
勉強に嫌気がさした高校生の柾紀は、ある日、ジャズのスタンダード曲「ムーンライト・セレナーデ」を聴いた直後に睡魔に襲われ、気がつくと1940年(昭和15年)のジャズ喫茶にいたーーー(中略)
ジャズ音楽と「戦前」を体感する新作リーティング劇!
(フライヤー)より

出石町出身の岡本浩一 読売テレビプロデューサーの作・演出(共同演出として平田オリザさん)の新作リーディング劇。ユニークな組み合せとリーティング劇を楽しみに観劇。
題材は太平洋戦争突入前に、国会で「反戦演説」をし除名となった気骨の政治家 斎藤隆夫衆議院議員(出石町出身)を題材に、現代と昭和15年を往き来する青春物語。

出演者は、TVドラマで活躍中の俳優、読売テレビのアナウンサー、舞台でサキソフォンの生演奏をする海野あゆみさん、CAT学生の三浦則寛くんなど多彩な顔ぶれ。全員が台本を持って演じる(だからリーディング劇?)が、それぞれの渾身の演技でなかなか引き込まれました。

公演には、神戸経済同友会のメンバー25人がバスをチャーターして来場。私は但馬支部としてホスト役を務める。出石そばを食べ、公演後は、城山にある題材となった斎藤隆夫の記念像の前で記念写真。みなさん、蕎麦も公園も満足していただけたようでお迎え側として嬉しく思いました。ただ、この日は38℃の猛暑。(おそらくこの日は豊岡が日本で一番気温が上がった日)。お疲れ様でした。