『「アート」を知ると「世界」が読める』 山中俊之・著

教養としてのアートを身につけるために、ゼロから学ぶ必要はありません。今さら聞けない「教養以前の基礎知識」を、まずは押さえておきましょう。
ビジネスパーソンの視点で「全体像」を把握すると、アートに関する情報が俄然、頭に入ります。
『「アート」を知ると「世界」が読める』 山中俊之・著
(第1部 「理解すると視野が広がる、アートの基本」 より)

山中俊之さんからこの山中さんの著書をいただいた。シェアハウス「江原101」で芸術文化観光専門職大学の学生が開いた「ワインの試飲会」で山中先生と出会いました。ちょうど私の誕生日の直後で、学生たちがサプライズでお祝いをしてくれた勢いで、初対面にも関わらずこの本をプレゼントしていただいた。

山中俊之氏のプロフィールがすごい。

著述家・ファシリテーター。芸術文化観光専門職大学教授。株式会社グローバルダイナミクス取締役。1968年兵庫県西宮市生まれ。東京大学法学部卒業後、1990年外務省入省。エジプト、イギリス、サウジアラビアへ赴任。対中東外交、地球環境問題などを担当する。2024年現在、世界九十七カ国を訪問し、先端企業から貧民街、農村、博物館・美術館を徹底視察。京都芸術大学卒(芸術教養)。ケンブリッジ大学大学院修士(開発学)。高野山大学大学院修士(仏教思想・比較宗教学)。ビジネス・ブレークスルー大学大学院MBA、大阪大学大学院国際公共政策博士。

著書の内容もさることながら、こんなキャリアをお持ちの教授が芸術文化観光専門職大学にいらっしゃるのがとても嬉しい。

内容は、ヨーロッパの歴史、キリスト教的な美意識からだけではなく、イスラム圏、アフリカ、現代のアメリカ、中国、そして日本からの視点で「アート」を解説していく。

本の帯には

  • アートには民族、政治、経済が凝縮されている
  • アートに強くなると”見える景色”が変わる!

まさに「全体像」を知るには、ぜひ一読をお勧めします。

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