創業200周年のお祝い

1824年(文政7年)に創業した鞄の会社。
豊岡市地場産業であるカバンの一番老舗企業のエンドー鞄(株)さん。
創業200周年記念祝賀会にご招待いただきました。

遠藤社長は、高校の同級生で昔からの親しい友人。お互いに経営者として切磋琢磨し、良い時も苦しい時も励まし合った仲。200年と言う年月の時代変化を乗り越えて存続する企業。順調な時代、苦しい時代もあったと思うが見事に変化に対応された経営に敬意を表します。

190周年の祝賀会では友人代表で挨拶をさせていただき、今回は記念品に弊社のハンガーを指名していただきました。感謝。

100年以上前にエンドー鞄で製作された柳行李。
新製品の超軽量キャリーバッグ(白)と新しい試みとして漆を塗ったキャリーバッグを紹介する遠藤社長。

記念公演。
『一つの地球で暮らせる社会を創りたい』
石田秀輝氏(サスティナブル経営推進機構理事長、東北大学名誉教授)

地球が持つ「自然修復能力」が人間の搾取(文明、ライフスタイル)に追いつかない。席中の人が日本人と同じ生活をすれば2.8個の地球が必要。つまり、現在の4割の環境負荷で暮らさなければ地球は保てない。

資本主義(産業革命)は二元論。科学で自然を分析できる、心と身体は別物。
日本の文化は一元論。用とは物心への用。(物心は二相ではなく不二。→ 惣 (字は物+心)

示唆に富む講義。現在の暮らし方、価値観では立ち行かなくなる。
テクノロジー、経済システムなど大いに考えさせられました。

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