我が家の初釜

毎月、但馬コネクションの会場となるホール。
集まるときは数十人入る部屋も、人がいないとまた違った趣の表情を見せる。

ここ数年は、1月3日を我が家の初釜の日と決めている。

囲炉裏に火を入れる。
ここが「腰掛待合」となる。

炭手前(初炭)。
鸞(せいらん)の羽箒。
この初釜でデビュー。
昨年、ご縁があって我が家に参った羽箒。
その物語と共に我が家で受け継いでいかなければならない。

初炭の後は、懐石をいただく。
お料理は、すべて妻によるもの。毎年、大好評。
飯、汁、向付け、お屠蘇。
厳かにこうしていただく時の美味しさは格別。
味覚って不思議なものだな、と毎回感じる。

懐石の後、主菓子をいただいて初座が終わる。

菓子は、
御銘は「九重の月」(ここのえのつき)。
御製は「とらや」

九重とは、宮中のこと。京都の御所を煌々と照らす月に雲がかかる。穏やかな年の始まりを感じますね。

(余談)「とらや 赤坂本店」は、昨年10月1日にリニューアルオープン。設計は、建築家・内藤廣氏。弊社の青山ショールームから歩いてすぐの場所。私は迂闊にもまだ行っていないが、ある作戦を立てて、先にお菓子に我が家に来ていただいた。(^_^)v

濃茶が終わり、後炭、続いて薄茶。

お稽古しているみなさんが熱心なことは、普段妻からよく耳にしている。
その真剣味が、お点前に現れている。

正客も真剣だ。

自分で作った茶碗で点てる陶芸家のMさん。
どんな気持ちで点てているのか?
1年前から稽古を始めて、稽古仲間から茶碗の感想を聞きたいと自作品を提供してくださった。

みんなの感想は「使うほどに、茶碗が育っている」と。
(なんか、凄すぎる感想だ)

こちらの花入もM氏作。
花は白玉と柳。

今回来れないのは、ドイツに里帰りしている夫婦と年始で商売の忙しい男子2名、女子1名。

ほとんどが一人で着付けができるようになったが、振袖などできない人には美容師のBさんが手伝ってくれた。

私は、2年半前の事故以来、遠ざかってしまったお茶。
今日は仲間に入れていただく。
素晴らしいお稽古仲間のみなさんだ。

江原の神社へ初詣〜円山川堤防工事が進展しますように

江原の荒神社

江原の神社に初詣。

ずっとずっと昔、我が家の初詣は元旦の早朝5時ごろに祖父、祖母、父、弟と私の5人で地区の荒神社へお参りする。その間、母はお雑煮の準備をする。

私が中学生になった頃は、紅白歌合戦を見終り、カウントダウンが終わった直後に、そのままお参りするスタイルに。

そして今、三が日のどこかの時間帯で、家族それぞれで参ったり、家族揃って但馬五社巡り(粟賀神社、養父神社、出石神社、小田井神社、絹巻神社)をしたり。なんかユルクなってきた。(^ ^;;

円山川のほとりにある江原の神社周辺は、現在堤防工事の真っ最中。

上流から(画像奥)から始まった円山川堤防工事は、赤崎、浅倉、岩中、宵田、そして江原地区と北上(手前側)しながら進んでいる。

2004年10月20日の台風23号襲来での水害以来、15年かけての大工事である。この後、江原墓地とその先の内水路の工事が完了すると堤防が完成する。

あともう少し。
江原神社の神様には、早期の残り工事の着手とその完成をお願いしました。

2019年元旦に思う

2019年元旦。
明けましておめでとうございます。

2016年3月の生死を彷徨う大事故(台湾での交通事故)以来、昨年は2年が経ち、体調、体力も全回復。仕事に、海外への出張や旅行に、とほぼ全開で活動できました。

会社での会長職が3年目となる今年は、さらに後継者へのバトンタッチを行いつつ、世界情勢、日本経済、地域環境の変化対応に努め、広い視野に立って任務を果たして行きたいと思います。

プライベイトでは、健康管理、趣味再開、家の環境整備、地域貢献を柱に活動します。具体的には、このブログに記録していこうと思います。このブログの継続も大きな目標だ。

我が家のお雑煮は、シンプルなお餅だけの味噌仕立て。
妻が作った御節と一緒に、家族全員が揃っていただく。

今年一年が、家族も会社も、地域も、日本も、世界も、大きな災害もなく無事に過ごせるように祈りつつ、お屠蘇をいただきましした。

感謝を込め、来年への「福かけ」

年末の大掃除を終えた本社玄関。
1985年に建てたので、築33年になるが、結構綺麗に使っているのではと、ちょっと自慢もしたいオフィスです。

いつもはもっとスッキリなんですが、年末バージョンということで。

経済産業省から「地域未来牽引企業」に選定を受け、1年が経ちました。
「地域経済の成長・発展に寄与」というミッションが果たしてどれぐらいできたのか、1年間を振り返って見なければならない。

今年も多くの「会社見学」のご希望を受け入れさせていただいた。経済団体、地元の高校、マスコミ取材など、少しでも但馬地方、豊岡市にこんな企業があることを知っていただき、刺激になったとしたら幸いです。

兵庫県からは、「成長期待企業」の選定を受けました。

兵庫産業活性化センターと協力して、NAKATA HANGERの海外進出を積極的に推進しました。香港、台湾、シンガポール、マレーシアなどのアジアを始め、ヨーロッパへの足掛かりとしてイギリス(ロンドン)へのアプローチを実行。

ファッション業界で、既にNAKATA HANGERを知っていただいているデザイナーやショップ・オーナーの方もいらっしゃり、手応えを感じる1年でした。

今年も多くの方たちにNAKATA HANGERをご利用いただきました。
自分スタイルを磨き、モノを大切にする習慣と豊かな文化にもっともっと貢献することを誓いつつ、今年1年間を終了いたします。

来年も、NAKATA HANGERの「ふくかけ」で多くの皆さんに「福」がかかりますように。

今年1年の感謝を込めて。

Jeff Beck “Live At The Hollywood Bowl”

Jeff Beck “Live At The Hollywood Bowl”

1. The Revolution Will Be Televised
2. Over Under Sideways Down
3. Heart Full Of Soul
4. For Your Love
5. Beck’s Bolero
6. Medley: Rice Pudding / Morning Dew
7. Freeway Jam
8. You Never Know
9. ‘Cause We’ve Ended As Lovers
10. Star Cycle
11. Blue Wind
12. Big Block
13. I’d Rather Go Blind
14. Let Me Love You
15. Live In The Dark
16. Scared For The Children
17. Rough Boy
18. Train Kept A’Rollin’
19. Shapes Of Things
20. A Day In The Life
21. Purple Rain

Live on Aug.10, 2016

気がつくと、最近、何回も聴いているのがコレ。

もともと、ジェフ・ベックはマイ・フェイバリット・ギタリスト。ベック・グループ時代の曲も好きだが、その後のソロ時代の“7.Freeway Jam”や“11.Blue Wind”も同時代によく聴いた。特に”9.Cause We’ve Ended As Lovers”は、最も好きな曲の一つ。何百回聴いただろう?の曲だ。

13.以降のスペシャルゲストとの共演は、ブルースあり、ロックンロールあり、バラードあり、ポップな曲ありで大盛り上がり。ビートルズの”20. A Day in the Life”もナイス!ジェフ独特の「崩し」(節まわし)がいいね。

今年も頑張った!盛り上がる忘年会

2018年の仕事納め。その夜、恒例の忘年会。

こうして製造部、商品部、営業部の社員全員が集合して1年を振り返る。
今年も忙しい、アッという間の1年だった。今年は、社員一人ひとりが自分の個人目標を設定。上司のアドバイスやチームワークで達成しようという取り組みにも力を入れた。より明るくて生き生きした仕事場になってきたと実感。

こういう光景って、忘年会でしか見られない。
みんなやるね。(溜まってたものが爆発?)
女性社員も大活躍だったけど、男性陣のこのノリにはついていけない?(^ ^)

“ハンガー”という世界〜Wedge(ウェッジ)新春号

Wedge 1月号、「Value Maker〜付加価値を生む仕掛け人」のコーナーに掲載されました。題して「オーダーメイド”ハンガー”という世界」。(p76)

中田修平 社長

「誰でも使っているのに、深く考えたことがないモノの代表格がハンガーでしょう」との書き出しでハンガーを紹介しているのが、中田修平社長。(昨年5月、社長交代をしました)

創業1946年以来、一貫して72年間ファッション業界やホテル・旅館向けの木製ハンガーを製造・販売をしてきました。2007年に東京・青山にショールームを開設を機に個人用として、洋服のメンテナンスに適した本物志向の高付加価値のハンガーを「洋服の帰る場所」というコンセプトのもと、NAKATA HANGERブランドとして展開しています。

年末年始の帰郷、新幹線などご利用の際、ぜひご覧ください。

気のおけない仲間と年末食事会

いよいよ今年も残すところ1週間をきった。仕事に、遊びに、そして地域活性化のための議論と行動と、アクティブな仲間と1年の締めくくりとして全8名が揃って食事会をした。

会場は城崎温泉、西村屋招月庭のレストランRicca。ライトアップされた樹木がプールの水面に映って幻想的な雰囲気。

この会を始めてもう13年が経つ。昼間ゴルフで夜の会食、たまには九州、北海道などにも遠征して楽しむ気のおけない経営者仲間たち。

近況報告に始まって、地域の様々な話題の意見交換を熱っぽく語りあう。

今日の話題は、最近厳しさを増す会社の人材採用、さらに有給休暇の扱い、それぞれの現況などの情報交換だ。

大いにし刺激になり、大いに参考にしたい意見が続出。毎回そうだが、今夜も濃い時間があっという間に過ぎました。

庭の新しい仲間〜ザイフリボク

庭の工事。住人が増える来年に向けて、家と庭の改造を進めてきた。今日、新しい木を迎えました。

ザイフリボク。

「ざい、、なに?」「さいふ?」「さりぼく?」。植木屋さんが何を言っているのかわからなかった。手を体の前に合わせ、振るような仕草で「神社」と言うので、やっと「ああ、あれか」とわかったが、それでもその名前を知らなかった。無知で恥ずかしい話ですね。>自分

「ザイフリボク」でした。漢字で「采振木」。
「采配を振る」の「采」のような花が咲くのでその名がついたと言う。

手前の株立ちの木は、ずっと以前からあるヤマボウシ。
そして、青空を背景に枝を伸ばしているのがザイフリボク。
その下には、ちょっと移動させた以前からある椿、ワビスケ。

さてさて、来春が楽しみになってきた。
どんな花が咲くのだろうか?
詳しくは、来春まで待つしかないですね。