ヒイラギナンテン〜通り過ぎてばっかりだ

ヒイラギナンテン(ナンテン[メギ]科)
ナンテンの実が終わりを告げる頃、この花は咲き出す。葉はヒイラギのような鋸歯を持つが、ナンテンに近い。姿だけでなく、花にも特色があってちょっとブドウの香りがする。さらに、感性豊かな人から教えてもらった。香りが重いと言うのである。確かに身をかがめた方が匂う。中国南部原産。
『花おりおり その二』 湯浅浩史・著

裏門横の壁下にひっそりと咲ている。地面から40cmぐらいの低い位置に咲いているため、歩きながら見下ろす感じでいつも通り過ぎている。

ヒイラギナンテンンは低木の常緑広葉樹。あまり変化せず、いつも見下ろしてばかりなので、しゃがんでじっくりと観察しなくては。それにブドウの香りがするとあるので確認しなくてはいけないなあ。