Wynton Kelly “WYNTON KELLY !”

Wynton Kelly “WYNTON KELLY !”(音声)

Wynton Kelly : p
Paul Chambers : b (3-5,7,8)
Sam Jones :b (1,2,6)
Jimmy Cobb :ds

1 Come Rain Or Come Shine
2 Make The Man Love Me
3 Autumn Leaves
4 Surrey With The Fringe On Top
5 Joe’s Avenue
6 Sassy
7 Love I’ve Found You
8 Gone With The Wind

Recorded on July 20,21, 1961

ジャズ・ピアニストのウィントン・ケリーの名盤。39才という若さで夭逝したウィントン。
マイルス・ディビスのバンドにも起用され、「ケリー節」とジャズ通には呼ばれている、独特のグルーブ感が心地よい。

スタンダードを並べたこのアルバム(アルバム名が無い?「!」がつくだけ。邦題は「枯葉」となっている)は、ウィントンのトリオを楽しむのには打って付け。

このアルバムで共演したのは、ポール・チェンバース、サム・ジョーンズ、ジミー・コブ。マイルス・ディビスバンドの同僚たち。

コロコロっとした右手、シャキッとしたリズム
「ケリー節」感じてみてください。

Keith Jarrett “A CELEBRATION”

Keith Jarrett “A CELEBRATION”(音声)

1 One for Majid [Live]
  Keith Jarrett
  feat: Jack DeJohnette / Gary Peacock
2 Part IX [Live]
 Keith Jarrett
3 ’Long as You Know You’re Living Yours
  Keith Jarrett
  feat: Jon Christensen / Palle Danielsson / Jan Garbarek
4 Rio Part XI
  Keith Jarrett
5 Köln, January 24, 1975, Pt. II C [Live]
  Keith Jarrett



全42曲 (3時間44分)

Released May 8 , 2024

なんだなんだ!
こんなアルバムが今年の5月にリリースされていたんだ。

ベストアルバムってのは、いろんなミュージシャンでもいっぱいある。特に、レコード→CD→ネットダウンロードと時代変遷と共に、ベストアルバム全盛とも言える。

でも、キース・ジャレットの” A CELEBRATION”は尋常じゃないですよね。

時代的には1970年代中心に、 ”Facing You”(1971)から”Munich 2016″(2016)まで全42曲。時間は、なんと3時間44分。どんな基準で選曲したのだろう?

ソロ、トリオ(ゲイリー・ピーコック(b)、チャーリー・ヘイデン(b)、ジャック・デ・ジョネット(ds))、カルテッド(ヤン・ガルバレク)など、ECMで大好きなミュージシャンとの演奏。

1曲の演奏時間は3分〜7分程度の短い曲を中心に選び、親しみやすい曲を選んでいるよう。

ほとんどの曲はこれまで聴いてきたものだが、こうして新たな曲順で聴くのも新鮮だ。

さて私の場合、このアルバムはどんなシチュエーションで聴くんだろう?
長距離運転の時? 鉄道での長旅? 自宅で読書中?
ブログ書きながら?

人気のキース・ジャレット。
優しくて落ち着いて聴いていたい人、オススメです。

『ジャズピアノ(上)』 マイク・モラスキー・著

実際にほとんどの受講生はジャズをBGM以外に聴いたことのない初心者である。彼らにジャズの歴史を学んでもらいたいことはもちろんだが、何よりジャズ音楽の幅広さと奥深さを感じとってほしい。ただし、そのためには受講生の「ジャズを聴く耳」が肥えてくるように指導する必要がある。だから毎回の講義では数々の録音を聴かせながら、演奏の中で注目してほしい部分をリアルタイムで指摘し、たまには教室においてあるピアノを弾いて説明を加えることもある。大学の講義とは言え、以外にジャズの生演奏に通じる「ライブ感」が醸し出される側面があるわけだ。
(一部略)
要するに、本書はピアニストに重点をおく異色のジャズ史であり、ジャズの「鑑賞本」でもあるわけだ。
『ジャズピアノ(上)』 マイク・モラスキー・著 (序章より)

確かに、この分厚い(364ページある)本、しかもタイトルは至ってシンプルな『ジャズピアノ』。ジャズでピアノで、と何について書いてあるかは理解するが、一体、どのように書いてあるのか想像できない。(ちなみに下巻は426ページ)

と言うことで、冒頭の「序章」を引用しました。

著者はセントルイス出身のジャズファンであり研究者、自身もピアニストという経歴の持ち主。アメリカ各地のジャズ事情、日本にも30年以上滞在し、1970年代のジャズ喫茶にも魅了され、とあるので徐々に著者の素性を知るに連れ、本書の正体が浮かんできました。

上巻では、ラグタイムやビバップ以前のジャズマンにスポットを当てる。アール・ハインズ、テディ・ウィルソン。デューク・エリントン楽団とカウント・ベイシー楽団の比較など。

本書では、代表的アルバム、曲がたくさん紹介されている。しかも、曲の何秒あたりか(例:0:40-1:20、1:35-1:39 などのように)が示してあるので、YouTubeで同じ演奏を検索してその箇所を聴くことができる。

特にアート・テイタムをあまり聴いたことがなかった私にとってはそのピアノスタイルには驚きそのもの。

以下、ナット・キング・コール、セロニアス・モンク、バド・パウエル、アル・ヘイグ、ドド・マルマロサ、ジョン・ルイス、デイブ・ブルーベックへと続く。

Paul Bley “My Standard”

Paul Bley “My Standard”(音声)

Paul Bley : p
Jasper Lundgaard : b
Billy Hart : ds

1 I’m glad there’s you
2 Santa Claus is coming to town
3 Lover man
4 All the things you are
5 Long ago and far away
6 Black and blue *
7 How long has this been going on
8 A.R.B.
9 Blues waltz
10 I wish I knew
11 If I’m lucky
12 You’d be so nice to come home to
13 I can’t get started
14 The theme
15 Becky
16 Bolivar blues
17 Goodbye

Recorded in 1985

大好きなポール・ブレイ。
このブログで6月にアップした “Diane” Chet Baker & Paul Bley”
にも書いたが、硬派の印象が強いポール・ブレイがリリースしたスタンダード曲。

甘ったるくならずにクールな演奏が良いのです。

豊岡 MUSIC FESTA 2024

大盛況の「豊岡 ミュージック・フェスタ2024」
地元のジャズ・バンド、ゴスペル・グループ、小学校の金管バンド、ダンスチームが次から次へ登場。会場は大いに盛り上がり、ぎっちり詰まった聴衆で飲み物コーナーにも行けない。

半日を歌い、踊り、食べたり飲んだり、音楽を楽しむというコンセプトで開催されたミュージック・フェスはイメージ通りの盛り上がりでした。

五壮小学校金管バンドの元気の良い溌剌演奏、4才から高校生までのダンスカンパニーHIBOC-COのダンス、鳥取から駆けつけてくださった鳥取大学のカルテットThe Bop’s、ジャズピアニストの菊池ひみこさん。

養父市のギター&ピアノデュオ「あさやなぎ」、サックスプレイヤーの「TSUBO-KEN」さん、丹後からはJazz In Tangoのみなさん。

最後は、菊池ひみこさん編曲の「ふるさと〜Home in My Soul」を全員で合唱して終わる。

ぜひ、来年以降も継続してもらいたいミュージック・フェスティバルでした。

豊岡 MUSIC FESTA 2024

豊岡 MUSIC FESTA 2024
「豊岡にジャズクラブがやってくる!」
日 程:8月4日(日) 13:00〜17:00
会 場:豊岡市民プラザ ほっとステージ

ジャズシンガーのNandeeが、日頃のネットワークを駆使してミュージシャンが一堂に集まり、ジャズ、ロック、ゴスペル、ブラスバンド、ダンスを繰り広げるフェスティバル。

早い段階で若干相談も受けていた私も大変楽しみなフェスティバル。
音楽好き仲間が気楽に集まり、歌い、踊り、飲み、食べながら思いのままのスタイルで楽しめる音楽フェスティバルをしたいね、と言うところから始まりました。

地元で活動するバンドやゴスペルコーラス、高校生による新人バンドなどバラエティに富んだメンバーの演奏。

私も大好きなジャズデュオ「あさやなぎ」、豊岡で何度か聴いたことある情熱サックスプレイヤー「TSUBO-KEN」、今回のスペシャルゲストのジャズピアニスト菊池ひみこさんの演奏は必聴もの。

ラストステージ(16:50)の
全員合唱 「ふるさと〜Home In My Soul」arr. by 菊池ひみこ
に注目!!

みんなで未来につながるMUSIC FESTAになることを祈りながら
フィナーレを飾りましょう。

特別なジャズライブ 〜B-flat(赤坂)

今夜は、東京赤坂のライブハウス「B-flat」。

スウェーデン大使夫人のAnna Högberg(アンナ・ヘーグベリ)さんのジャズライブ。

5月末に「大使・大使夫人合唱団」として豊岡に来られ、2つの中学校で訪問授業をし、お茶会歓迎レセプションなどを企画し、ご一緒させていただいた。その折に、東京でジャズ・シンガーとしてライブもしているとお聞きし、その後、お誘いのメールをいただき今夜となりました。

中学校でのスウェーデンを紹介する授業を見学。母国では音楽の教師でもあるアンナさんは、スウェーデンの民謡や伝達手段としてのヴォイスを披露しながら、自国を紹介される素晴らしい授業でした。

この夜は客席にいるご家族もステージに呼んでコラボ。
娘さんはバークレー音楽院を卒業してシンガーを目指している。
夫のスウェーデン大使もステージに上がる。コーラスグループで知り合って結婚したというエピソードも披露しながら、流石のデュエットでした。

残念ながら、今月で駐日大使の任務を終えて帰国されるとのこと。
ライブ後は、記念に一緒に写真撮ったり、再会を祈念してお別れしました。

ライブハウスB-flatのすぐ近くのホテルに泊まるので、余韻を楽しみながらカクテルで締めくくる赤坂の楽しい夜となりました。

Terje Rypdal / Miroslav Vitous / Jack DeJohnette

Terje Rypdal / Miroslav Vitous / Jack DeJohnette

Terje Rypdal : g , g-synt ,organ
Miroslav Vitous : b , ep
Jack Dejohnette : ds

1. Sunrise
2. Den Forste Sne
3. Will
4. Believer
5. Flight
6. Seasons

Recorded in 1978

ギタリストのテリエ・リピダルは、ECMレコードを買い漁っていた頃から知っているが、このアルバムは、どちらかというとベースのミストラフ・ヴィトウスのクレジットを見て反応してしまいました。もちろんドラムのジャック・デジョネットもですが。

リピダルのペダル奏法はギターならではのエフェクト使って幻想的な音を出している。これだけだと、取り留めなく甘〜い音が続くだけ。それに、ヴィトウスのベースとデジョネットが加わって初めて音楽になる。なんだろうこの2人のベースとリズムは。

私の最近のお勧めは、3.Will(音声) です。