
ユズ(ミカン科)
柑橘で、ユズはひときわ香り立つ。中身は酸味が強く食べられない。それでも重宝されるのは、ひとえにその香りゆえ。冬至には柚子湯に入る。冬至を「湯治」、ユズを「融通」にかけ、健康に世を渡る、というごろ合わせという。一方、中国では、冬至は太陽が運行する黄道の起点。黄色で邪を祓う俗信の影響か。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

6年前に植えたユズの木。
路地塀の脇の陽があまり当たらない場所だったこともあり、今年初めて、ユズ発見となった。同じタイミングで広場に植えたナツミカンとハッサクの苗は、うっかりと草刈り機の刃が触れてダメになってしまったいたから、嬉しさひとしお。
そうそう冬至はすぐにやってくるぞ。