

シェアハウス「江原101」卒業生の送別ディナー

いよいよ卒業が近づいて来ました。
2021年4月に開校した「兵庫県立芸術文化観光専門職大学」(CAT)の1期生が卒業を迎える。1年間の寮生活を終え、2022年夏からシェアハウス「江原101」で生活する4年生7人は、それぞれの次の道へ進んでいく。

卒業のお祝いと将来のチャレンジにエールを送るディナーに招待する。
先日は友人宅で美味しい本場仕込みの中国料理をいただいたが、
今夜はイタリアン。

劇団に入り演劇の道に進む、コンテンポラリーダンスを学び海外も視野に入れる、芸大大学院に進学する、空への夢を描きその第一歩を踏み出す、ワインの会社に進む、地元に残り文化活動を通じて地域づくりに貢献する志を持つ、など前途洋々な若者たち。

江原101の3年間は、地域の人とも交流し愛された学生たち。
いつでも気軽に立ち寄れるシェアハウス。
その道のエキスパート、パーフォーマーとして凱旋公演を(密かに)期待したり。

この1期生たちとの出会いからシェアハウス「江原101」が誕生。
優秀な学生が集まり、大学の中でも注目されている(と聞いた)「江原101」。
この伝統を後輩学生たちが受け継いでいってもらいたいと願っています。

改めて、101の卒業生に感謝とエールを送ります。