幽霊とか宇宙人が今もどこかで〜「仮設劇場・立夏」

『仮設劇場・立夏』

芸術文化観光専門職大学(CAT)キャンパスの裏側駐車場に仮設劇場が登場。

芸術監督の河田奏太くん(3年生)曰く「劇場は様々な人間が出会う場所」。芸術家と、俳優やダンサーと、劇世界に生きる人と、知らなかった自分と、観客同士が出会う場。

今回のシアタープログラムは2本立て。
『走りながら眠れ』(作:平田オリザ、演出・舞台美術:河田奏太)
『幽霊とか宇宙人が今もどこかにいるかもって思う。』(作・演出:櫻井拓斗)

『幽霊とか宇宙人が今もどこかでいるかもって思う。』を観劇する。
客席は実習棟大道具部屋の中。
(これがなかなかいい劇場空間になっている)。

開演前に挨拶する作・演出の櫻井拓斗くん(4年生)

彼は東京オリンピック(2021年)開会式でダンスパフォーマンスに参加したり、昨年は『セッションハウス・アワード ダンス花2024』の「未来賞」(将来有望な若手に贈られる)受賞

シェアハウス「江原101」の住人なので普段から会うことも多く時々住人みんなで食事をしたりする頼もしい学生。

3人の学生が出演。(林 充希、松村寿々乃、吉松 響)

「今回のクリエーションはムーブメントリサーチ」「ものとの関係性から生まれる動き」「ものと人を合成することで変化する”動き”の面白さと可能性を実感する」(チラシより)

タイトルを意識してパフォーマンスから何を感じるのか、そんな思いを持って観ていました。が、それはどうもそうでないような。もっと抽象的なもので目の前の”踊り””肉体表現”そのものから感じるものなのか。

学生たちのクリエイティブな感性に向き合う体験はCATが開学したからこそ得られる楽しみでもある。

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