
ツクシ(トクサ科)
スギナの胞子をつけた茎。いわば花とその枝にあたる。「ツクシ誰の子スギナの子」と囃されるが、実態は逆。ツクシがスギナの生殖器官で親といえよう。スギナは古生代のシダ植物、藘木に関連が深い。生きた化石である。『源氏物語』に「つくづくし」の名が載る。突き伸びる意の「突く突くし」が語源か。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

昨年も生えていたのかも知れないけど、気が付かなかった広場のツクシ。

この3年間は、草刈りをマメに行い、地面を這う植物に植生を変えようとしてきた。
今年はその成果を見たいと思っていた矢先に、このツクシを発見。