セイヨウタンポポ〜分類がむずかしい

セイヨウタンポポ(キク科)
タンポポは空き地や草原一面に黄色い花がたくさん咲く春の代表的な野草で、在来種と外来種がある。本種は、明治時代に食用や牧草として輸入された帰化植物。草丈は10〜30cm。直立した茎の先に直径3.5〜4.5cmの頭花をつける。花期が長く、外側の総苞片が強く反り返るのが大きな特徴で、在来種と区別ができる。繁殖力が強く、ほかの花粉を受粉しなくても種子ができるので、日本全土で見られ、身の周りの多くは雑種タンポポである。
『色で見わけ五感で楽しむ野草図鑑』 藤井伸二・監修 高橋修・著

いまさらタンポポ。みんな知っている。以前、誰かに聞いたことのあるのは、この辺りで見かけるタンポポは外来種だ。在来種と外来種の違いはここで判る。(「ここ」がなんだったか?)

と言おうことで、改めて調べてみる。在来と外来の違いは、「外側の総苞片(そうほうへん)が強く反り返るのが外来種」ということ。

在来種には、カントウ、カンサイ、エゾなど、地方に分類されるタンポポがあるが、その区別(エリア区分)はどうなんだろう、と疑問も出てくる。友人の「植物博士」にまた尋ねてみよう。