『京大変人講座』 酒井 敏/他 ・著

ナマコを採ってきて、お米をつくっている人に「ごはんだけだとさみしいでしょう?これ、美味しいですよ〜、ごはん進みますよ〜」と言って”高い金で”ナマコを売りつければいいのです。その収入の中から自分はお米を買って、初めて経済が回るのです。
 つまり、世の中の発展のためには、全員がお米をつくってはいけないのです。ナマコを採るべく冒険に出かける人間が必要です。当然、全員ナマコ漁師になってしまうと、ごはんが食べられなくなりますから、こめをつくってくれる人もありがたい存在です。
 ですが、お米の農家さんが多数派だと仮定すると、私たちはあえてナマコを採りにいくリスクを取りたいと思うのです。
『京大変人講座』 酒井敏/他・著 (p268)

紹介文が長くなってしまいました。
変人の大切さを「ナマコ理論」で説明する、まさに「変人」の横顔が滲み出ているのでこの部分を抜粋しました。^ ^

ノーベル賞受賞者をたくさん輩出したまさに「京大」の真骨頂だろう。

6名の京大教授(准教授、助手含む)が登場し、それぞれの専門分野についての授業がある。「地球」「経営」「法哲学」「社会デザイン」「生物」「予測」。

それぞれ「目からウロコ」の新事実、視点、思考、論点が満載。

どれも面白いが、私は特に「なぜ鮨屋のおやじは怒っているのか」(経営の教室)がオススメ。

「おもてなし」は英語で「ホスピタリティ」。語源をたどるとギリシャ語で「ホスペス」(「見知らぬ者」、「力を持つ」の組み合わせたもの)とつまり「敵意ある見知らぬ者には対して力を持つ」遠言う意味。なぜこれが「おもてなし」なのか。

文化人類学的に解くとどうなるのか、どうぞ読んでみてください。

バッタ獲り

バッタ捕りに夢中。
夏には大きくなるが、バッタは小さいものばかり。
よく見つけるな、と感心。

獲れなかったからと、言って泣きべそかいているんではありません。
しつこく、家に帰るまで下を向いて虫を探している。
まったくもう、大の昆虫好きだ。

地産地消の美味しい食材を〜さんぽう西村屋

蕎麦は「赤花ソバ」(豊岡市但東町赤花地区)、野菜は「自然耕房あおき」。ワサビは「北村ワサビ」(豊岡市日高町十戸)。地元の食材をふんだんに使った料理を提供するのが「さんぽう」(城崎温泉西村屋本館横)。

昨夜の但馬コネクションのゲスト河野武平さんをお連れして、「さんぽう西村屋」でランチ。昨晩来れなかった料理長さんや昨晩から引き続きのマネージャーさんと改めてメニュー、食材、調理法などについて河野さんの意見をお聞きする。

経験豊富な河野さんのアドバイスは的確。
これからの「さんぽう西村屋」に期待大だ。

「食からもう一度健康を見直しましょう」但馬コネクション5月(No.56)

5月は、河野武平氏(株式会社精膳 代表)。河野氏との出会いは、昨年5月の但馬コネクション・ゲストの「自然耕房あおき」の青木美恵さんの農場であった。ボランティアとして土づくり、栽培種、販売先などアドバイスは多岐にわたる。長年、商社の食関連プロジェクトで世界中を飛び回った経験が生かされている。その実績は簡単には表せないぐらい、広く深い。(但馬コネクションの「記録」でご紹介する予定)

河野さんは、以前から電子レンジのマイクロ波の人体に対する影響に懸念を持っておられた。ならばその懸念をなくす、電子レンジ用の調理器具を考えれば、とできたのが「磁性鍋」。マイクロ波を遮断し、遠赤外線効果により、より安全により美味しく調理ができるというモノ。我が家では、使用しない日はないと言っていいぐらい、重宝している。

第2部は恒例により、ワイン片手に語り合う。今回は、地元の有名旅館の調理長や新しくオープンしたレストランのマネージャーも参加。夜遅くまで「食」で盛り上がりました。

心を込めて〜65期経営方針大会

令和と共に、我が社の65期がスタートした。まずは、恒例の全社員集合して「経営方針大会」を開催。

64期の結果報告を簡単に済ませ、今回は、数字目標も大切ですが、これからの会社ビジョンに力点を入れて発表。

営業部の発表。アパレル・ホテルなどの「業務用ハンガー」を扱う課、「NAKATA HANGER」を扱う課、新商品や輸出入に関する課、の3つの課に別れて、お互いに連携しながらやっていきます。

NAKATA HANGERは「ふくをかける」ハンガーとして、たくさんの人々にギフトとしても喜ばれています。

父の日、母の日、誕生日、結婚式、創立記念、卒業記念など、大切な人との出会いや別れ、お祝いに思いを込めた贈り物として。

世の中「働き方改革」ですが、ここでは「休み方改革」。

我が社では現在、産休、育休、そして育休語の職場復帰などが相次いで活気があります。さらに有給休暇のさらなる取得を目指して、職場の改善・コミュニケーションを図っていきます。

64期も、多くのお客様にハンガーをお届けすることができ、無事に終了しました。これも社員の地道で着実な「ものづくり」との取り組みがあればこそ。私からの社員へのメッセージは「心を込める」。全ての思考、動作、作業・業務に「心を込める」こと。それが仕事になる、と。

畑の途中経過(ナス・トマト・ソラマメ)

ナス。
順調に成長。

ミニトマト。
周囲からトマトは水をやり過ぎないようにとアドバイス。

ソラマメ。
こちらはアブラムシの大群でどうしたら良いのか困惑中。
酢を掛けたらと、シュッ、シュッ、シュッとやっているのだが。

ルレ・エ・シャトーの世界〜城崎温泉「西村屋本館」にて

城崎温泉 西村屋本館

ルレ・エ・シャトーってご存知でしょうか。私も最初は詳しく知りませんでしたが、「ルレ・エ・シャト日本」の30周年記念食事会に、西村屋様からお誘いいただき(もちろん会費は払いますが)出席しました。

いただいた冊子よると、ルレ・エ・シャトーとは、1954年フランス発祥。ローヌ川沿いの7軒のホテル経営者が連携し、パリと南仏コート・ダジュールを行き交う旅人に最高の美食と体験をしてもらう為に始めた。世界で571メゾン、日本では

このイベントの特色は、ルレ・エ・シャトーに所属しているレストランのシェフがペアを組み「食とおもてなし」をする限定イベント。今回は、西村屋本館の高橋悦信料理長と神戸北野ホテルの山口浩シェフの「日仏饗宴」特別ディナー。

もう一つ言うならば、兵庫県の南北シェフの競演。ドン・ペリニヨンも見過ごせない。

まずは、「令和」と書かれた金箔を浮かせた果実酒で乾杯。

一つ一つ解説できないほどのお料理の連続。写真でお楽しみください。

水無月豆腐と淡路産板雲丹。

前菜。メニューを拡大してご覧ください。(^ ^;;

こちらは、神戸北野ホテルの山口シェフ。テーブルを回りながら、お料理一品ずつの解説。

西村屋の高橋料理長は、最近は但馬コネクションにも参加されたりして、親しくさせていただいているのですがお顔が見えない。調理に忙しいのか、それとも人前がお苦手なのか。^_^

「筍と若芽のご飯とトリュフの佃煮」
(これがなかなか美味しい。印象に残る一品。)

デザート。

食事が終わって外に出ると城崎温泉(当たり前)。

場所を忘れるぐらいしばらく享楽に陥っていました。
二人のシェフのお料理とドン・ペリに大満足して帰路につく。

我が家のビオトープ

我が家のビオトープ。

ビオトープとは、Wikiによれば「生物群集の生息空間を示す言葉」、また、「生物が住みやすいように環境を改変することを指すこともある。」とある。

まさに、今春の庭の大改造によってできた水たまり。庭に降った全ての雨は、この一番低い場所に集まってくるように庭の傾斜をアレンジした。そして、ここに溜まった水は一定のレベルを越えると塀の下を潜って、円山川に注ぐようにできている。

もう一つ大事な仕掛けがある。

屋根に降った雨を樋に伝って集めて、一時的にタンクに溜め、オーバーフローした雨水が自動的(高低差を利用)にビオトープに注ぎ込む仕掛け。晴天の時、水位が下がった時は、タンクに溜まっている雨水を手動で栓を開けて流すことこもできる。ツクバイ仕掛けも備えている。

これから時間の経過とともに、「生物群衆」が現れるのを楽しみにしよう。

豊岡市第4次行財政改革開始

冒頭、前野豊岡市副市長の挨拶

第4次行財政改革がスタート。第1次〜3次までは、行政改革委員会だったが、4次からは「財政」を入れる。2005年の1市5町が合併して現在の豊岡市が誕生。その後の、合併特例債の期限が2年後に迫り、その先歳入源となり、一般会計が赤字に転ずる。

中身については、また後日、ここでも報告をしていきます。

スイカ、マクワウリ、カボチャを植える

初めての野菜づくり
季節が進み、いよいよスイカ、ウリ、カボチャを植える。

庭師のKさんの手ほどきで、まずはスイカから。土を柔らかく盛って苗を植える。不要になった畳表をもらってきて窓を作る。そして支柱を4本立ててあとで米袋を被す。

こんな感じ。

向こうからスイカ、その次がマクワウリ、そして手前がカボチャ。普通の畑のイメージと違うので、これがどのように育つのか想像できない。ま、それも含めて注目していこう。