大学授業で興奮〜もう一度大学で学びたい

芸術文化観光専門職大学へ行く。元々は、但馬コネクションの打ち合わせで出向いたのですが、ちょうど2年前にお会いしたフォークトさんが来訪されていて、授業を受けることになりました。

マティアス・フォークトさんは、ドイツ・ザクセン州のゲルリッツ大学教授。2年前に但馬3市2町の観光資源の調査を行い、文化政策やアートマネージメントの視点で提言する目的で滞在。

前回お会いした時は、ちょうどシェアハウス「江原101」のオープン前。工事の途中で見学していただきアドバイスをいただいた。「学生の望むことは?」「家賃は?」など、ドイツと比較しつつ双方の若者事情を話したのを思い出す。

今日は、山中教授の授業「世界を知る」で特別講義。(お許しを得て出席させていただく)
冷戦時代からベルリンの壁崩壊までのドイツの近現代史がテーマ。東西ドイツをイメージして、その経済成長、富の偏在、個人の幸福感など、質問形式で学生に「どっち?」とグループ討論を求める。(正解はない)

「11月9日は近代ドイツの運命の日」を知る。20世紀ドイツの歴史上、重要なことが11月9日に起こっている。
・ドイツ革命による君主制の終焉
・ナチスによるミュンヘン一揆
・ドイツ各地で一斉に反ユダヤ主義によるユダヤ人襲撃事件
・ベルリンの壁崩壊のきっかけとなった記者会見

ベルリンの壁の記者会見は、私もリアルタイムで映像を見ました。こんな形で(まだ生まれていなかった)若者たちと共に歴史を学ぶことに、若干興奮を覚えました。

もう一度、こんな大学の授業を受けたいなあ、と強く思う。

フォークトさん、山中先生に感謝。

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