

今年も「永楽館歌舞伎」がやって来た。片岡愛之助、中村壱太郎の共演で始まった永楽館歌舞伎も15回目を迎える。
現在超・話題の映画「国宝」の上映もあって歌舞伎人気が高まる。その舞台ともなった永楽館の見学者も普段の10倍以上になるという。今年の6日間の永楽館歌舞伎もチケットは完売。開場を待つ列も半端ない。
入口では、愛之助さんの妻・藤原紀香さんがお客様を出迎える。これまでもハンガーのご縁(愛之助さん、紀香さんにご愛用いただく)で私を覚えていただいていて、ご挨拶の言葉を交わす。


今年の演目は、
一、 寿曽我対面(曽我兄弟の仇討ち事件を題材とする)
二、 口 上 (永楽館歌舞伎の名物(笑点?))
三、 神の鳥 (コウノトリを扱う地元ゆかりの作品。作・演出:水口一夫)
本番の写真は撮影できないが、今年の舞台も、大いに見せて(魅せて)くれました。

残念なのは、15回を迎える直前の9月7日に、永楽館歌舞伎の生みの親である水口一夫さんが永眠されました。享年83歳。
水口さんには、2015年7月の但馬コネクションの講師としてお迎えして、歌舞伎の話、役者さんの裏話など、歌舞伎界の興味深いお話をお聴きしました。(その日は、台風襲来でJRは運転中止。急遽、大阪梅田駅まで車で迎えに行く。水口さんは、講演で「拉致されまして」と冗談交えてお話をされました)
生涯をかけて各地の「子ども歌舞伎」を指導されていた水口さん。華やかなスポットが当たる歌舞伎の世界で、地道な活動をされている水口さんには大いに感服いたしました。
ご冥福をお祈りします。
