フルート 三上明子さんを偲ぶ

ドーモ・キニャーナでの三上明子さん

昨日、フルート・コンサートを聴きながら、今年9月24日に急逝された三上明子さんのことを思い出す。

三上明子さんは、私の義理の妹と高校時代の同級生。絵画と音楽と分野は違えど仲の良い友人同士。そんなご縁で、私の自宅(ドーモ・キニャーナ)で、三上さんのコンサートを開催した。(1996〜1997年ごろ。記録を調べないといけない)

三上さんは、東京芸術大学を経て、20世紀最大のフルート奏者の一人マルセル・モイーズにも師事し、日本を代表するフルート奏者。多くの後進の育成に励まれていました。

ロシアから来日し、東京など全国でコンサートをしているオペラ歌手を伴っての演奏会。

会場準備や演奏者への気遣いや、自宅だったので余計に緊張していた私に対して、気さくに声をかけていただき、飄々とされている姿が印象的。フルートを演奏する立ち姿を写真で振り返ると、三上さんの声や表情、当時のことが懐かしく甦ってくる。

あまりにも早い旅立ちですが、安らかにお眠りください。
合掌。