「畠山記念館の名品」〜能楽から茶の湯、そして琳派〜

京都国立博物館で開かれている『畠山記念館の名品』展に行く。
東京港区白金台にある記念館には、数年前に訪ね鑑賞したことがあるが、現在は改築工事のための長期休館。ということで、畠山記念館の収蔵品の多くが関西に来るのは初めてだそうだ。

荏原製作所の創業者である畠山一清(即翁)が50年かけて集めた茶道具、美術品を紹介。畠山即翁の人となりを交えながら展示。

多数の展示品に圧倒されながら、帰りはもう夕暮れ。

メモ
国宝 『煙寺晩鐘図』牧谿 中国・南宋時代(13世紀)
重文 『井戸茶碗 銘 細川』 朝鮮半島・朝鮮時代(16世紀)
重文 『四季草花下絵古今集和歌巻』 本阿弥光悦/書、俵屋宗達/下絵 江戸時代(17世紀)

晩秋から初冬へ〜ドウダンツツジ

晩秋。
初冬かな。
真っ赤に色づいたドウダンツツジ。

ドウダンツツジを漢字で書くと「灯台躑躅」。
なんだか難しい漢字が並ぶ。

「ドウダン」とは「とうだい」が訛ったものとある。
枝分かれが、昔の室内照明器具である灯明台の脚に似ている、とあるが
よくわからない。

ちなみに、中国名の表記は「満点星」。
こちらの方が、しっくりときますね。