ベートヴェン ”交響曲第6番へ長調Op.68 《田園》”

ベートヴェン ”交響曲第6番へ長調Op.68 《田園》”
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: カール・ベーム

交響曲第6番ヘ長調Op.68《田園》
作曲:ベートーヴェン(Ludwig Van Beethoven)

第1楽章:「田舎に到着した時の朗らかな感情の目覚め」
第2楽章:「小川のほとりの情景」
第3楽章:「農民の楽しい集い」
第4楽章:「雷雨、嵐」
第5楽章:「牧人の歌、嵐のあとの喜ばしい感謝の感情」

♪タ〜ラッタ、タ〜ラララ〜ッタ、タ〜ララ〜ラララ♪
と口ずさむファンも多いのでは。誰もが知っている「田園」の出だし。
第5番の「♪ダダダダ〜〜ン」の力強い出だしとは、うって変わって、優しいメロディーが心に響く。

表題音楽の始まり、つまりロマン派へと繋がる曲として位置付けられている。

ベートーヴェンが難聴に苦しめられ、ウィーン近郊のハイリゲンシュタットに保養に行き、自然の中で生活を楽しんでいる時期に作曲された。(1808年、38才)

私は、2年半前に台湾で交通事故にあい、左耳聴力が落ちたまま入院生活を送っている時に、よーく聴いてた「田園」。ベートーヴェンととても親しくなった気分で聴いたのを思い出す。(^_^;;

ツユクサ〜知っているようで知らない

ツユクサ(ツユクサ科)
朝の花。そのはかなさを見つめ、想いを寄せる人は多い。が、ツユクサの花のユニークさは午後にある。花弁の中はどろどろに溶け、成分は吸収されて次の花へ回される。リサイクルの花なのである。古名は、つきくさ。青色で紙や布をつき染めた。現代も、京都の友禅の下絵かきに栽培品種が使われる。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

ちょっと季節はずれかも。

ツユクサと言うから6〜7月頃の野草がイメージですが、9月になっても咲いているんですね。

ツユクサと言う名前も実際の花も、おそらく誰でも知っているポピュラーな野草ですね。だけど、私の愛読書『花おりおり』で調べてみると、知らないことばかり。

不思議な花。
もっとしっかりと観察してみないといけないなあ。

フードバンクって?〜セカンド・ハーベスト・ジャパン

セカンドハーベスト・ジャパン(Second Harvest Japan)創立者(CEO)のチャールズ・マクジルトン(Charles E. McJilton)氏のお話を聴く。

セカンドハーベスト・ジャパンは、食品ロスを引き取り、人々へ届くける活動を行う日本初のフードバンク。

まず、チャールズさんご自身のプロフィールがユニーク。1963年米モンタナ州生まれ。幼少の頃は、どちらかというと問題児。その後、大学入学→米海軍勤務の中で横須賀基地に赴任。日本びいきとなりフードバンク活動を開始。ご自身が隅田川沿いでホームレス生活を1年3ヶ月経験。

チャールズさんが大切にするのは「対等」という考え方。「個人と企業」「施す側と施される側」。「上下の関係ではなく、それぞれに自己責任がある」

「ただ、余剰なものを不足しているところに届ける」こと。
「感謝を求めない」活動である。

現在、スタッフ(東京・秋葉原)は約20名。仕入0、売上0。人件費、経費は、寄付と各種補助金により成立。

最初、仕組みを理解するのに戸惑ったが、チャールズさんのお話を聴くにつれ、納得しました。これからの社会でこの「仕組み」は、ますます重要になってくることは間違いない。

お話の前提として、こんな説明もあった。

1. 「食品ロス」 日本で500〜800万トン(ただし、農産物、残飯などは含まず。定義がまちまちで、国際比較などは容易にできない。)

2. 相対的貧困率 日本では、平均年収245万円の半分以下の人。1ヶ月約10万円の所得。日本では、6〜7人に1人。先進35ヶ国中、上位7番目。

3. フードバンク(食料銀行)活動は1967年に始まり、日本では2002年(チャールズ氏)。

阪急メンズ大阪に登場!〜NAKATA HANGER

阪急メンズ大阪にNAKATA HANGER、本格デビュー。
コーナー開設記念に「ナカタハンガー・フェア」(9/10〜9/25)を展開中です。

フェア期間中は、NAKATA HANGER常設売場にて販売の定番ハンガー以外にも、人気のスタンドハンガー”Jiorno”(ジョルノ)や漆塗りハンガーなど、スペシャルなハンガーも販売しています。

NAKATA HANGER×輪島塗 (162,000円税込)

NAKATA HANGERと輪島塗とのコラボで誕生した「漆塗りハンガー」

ハンガーは、職人の究極の技を駆使したNAKATA HANGERのNH-3。
漆塗りは、「輪島千舟堂」。(サミット公式採用の輪島漆器)。

ちなみに、千舟堂(岡垣漆器店)現社長の曽祖父は、私の母校「県立豊岡高校」の校歌作詞者の岡垣徹治校長先生(当時)。

♪♪「群山の秀に湧く雲と 諸人のここに学びて ♫」

コラボの企画後に知った逸話ですが、世の中の不思議なご縁を感じます。

阪急メンズ大阪に、行ってみてください。

「江原の神社」清掃当番だ

今朝は、江原の「荒神社」の清掃当番。
隣保の人たちと本殿の拭き掃除。

この佇まいはなかなかいい。

大きな神社ではないけど、子供の頃には、夏休みにセミ捕りをしたり、春祭りには子供相撲や餅まき、秋祭りにはお神輿やだんじりが並ぶ境内。

久々の青空。

ケヤキの大木が境内を覆う。

神社の横は円山川が流れる。

台風23号(2004年10月20日)では、この地域は水没。
その後、災害激甚地区に指定され、堤防工事が続く。

ヤブラン〜苔の中に咲く

ヤブラン(ユリ科)
ユリ科の多年草。花も実(種子)もランとはほど遠い。ただ、細い葉はシュンランなど東洋蘭を思わせる。古名は山菅(やますげ)とされるが、地下茎はなく、『万葉集』で根が長いとか、実が成らぬと歌われた山菅ではない。種子が果実のようで、黒く丸く裸出する。葉が黄色く縁どられた斑入り品種もある。
『花おりおり その二』 湯浅浩史・著

和室の縁側からも目立たないところにひっそりと咲く。

苔が生え、笹が茂る地面を背景に、小さい花がいくつも連なった姿は、ハッと目を引く。

シュウカイドウもそうだけど、秋には紫の花が多いのかな。

『川はどうしてできるのか』藤岡換太郎・著

直近ではいまから約2億5000万年前にできた「パンゲア」が最後の超大陸で、現在はそれが分裂し、移動している時期に当たっています。
現在、大陸を流れる川は、このパンゲアがあったときにできた川の名残です。この超大陸にはおそらく、想像を絶するような超巨大河川が存在したことでしょう。しかし、パンゲアが分裂すると、超大河は分断されてしまいます。それぞれの大陸を流れる大河は、超大河がバラバラになった断片とも言えます。
『川はどうしてできるのか』 藤岡換太郎・著 (p134)

なんともスケールの大きい内容である。

『山はどうしてできるのか』
『海はどうしてできたのか』

に続く、「どうしてできのか」シリーズの完結編。

もうひとつお薦めは、

『三つの石で地球がわかる』

これら4冊を読めば、「地球」に興味がわきます。
自分の住んでいる地域の川は、山は、そして海は、どうしてできたのか?
それは、どんな特徴で、どんな恵と脅威があるのか?

地形と風景に興味を持てば、旅が格段に面白くなる。
ブラタモリも10倍楽しめる。(^ ^)

「川はどうしてできるのか」は、3部構成。

【川の謎】 不思議な現象を紹介。(13の謎)
・ ヒマラヤを超える川がある
・ 砂漠で洪水を起こす川
・ 黒い川、白い川
・ 平地より上を流れ、川が川を奪う

【川の成り立ち】 多摩川の場合
・ 上流・中流・下流の風景は?

【川の大胆仮説】
・ 天竜川の源流はロシアのウスリー川?
・ 大陸には大河が3本できる?

上記4冊、すべてお薦め本です。

山陰海岸ジオパークへの関心も高まること必至。
みんなで地元の自然を知り、愛し、楽しみたいものです。

伊勢丹メンズ館15周年記念ハンガー〜これぞ「世界にひとつ」

伊勢丹メンズ館8F

ただ今、新宿・伊勢丹メンズ館にて「伊勢丹メンズ館15周年記念限定ハンガー」をご紹介しています。

2009年、伊勢丹メンズ館8FにNAKATA HANGER 売り場を開設させていただいて以来、ご好評をいただき、様々なイベントを開催しています。

今回は、
マットブラックハンガー」(ボディもフックもマットブラック)
カラーオーダー・ハンガー」(同一デザインで5色。グリーン、レッド、ホワイト、グレー、ブラック)

ご自身で「寄せ書き」後、NAKATA HANGER 工場にて仕上げて、お客様のお手元へ

特にユニークなのは、本邦初の「寄せ書きハンガー」。
これぞ「世界にひとつ!!」。

ご自身が手書きでメッセージや思いを綴る「寄せ書きハンガー」。
大切な人に贈るスペシャル・ハンガーです。
(2019年3月31日まで)

詳しくはこちらをどうぞ。

伊勢丹新宿店メンズ館8階 イセタンメンズ レジデンス
東京都新宿区新宿3-14-1

稲刈りとコウノトリ

神鍋高原方面から帰宅する途中の風景。
私の好きな風景のひとつ。
(豊岡市日高町夏栗 地区)

よーく見ると稲刈り後の田んぼに1羽のコウノトリ。
(画像で分かりますか?)

急遽、ハンドルを左にきって田んぼの反対側に移動。

この辺りの田んぼも、無農薬(低農薬?)の米作りを始めたとか、聞いたことがある。小動物が増えてきているのだろうか。

この辺りも、コウノトリがいる風景が日常になればいいなあ。

シュウカイドウ〜ひっそり秋が

シュウカイドウ(シュウカイドウ科)
秋海棠は、すでにその名で秋を感じさせる。中国最初の花の辞典である『秘伝花鏡』(1688年)は「秋色中第一となす」とたたえる。バラ科の花木カイドウと対比されるが、ゆかりはない。ベゴニアの類で雌雄異花。雄花は大きい二枚の萼片と小さい二枚の花弁を持ち、雌花は花弁を欠く。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

4年前に自宅の隅っこに植えたシュウカイドウ。

建物に囲まれた小さいスペースだが、適度な陽光が差し込み、なかなか気持ちいい空間になっている。

私は「シュウカイドウ」という名前がなかなか覚えられなかったが、「花おりおり」の解説を読んでこれで忘れることはなさそう。