佐渡裕《戦争レクイエム》〜兵庫芸術文化センター

兵庫芸術文化センター管弦楽団第161回低演奏会。

ブリテン作曲 『戦争レクイエム op.66』

コンサート・プログラム冒頭の片桐卓也氏(音楽ライター)の解説を紹介します。「戦争レクイエム」を鑑賞するにあたって私の興味が簡潔に記してありました。

・カトリック教会で使われるラテン語の典礼文と第一次世界大戦で戦死したイギリスの若き詩人ウィルフレッド・オーウェンが書いた英語の詩が対比されるされなが使われる。
・「戦争レクイエム」のスコア(1962年)の表紙には「All a poet can do today is warn」と言う言葉が掲げれれている。
・ブリテンは20世紀最大の詩人ウィスタン・ヒュー・オーデンとも親交がある。大江健三郎の初期作品「見る前に跳べ」はオーデンの詩から採っている。その詩集には「危険への感覚は常に磨かなければならない」との一節もある。

「戦争レクイエム」は、その「タイトル」「ラテン語と英語による合唱と独唱」「6楽章90分の大作」と言うことから身構えての鑑賞でした。


副題「終戦80年。反戦と平和への思いを込めて」。
佐渡裕さんが開演15分前にステージに登場。今回のブリテン「戦争レクイエム」を演奏する意義を語る。阪神淡路大震災から30年、芸文センターの開館20年と合わせて、節目の年に戦争の終結と平和を祈る想いを込めて、と。

約100名のオーケストラと室内楽団、約160名の合唱団、3名の歌唱ソリストがステージに。
さらには、約60名の少年少女合唱団が客席側で加わる。
大迫力の演奏。終演後のステージに拍手が鳴り止まない。

コンサート終了後、サイン会があるので行列に並ぶ。瞬間ではあるけど佐渡さんにご挨拶。我が家でBBQしたり、翌日は神鍋高原でゴルフをしたりしたのが11年前。どうぞ、また但馬へお越しくださいとお伝えしながら、サインをいただく。

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