冬の代々木公園

私の「東京ウォーキング・コース」も冬景色。
2年半前までは代々木公園が私のウォーキング・コース。
東京滞在時は、毎朝6時〜7時の約1時間歩く。

今は午後のウォーキングに時間帯を変えたので、東京に来てもこの代々木公園を歩くことは少なくなったが、久しぶりに歩いてみた。
通りのイチョウ並木が黄色く染まっている。

ケヤキはみんな茶褐色に色づき、すでに葉を落として幹が露わになっている。葉の落ちたケヤキの木の幹と枝ぶりは美しい。

葉を落としたケヤキとベンチ。

いつもストレッチしていた池の手すり。
この風景も四季折々、なかなかいいのだ。

また来春のこの木と再会するのを楽しみに、今年最後の代々木公園の散策だ。

師走の夜景〜新宿・六本木

新宿東口のスクランブル歩道。お店は変われど、私の学生時代と変わらぬ師走の夕暮れ。この横断歩道はいろんな思い出の場所だ。

こちらは2016年3月にオープンしたNEWoMaはn(ニューマン)のブリッジから眺めた風景。この真下は新宿駅のホームと線路。このアングルはこれまでになかった新宿の風景だ。

こちらは六本木ヒルズ。けやき坂通りのライトアップ。

東京でウィーン・フィルの友人と

“Wiener Philharmoniker Week in Japan 2018″。
ウィーンフィルの日本公演が始まった。
10月のウィーン訪問時に、ウィーン国立歌劇場でオペラを楽しみ、その翌日にウィンフィル・メンバーで友人のシュテファンの自宅でBBQのご馳走になった。今度は東京で「お返し」とばかりにサントリーホールのウィーンフィル公演に向かった。

1日時間があると言うので、根津美術館や上野の美術館巡りでもしようかと目論んでいたが、よく考えると月曜日はどこも休館日。じゃあ、どうしようと考え抜いた結論がこれ、なんと「はとバス観光」!

もう何回も日本公演で日本には来ているシュテファンだが、流石に「はとバス観光」は初めて。「どうだ、参ったか」と我ながらグッドアイデアだと自画自賛。実は、皇居、国会議事堂、霞ヶ関、赤坂界隈の位置関係がもう一つ掴めていなかった私が一番興奮かも。

演奏前、サントリーホール入り口で撮影。
右側が、Stefan Gartmayer、左側がSebastian Bru。
2人ともウィーンフィルのチェリスト。
ウィーンでは、シュテファンもセバスチャンも家族ぐるみでBBQを楽しんだ友人たちだ。

シュテファンは本日はオフだが、セバスチャンは演奏があるので、隣の「ANAインターコンチネンタルホテル東京」で軽い食事。セバスチャンは餃子が大好きと言ってたので中華料理。

今日のプログラムは「室内楽スペシャル〜ウィンフィル オペラを謳う」。弦楽六重奏、チェロ四重奏、木管アンサンブル、打楽器アンサンブルなど、いろんな楽器の組み合わせでオペラの前奏曲や有名な場面を再現する。

R.シュトラウス、モーツァルト、ワグナー、ビゼーなどのオペラから選曲。一番印象に残ったのはワグナーの「ローエングリン前奏曲」「ジークフリート牧歌」。ワグナーのメロディとハーモニーはなにものにも変えがたい魅力だ。

「豊岡鞄」KITTE(東京丸の内)にご挨拶

10月のドイツ旅行もあり、久しぶりの東京。
東京駅に着くなりに丸の内の「KITTE」へ一目散。
お目当ては、9月13日にオープンした「豊岡鞄」ショップへ。
遅ればせながらの見学とご挨拶に行きました。

KITTEの1階フロア、ちょうど東京駅レンガが窓から見える側にお店がある。とてもいい場所だ。

豊岡鞄のロゴがお店のエントランスを飾る。

ショルダーバッグ、リュック型など多数の壁一面に鞄が陳列されている。豊岡鞄メーカーを中心に11社の鞄が販売されている。

クリスマス商戦を意識してか、真紅な鞄シリーズが反対側のコーナーを飾る。

店員の方に「豊岡から来ました」とご挨拶しながら、お店の反響などをお聞きする。東京駅に近いので地方に帰る前なのか、「今買って帰りたい。」というお客様が結構多いとのこと。品揃えに力を入れなければとおっしゃっていました。

豊岡にも研修に行かれたこともあり、しっかりと豊岡鞄の良いところをアピールされていました。

「なぜ豊岡なのか?」「豊岡の特徴は?」「豊岡のどこが良いのか?」「何をアピールしたいのか?」まだまだ、改善余地があるような気がします。どんどん試行錯誤を重ねて行くことが大切ですね。

弊社も青山一丁目にハンガーのショールームを出店して11年目になります。お互いの好立地を生かしつつ、顧客のニーズを把握し、ブランドの認知度をどう高めるのか、一緒にチャレンジしていきましょう。

読響サマーフェスティバル2018《三大協奏曲》〜東京芸術劇場コンサートホール

東京芸術劇場(池袋)

思わぬことから素敵なコンサートに行くことになった。

昨日の「おんぷの祭典」東京ミーティング後の食事の時、中澤きみ子さんから「明日、ご都合が良ければコンサートに行きませんか?」とお誘いを受ける。同行の豊岡の友人たちはもともと行く予定。ということで、急遽、決まり。

中澤きみ子さんの教え子で第1回のおんぷの祭典でも演奏していただいたヴァイオリンの岡本誠司さんがソリスト。

岡本誠司さん、読売日本交響楽団とだけインプットして、池袋の東京芸術劇場に向かう。

東京芸術劇場チラシより

読響サマーフェスティバルの特別プログラム。
「三大協奏曲」と銘打って、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのそれぞれの代表的協奏曲が全て聴け、しかも、ソリストは、現在大注目の若手演奏家。願ってもない、超・ファンタスティックなプログラムなのだ。(幸運とはこういうことか)

ヴァイオリン / 岡本誠司
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

チェロ / ラウラ・ファン・デル・ヘイデン
ドヴォルザーク  チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

ピアノ / 反田恭平
チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23

指揮  / 大井剛史

確かに代表的且つ人気の協奏曲のオンパレード。
ソリストは、岡本(24才)、ヘイデン(21才)、反田(24才)。

ヴァイオリンの岡本誠司さんは「第1回 おんぷの祭典」の直後、国際バッハコンクール(ドイツ・ライプチッヒ)で第1位。同じく第 1回に出演してくださったヴァイオリンの辻彩奈さんはモントリオール国際音楽コンクールで第1位。

「おんぷの祭典」でご縁ができた若い演奏家たちが次々に国際的な舞台で大活躍しているのは、我がことのように嬉しいかぎりです。

きみ子さんにとっていただいた席ということもあり、特別な席。
隣の席には、宗次ホール(名古屋)のオーナーの宗次徳二氏(CoCo一番創業者)、さらにヴァイオリンの岡本誠司さんのお母さんとご一緒に聴けたのは、さらに特別なコンサートとなりました。

中澤きみ子さんには大感謝!

“NAKATA HANGER” at TOKYO MIDTOWN HIBIYA

東京ミッドタウン日比谷1F。LEXUS MEETS …(物販:STEER AND RING)

今年3月にオープンした「東京ミッドタウン日比谷」。
ユニークなエントランス空間、ショップ&レストラン、映画館、空中庭園やオフィスが集約された複合施設。

なかでも1F にある
LEXUS MEETS …(物販:STEER AND RING)
にご注目。

LEXUSに「出会う」「触れる」「乗る」をコンセプトに、LEXUSを身近に感じることができるブランド体験型施設。

ただいま、NAKATA HANGERPOP UP SHOP(〜7月24日)をオープンしています。

日本のファッションと共に歴史を刻んできたNAKATA HANGERをお手にとってご覧ください。

銀座で兵庫と出会えるレストラン〜「神戸プレジール銀座」

「打合せランチを」と、銀座へ。案内していただいたレストランで、サプライズが待ってました。

JA全農兵庫直営レストラン「神戸プレジール銀座」
コンセプトは「伝統の神戸ビーフを、銀座と言う街で」。

但馬牛を選ぶこともでき、兵庫県産の野菜もたっぷりなのが嬉しい。

銀座四丁目交差点にある銀座プレイス11階。

東京・銀座でこんな兵庫に出会うとは。まさにサプライズ。
美味しい食事と素晴らしい時間を過ごしました。

牛革で作った兵庫県地図。小林支配人(左側)と上治丈太郎様。

レストランを案内してくださるのは小林支配人。(左側)

今回のサプライズの仕掛人は、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会の上治丈太郎様。

こちらからご無理をお願いしている「打合せ」でしたが、かえって、大変なご馳走になってしまい、恐悦至極でございました。

改めて、ゆっくりと食事に行きたいと思います。

梅雨の雑踏、東京

新宿伊勢丹前の歩道

大阪→但馬コネクション(自宅)→松江→東京、と、ここんところ移動が多い。台湾での事故(2016年3月)以来、出かけるのは自嘲していたが、今年に入ってだいぶ体力も復活してきたので、それ以前と同じくらいの移動となった。

新宿駅東口交差点

新宿駅東口の雑踏。
学生時代が懐かしく思い出す風景なのだ。

東京眺望〜模型のような、砂漠のような

六本木ヒルズ屋内展望台から

陽光の加減か、まるで精密に造られた東京模型を眺めているみたい。
東京湾からゴジラ出現する? かも。

東京タワーって、間違いなくランドマークですね。

中央手前の波型外壁は新国立美術館(乃木坂)。
右側の高層ビルは東京ミッドタウン。
左側の緑地は青山墓地。

青山ツインビル、建築中の新国立競技場、新宿のビル群を一望。

なんか「東京砂漠」という1970年代に流行った言葉を思い出した。
それから50年近く経ったこの光景。

ひしめきあいながら、ポカッと浮遊する都市。

次の50年で、どんな変化があるのだろうか?>東京

「建築の日本展」〜森美術館15周年記念展

「建築の日本展」森美術館15周年記念展チラシより

「日本の建築展」ではなく、「建築の日本展」。つまり、建築を通して日本文化、日本人の美意識、生活感を検証する試みが興味深い。

六本木ヒルズ・森美術館で開催されている「建築の日本展」に行ってみた。

撮影が許可されているのは、指定された5ヶ所の対象物と、それぞれの展示物の横にあるキャプションのみ。

北川原温《ミラノ国際博覧会2015日本館 木組インフィニティ》

全体は、9つのテーマによって構成されている。

01 可能性としての木造
02 超越する美学
03 安らかなる屋根
04 建築としての工芸
05 連なる空間
06 開かれた折衷
07 集まって生きるかたち
08 発見された日本
09 共生する自然

待庵(制作:ものつくり大学/2018年)

原寸大で再現された茶室「待庵」。

いつか行ってみたいと思いながらまだ実現していない千利休が作ったとされる「待庵」(京都府大山崎町)。

2畳の空間を味わってみる。

丹下健三研究室《香川県庁舎間仕切り棚》

テーマ「04 建築としての工芸」。

建築コンセプトと家具がどのように結びつき、補完したり、主張したりしていることが解って興味深い。

丹下健三《住居(丹下健三自邸)》製作監修:森美術館、野口直人 製作:おだわら名工舎

「05 連なる空間」では、桂離宮などの古建築を再解釈し設計されたという丹下健三の自邸(1953年、現存しない)を1/3スケールで再現。

部屋の繋がり、廊下、光と風がどのように通ったのだろうかと興味津々。

象設計集団《名護市庁舎》

ありました!

象設計集団の代表作「名護市庁舎」(沖縄県名護市)の紹介キャプション。作品の粘度模型、図面などがあるが、撮影できないので紹介できないのが残念。

齋藤精一+ライゾマティクス・アーキテクチャー《パワー・オブ・スケール》

古建築から現代建築まで、日本建築の内部空間を3Dで原寸再現するインスタレーション。細い線でスケールが表示されたり、移動したり、拡大したり、実際には味わえない空間感覚が表現されていて面白い。

タイトルである「建築の日本」。
建築を通して日本文化を考えてみるということにとても示唆に富んだ展覧会でした。ぜひ、行ってみてください。

森美術館(六本木ヒルズ)
『建築の日本展』〜その遺伝子のもたらすもの
“JAPAN in ARCHITEKTURE”  Genealogies of Its Transformation
2018.4.25 – 9.17