久しぶりの心斎橋

「大丸そごう東入る」。当時のこの通りの呼び名。
今はもう「そごう」はないが、変わらぬ通りの佇まい。ゴジャゴジャっとしたお店と電線、狭い歩道。

「当時」とは、昭和50年代。私は大学を卒業し、京都に本社があるディスプレイ関連会社に就職し、大阪支店勤務となった。この通りにある支店から、毎日毎日この通りを行き来しながら働く。今でも、この通りを歩くと当時のことが蘇ってくる。

この通りにある老舗蕎麦店「浪花そば」。店の構えは当時と全く変わらない。今回もやはり昼食はここにしないといけない。変わらぬ美味しさ。大阪で蕎麦ならここ。ぜひ、行ってみていただきたい。

当時の仕事は、百貨店の店舗設計、什器、マネキン・ボディなどのディスプレイを提案し、実際に搬入搬出を行う営業の仕事。私はこの心斎橋大丸の担当。上部の外装は違うが、この煉瓦調の本店ビルは変わらない。

何年経ってもここに来ると、「当時」のことが記憶に蘇る。

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