“ACOUSTIC WEATHER REPORT 2” クリヤ・マコト

“ACOUSTIC WEATHER REPORT 2” クリヤ・マコト

クリヤ・マコト : p
納浩一 : b
則竹裕之 : ds

1. River People
2. Donna Lee
3. Black Market
4. Lusitanos
5. Barbary Coast
6. Man in The Green Shirt
7. Badia – Three Views Of A Secret
8. Between The Thighs
9. Deep Insight
10. Deep Insight (reprise

Recorded on Jul. 22-23 , 2019、Sep.18, 2018

連続で ”ACOUSTIC WEATHER REPORT 2” です。

ここ10数年、活躍しているジャズミュージシャンや新作アルバムなど、あまりチェックしていなかった。レコード、CD、そしてダウンロードしたジャズアルバムを基にして、自身のアーカイブ作りに熱中。と言うこともあったのか、不覚にもジャズピアニストのクリヤ・マコトの名を知らなかった。調べてみるとなかなかユニークな経歴と多彩なキャリアでビックリ。

“Acoustic Weather Report”(略:AWR)は2015年に結成。

ピアノのクリヤ・マコトは、神戸生まれ。ウエストヴァージニア州立大学卒業(音大ではない)。在学中から音楽活動を行い、卒業後に本格的にジャズ・ピアニストとして活動を開始。トランペットのドナルド・バードや、ハーモニカのトゥーツ・シールマンスなどと共演、と言うからちょっと変わった経歴。1990年に帰国してからは、日野皓正グループのツアーに参加。(この時代のジャズ情報はほとんど知らなかった)

ベースの納浩一(おさむ・こういち)は、大阪生まれ。京都大学~バークリー音楽大学と言う経歴(これも珍しい)。アコースティックもエレクトリックも両方上手い引っ張りだこの人気ベーシスト。(この辺りも認識不足)

ドラムの則竹裕之は、兵庫県川西市出身。1085年に神戸大学在学中、スカウトされる形でフュージョンバンド“T-SQUARE”に加入。(またまた珍しい経歴)。

なんか私にとって死角というか、認識不足のメンバー。(どうも申し訳ありません)。最新電子楽器をフル活用した1970年代最高峰のフュージョンバンドの「ウェザーリポート」の曲を、生楽器で、しかもトリオでやる試みに度肝を抜かれる。そして、その演奏は単なるカバーではなく、ピアノトリオの新境地を切り開らかんとするエキサイティングな演奏。

しばらくは”AWR”、”AWR2″を繰り返し聴きそうだ。

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