『日本列島の下では何が起きているのか』中島淳一・著

日本列島に大きな被害をもたらして来た巨大地震や火山噴火の原因は「プレートの沈み込み」です。その意味では、プレートの沈み込みは災害をもたらす「厄介者」と見なせます。しかし、プレートの沈み込みなくしては、日本列島は誕生しませんでした。日本列島の形成史はプレートの沈み込みの歴史そのものなのです。
『日本列島の下では何が起きているのか』中島淳一・著 (p12)

毎年日本のどこかで、大きな地震が発生し、火山噴火が観測されています。台風と合わせて日本は「自然災害列島」と言っていいぐらい大きな被害が発生しています。まさに、豊かで美しい自然を享受している生活との裏腹の関係だ。

日本列島の成り立ちを学ぶことで「恵み」への感謝と「脅威」の発生原因を知り備えることで、さらに日本列島が愛おしくなる。

さらにこんな記述が

白山から鳥取県の三瓶山までの領域は、活火山がない「火山の空白地帯」です。その距離は500kmにもおよびます。西日本にある活火山は、三瓶山と阿武火山群だけです。ただし、第四紀(約260万年前以降)に活動した火山(第四紀火山)を含めれば、神鍋火山群、扇ノ山、大山、大江高山や、隠岐島後(隠岐の島)もあります。それでも火山数が少ないことには違いありません。
(p190)

「神鍋火山」について文献(地元発刊でなく)で見たのは初めて。
(なんか嬉しくなりました)

海・山・川はどうしてできるのか「フォッサマグナ」(藤岡換太郎・著)などの本で興味を持ったのが「プレートテクトニクス」。地球内部でプレートが沈み込むメカニズムを学ぶことで、大陸移動(パンゲア大陸の移動)、ヨーロッパアルプスやヒマラヤ山脈の形成過程、そして日本列島の誕生を知る。

身近な海、山、川が違った風に見えてくるのが面白い。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です