
岩手盛岡に来たのだから、ちょっと足(レンタカー)を伸ばして平泉。
お目当ては言うまでもなく「中尊寺」。
訪れるのは2回目だが、この景色が最も印象に残っている。
山の中腹から見下ろす豊な地「奥州」。束稲山(たばしねやま)、悠然と流れる北上川と広がる田野といったところか。
「夏草や 兵どもが 夢の跡」 松尾芭蕉


堂内には日本の天台宗開祖伝教大師最澄が1200年前に灯した「不滅の法灯」が護持されているという。

お目当ての国宝「金色堂」。
内部は写真撮影は禁止(当然ですが)。
初代藤原清衡、二代基衡、三代秀衡のご遺体と四代泰衡の首級(討ち取った首)が納められている。
「五月雨の 降残してや 光堂」 松尾芭蕉
暫し、源義経を守った秀衡、討ち取った泰衡を想像しながら金色堂を後にする。