Weather Report “DOMINO THEORY”

Weather Report “DOMINO THEORY”

Joe Zawinul : keyboards, synths, producer
Wayne Shorter : soprano & tenor saxophones
Victor Bailey: bass
Omar Hakim : drums
José Rossy : percussion
Carl Anderson : vocals (1)

  1. Can It Be Done (3:58)
  2. Db Waltz (11:10)
  3. The Peasant (8:13)
  4. Predator (5:21)
  5. Blue Sound Note 3 (5:59)
  6. Swamp Cabbage (5:19)
  7. Domino Theory (4:47)

Released in 1984

ジャコ後。(1982年脱退、1987年没)

ジャコ中心に考えてはいけないけど、“Heavy Weather”“8:30” でのジャコの存在はあまりにも大きい。あのベースは一世を風靡する。ベース奏法を変えてしまうぐらいの衝撃的なものだった。

ここでは、ビクター・ベイリーがそれに負けじと素晴らしいベースを奏でる。オマー・はキムのドラミングが冴えている。

全体として、ジョー・ザビヌルの曲、アレンジが支配している。やはり、ザビヌルの曲想とウェイン・ショーターのサックスの音色が、入り混じって展開されるのがウェザー・リポートなんだと再確認。

円山川 ”河畔劇場”

赤い屋根の建物に注目。

約2万年前に火山活動を行なっていた神鍋火山の噴火により溶岩が流れ着いた場所がここ。玄武岩(柱状節理は不完全だが)の崖の上に建つ。

円山川は、溶岩壁に沿うように蛇行する。建物に向かって縦方向に向かってくる流れは、円山川で唯一の場所と言っても良い。絶景なのだ。

これまで「豊岡市商工会館」の建物だったが、4月より商工会は「豊岡市役所日高庁舎」(旧・日高町役場)に移転し、劇場へと改築される。

「劇場」は、劇作家・演出家の平田オリザ氏主宰の「劇団 青年団」の常設劇場として使用される。JR山陰線・江原駅前という好立地を活かし、駅前商店街や市民の憩いゾーンとしても整備される予定だ。

人生初の”農業”(その2)

そもそも「畑があって、野菜作りしたい」と言い出したのは息子夫婦。

でも、この腰つき、手さばきから判断すると、どうも、本当にやれるのかな?と疑問が湧くのは私だけではあるまい。やはり、ここは私がやろう、と。

(ま、息子達は仕事の第一線でしっかりとやってもらわないといけないので、心身共に、まずは仕事ファーストで良いのだが)

植えたのは、
ナス、キュウリ、ミニトマト、ピーマン、エンドウ、レタス、イチゴ、ジャガイモ、ブロッコリー、カリフラワー。

書きながら、本当に面倒見られるんだろうか? ちょっと不安になってきた。

わずかな面積の「農地」だが、私にとっては「大きな一歩」なのだ。

初体験の興奮とこれからの不安が入り混じりながら、1日を振り返りながらの最後はビール。これで決まり!

人生初の”農業”(その1)

今日は私にとっての”農業”記念日。
人生初の”農業”なのだ。(そう、言いたい程の大興奮)
普通に言えば「家庭菜園」なんだけど。

これまで土を耕したこと無し、田植え、稲刈り、全く未体験。

指導者してもらうのは、もう30年ずっとお世話になっている庭師のKさん。
畝は、事前にKさんに作ってもらい、然るべき野菜を植えるタイミングを待っていたのだ。

土を掘り起こした後は、マルチシートを張る。
(しますか?しませんか?と聞かれても、「わかりません」としか答えられない)(^ ^;;

マルチシートの上から穴を開けるやり方のお手本

マルチシートに穴を開けて、ホームセンターから買ってきた苗を植える。

支柱は、堤防脇の竹林から切ってきて、槌で打ち込む。
ちょっとずつ雰囲気が出てきた。
(雰囲気だけでも嬉しいのだ)

桜満開の入園式

ここは蓼川保育園(豊岡市日高町)。
普段、通る車道から見えるカラフルな屋根。
桜満開のこの保育園に、いよいよ孫が入園する。東京在住だった息子夫婦が豊岡市に引っ越してきたのだ。

園児が144名。(豊岡市の中でも大勢の園児がいる保育園)。世話をしていただく保育士さんやスタッフの方が36名。前方に、年長組、年少組に別れて園児達。その後ろに父兄たちが座る。

聞いて驚いたのは、この「入園式」は20年ぶりだそうだ。毎年この光景があると思っていたが意外だった。こんな微笑ましい式は毎年あって欲しいですね。

これも意外な事なのだが、人口減に直面する豊岡市なのだが、保育園は待機児童でると聞いている。施設が足りないのだろうか?それとも保育士が足りないのか?

何れにしても、子育てがしやすい豊岡市、女性活躍を掲げる豊岡市としても、さらに充実していって欲しい。

孫はもちろん、全ての園児達がすくすく育っていくことを願いながら最後尾の席にお邪魔させていただく。

進む堤防工事〜江原荒神社あたり

久しぶりに晴れた、自宅裏の夕暮れ。
だが、昨日、雪を降らせた寒波はまだ居座っている。

円山川堤防工事は、宵田地区から江原地区へと進行中。
江原の荒神社をこの角度(裏側)から眺めるのは初めてだ。

というのも、神社の裏手まで堤防が伸びて来たから。
何年か経ち、植物が地面を覆う頃には、絶好の散策コースとなっているだろう。
楽しみにしよう。

江原荒神社の裏手。向こう側が円山川右岸。
桜の木が数本残っているが、私の小さい頃は、桜並木の名所でもあった。
この場所に、流れ橋(台風などの大水が出るとすぐ流れ、復原できる橋)があった。

右岸は鹿の楽園だ。

小学生の頃には、この右岸に祖父が耕す畑があった。スイカやナス、キュウリなど、採れ立ての野菜をよくいただいた。その頃には、鹿は居なかった、見たこともなかった。

雪だ!

雪。
朝、起きてビックリ!

進美寺(しんめいじ)山の頂上付近は雪化粧。

ここでコーヒー飲むのは、もう少し先だな。

『地図を創る旅』 平田オリザ・著

一方、この文章は、いささか早すぎる自叙伝であり、また、若干遅すぎる、青春の覚え書という側面を持っている。過去に私が書いた文章の引用などは、多少気恥ずかしい部分もあるが、それには目をつむろうと思う。だからその意味では、この作品は、私の初期エッセイ集という役割も担っている。ともかく書き始めよう。この困難な作業の疲労感を、追憶の恥じらいが紛らわしてくれることを期待して。
『地図を創る旅』 平田オリザ・著 (「まえがき」より)

読後感はまず、久しぶりに「素晴らしい文章」に出会ったという気持ち。自己の内面を飾らず、正直に表現することは容易ではない。平田氏は、私的感情を素直に述べつつ、それを客観視するもう一人の自分を、上手く表現されている。誇張ではなく、淡々と記しながら、自分の世界感を展開していくセンスは抜群。岸田戯曲賞、鶴屋南北賞を受賞されているのも当然だ。

2019年の今年、その平田オリザさんが豊岡市日高町江原に引っ越しされてくる。
オリザさんの「地図」に「豊岡市江原」と記し、旅はまだまだ続く。

豊岡市の皆さんに一読をお薦めします。