「35歳以下の若手建築家による建築の展覧会2024」。
会場は、グランフロント大阪の「うめきたシップホール」。
展覧会場に行き作品を鑑賞。
建築家集団ガラージュが昨年に引き続き、今年も沢山の応募作品から最終7組にノミネートされる。
昨年2023年の作品は、シェアハウス「江原101」と「ドーモ・キニャーナ3階改修」を展開。
今年2024年は《100年かけて劇場をつくるプロジェクト》で見事にグランプリに輝く。
おめでとう!!>小田切くん、瀬尾くん、瑞帆さん
珊瑚礁の島、喜界島(鹿児島県)を舞台に「100年かけて劇場をつくるプロジェクト」を、喜界島サンゴ礁科学研究所と共同で行うもの。
喜界島まるごと、100年かけて、人と生態系のサンゴ礁文化を残す、という壮大な構想に注目してしまう。地球温暖化とテクノロジー進化に伴い、生活も文化も衣食住すべてが大変化する現代には、こういうスケールで考えることが重要なことであると考えます。
プロジェクト進行中の昨年7月に喜界島サンゴ礁科学研究所の理事長と所長をお迎えして、ドーモ・キニャーナで食事会をしました。ガラージュの3人と、なんと喜界島出身の友人も一緒に。夜中の2時まで大いに語り合いました。
改めてグランプリ受賞が自分ごとのように幸せな気分になります。
研究所の皆さんと共にお祝いしたくなります。
ノミネートされた他の建築家の作品。
「熱帯化する日本」「はじまりも終わりもない建築」「手入れ」「ものさしとまなざし」、集合住宅、ベトナムの普通の事象・事情を考慮した設計など、現代社会の課題、価値観の転換を迫る作品が並ぶ。
私のスケジュール関係で、シンポジウムに参加できないのが残念ですが、若手建築家が活躍する姿を想い描きながら会場を後にする。