U-35(Under35 Architects )ガラージュ登場

7組に選出されたGARAGE(小田切 駿、渡辺瑞帆、瀬尾憲司)

35歳以下の若手建築家による建築の展覧会がいよいよ始まる。
記念シンポジウムに参加しました。
多数の公募と推薦枠の建築家たちから選ばれた7組の建築家たちのプレゼン。
その後、審査委員によGOLD MEDALの表彰が行われる。

ドーモ・キニャーナ3階改修とシェアハウス「江原_101」のリノベーションを設計したGARAGE(ガラージュ)のプレゼンの順番は3番目。一緒に関わった私も期待と不安に包まれる。審査委員の質問とツッコミには、客席でハラハラドキドキ。

審査委員は8人の建築家と2人の建築史家が務める。40〜50代の世界で活躍中の建築家ばかり。時代と建築の関わり、新たな建築の可能性を模索する若手建築家への評価とエールを送る。

審査委員の建築家8名
芦澤竜一、五十嵐 淳、谷尻 誠、永山祐子、平田晃久、平沼孝啓、藤本壮介、吉村靖孝
建築史家2名
五十嵐太郎、倉方俊輔

前半終了後の休憩時間は、オペレーションブック(記念誌)にサインをしてもらおうと若手建築家や建築を学ぶ学生で長蛇の列。

展覧会会場「うめきたシップホール2階」には、出場7組の建築家たちの模型、関連資料などが展示されている。

ガラージュのコーナーには、ドーモ・キニャーナ3階改修時の古材、模型、図面が、「江原_101」の模型が、そしてそれらの関連が年表と写真にまとめられている。

目玉は、改修工事の間の現場がどのように設計、造作されていったか、50分の記録映像が上映されています。100時間を超え撮影された映像をまとめたもの。貴重な映像となりました。

【ギャラリートーク 】 ガラージュ
日程:10月24日(火) 16:00〜17:00
会場:うめきたシップホール2階(大阪梅田グランフロント横)

ぜひ、ご覧ください。

“U-35″〜35歳以下の若手建築家による展覧会

U-35(Under 35 Architects exhibition 2023) がいよいよ10月20日から、大阪梅田のグランフロントで開催されます。

建築家集団「ガラージュ」も選出され、イベントに出展します。

U-35は、35歳以下の若手建築家による建築の展覧会。公募・推薦により7組の建築家・設計者が選出され、図面や模型、映像を用いて建築作品が展示され、トーク、レクチャーなどが予定されている。

ドーモ・キニャーナ3階

豊岡市日高町江原に拠点を置く建築家集団「ガラージュ」は、展示とギャラリー・トークを行ないます。

ガラージュのギャラリーイベント
日程:10月24日(火) 16:00〜17:00
会場:グランフロント(うめきたシップホール2階)

作品(テーマ)は、シェアハウス「江原_101」のリフォームの経緯とドーモ・キニャーナ3階の改修設計、工事など。

特に、シェアハウス「江原_101」は芸術文化観光専門職大学(CAT)の学生たちが居住し、ダンス・演劇や観光マネージメントなどの学びと創造、地域社会との連携など、注目を集めています。

都合のつく方、興味のある方、地域づくりに関心のある方、会場に行ってみましょう。

展覧会:U-35(Under 35 Architects exhibition 2023)
日 時:2023年10月20日〜30日
会 場:グランフロント大阪(うめきたシップ2階)

目隠し?見通し?

円山川沿いの堤防。
最近、ウォーキングや散歩する人が増える。

ベランダと堤防との間が至近距離にあり、目と目が合ったり、お互いに気を遣うことも増えるので、一昨年に竹を植える。

成長の早い竹は、あっという間に伸び、茂り、今度は川も山も見えなくなってしまったので、今度は、竹を間引く。

「目隠し」?「見通し」?
どっちを優先しよう。

間引き過ぎても、また元のようにすぐに茂るのが竹。
結構、竹を植えたのは気に入っています。

U-35の準備が進行中

シェアハウス「江原_101」の建物の構造模型。
建築家集団「ガラージュ」が10月に開催される「U-35 Architects exhibition」で展示するもの。「U-35」は35歳以下の若手建築家の登竜門。100を超える応募、推薦の中から7組が選ばれ、その場を与えられる。

ドーモ・キニャーナの改修工事の一部を原寸大で製作したもの。

これらの展示物も含め、ガラージュの本番でのプレゼンテーションも楽しみになってきました。

今年も遊学生(3期生)の打ち上げ

劇団遊学生の打ち上げ。
昨夜『ディア・ディア』豊岡公演を終え、9月初め四国の三豊・観音寺(香川県)から始まり、そのまま豊岡へ移動した今回の公演の旅も無事に終了し、今夜の打ち上げとなった。

打ち上げには、シェアハウス「江原101」に住むCAT(芸術文化観光専門職大学)学生、建築家集団のガラージュも参加し、交流するのも目的の一つ。

東大生、慶大生、早大生、若手建築家、ドイツからの留学生、ドイツ留学を終えた関学院生など約30名の若者ばかり。お肉もチキンもちらし寿司もパンもサラダもいつもよりたっぷりだ。

時刻も10時を回り、最後に記念撮影。
将来の、建築家、学者(文化人類学、科学、法学、文学)、弁護士、官僚が育ち、作・演出家、俳優、ダンサー、プロデューサーが誕生していくだろう。
もちろん、地方・地域づくりに貢献する人材の出現も大いに(最も)期待しています。

未来がとても楽しみ。
国内外どこにいても、いつでもぶらっ戻って来れる場所としてのシェアハウス「江原101」。そして「ドーモ・キニャーナ」でありたい。

秋の満月昇る位置確認〜2日早いけど記録として

自宅3階より 8/29 18:50 

満月(厳密には2日前)がどこから昇ってくるのか、記録として残しておこう。
季節によって、満月が山から顔を出す位置は変化する。
冬季は、山の頂上より左側から顔を出す。

この直前には、稜線の木々の枝の隙間が明るくなる。
昇り出るお月さんを静かに眺める。
ちょっとづつ移動していくのがわかる。
心安らぐ(いや、心ざわつく?)、そんな満月なのだ。

西に傾く太陽

夕方の6時。
最高気温36℃の1日も終わろうとしている。
西に傾いた太陽は赤く家の中を照らす。

屋根に傾く太陽。

ケヤキの葉の向こうに沈む太陽。

真昼の渇きを少しばかり癒してくれる。

円山川水位の比較〜平時と台風7号

8月15日に襲来した台風7号は江原は無事に過ぎ去りましたが、各地で大きな災害がありました。

自宅から普段見ている円山川の水位と比較して、どれぐらいまで水位が上がったのか、記録に残そう。

黄色のラインが最大増水時の水位。(8/15 16:00〜18:00)

ちなみにこれが台風7号の最大増水時の水位。(8/15 16:00)

平時は、深緑色の穏やかな円山川。
岩には、のんびりと白鷺が2羽。

自然は、安らぎと脅威をもたらす。

円山川増水の記録

18:05

8月15日午後に最接近した台風7号。
円山川の水位は16時ごろにピークを迎えました。
それからしばらくして、山に川に霧が発生。

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円山川増水の経緯は、一昨日にアップしました。
念の為、しっかりと台風7号接近による、江原地区の円山川増水の記録を残こしておこう。

向こう岸(右岸)の竹藪、手前の屋根の上からどれくらいの濁流が見えるか、など定点で見た時に比較できる。(3階ベランダより)

お騒がせの台風7号

10:31

お盆帰省のシーズン、新幹線は?飛行機は?と何かとお騒がせな台風7号。この3日ほどニュースはそればかり報道。

東京から帰省していた次男家族が予定を変えて早く戻ったり、決して人ごとではないのですが、その台風7号がいよいよ但馬に向けてやってきた。

3階ベランダから定点観測。
時間の経過と水位を記録に残しておこう。

屋根の上のこんもりとした木と向こうの山との間の水面の幅に注目すると、増水の経緯がわかる。

もう一つ上の窓から撮影。
14時には、堤防下の平な地面(私が草刈りしている場所)からもう一段下がったところに生える木の根っこまで増水。1時間半後には、木の枝まで水に浸かっている。

15:31

2004年10月の台風23号で大きな被害を受けた豊岡市。
江原地区は稲葉川と円山川の合流点から下流で家屋浸水。私の自宅も1階に浸水。(半地下だったのでプール状態)
円山川へ注ぎ込む集落を流れる内水が逆流したもの。堤防を超えて溢れたものではないことを経験しているので、堤防を越すのではという懸念はない。

台風23号は、夕方から夜にかけて最接近したので、周囲は真っ暗で視認できる状況ではなく、ただ警報に従うだけでした。今回の再接近は午後〜夕方にかけてなので、その点では落ち着いて過ごすことができた。

インターネットでも防災情報が得られる。
「河川水位」を見るとカメラの設置箇所の写真が、随時更新され増水状況が確認できる。

これは我が家に一番近いところ(江原河畔劇場横)からの画像。円山川を縦(向こうから手前に濁流がやってくる)に撮る。右側のケヤキ林の右側が江原地区。

裏の川(と、我が家では呼んでいる)の様子を、この画像で確認できるのはとてもありがたい。

15:58

16時ごろをピークに水位の上昇は止まり、しばらく同じ水位が続いたが、徐々に下がり始めたのを確認。無事に今回の台風は通り過ぎる。

SNSで友人の写真などを見ると、隣の地区は内水が氾濫したり、北部の香美町の矢田川が氾濫したりと、台風災害が発生しているようだ。

結局、全国どこでも災害に対する対策、備えはしておかなくてはならないことをより実感する台風7号でした。