読響サマーフェスティバル2018《三大協奏曲》〜東京芸術劇場コンサートホール

東京芸術劇場(池袋)

思わぬことから素敵なコンサートに行くことになった。

昨日の「おんぷの祭典」東京ミーティング後の食事の時、中澤きみ子さんから「明日、ご都合が良ければコンサートに行きませんか?」とお誘いを受ける。同行の豊岡の友人たちはもともと行く予定。ということで、急遽、決まり。

中澤きみ子さんの教え子で第1回のおんぷの祭典でも演奏していただいたヴァイオリンの岡本誠司さんがソリスト。

岡本誠司さん、読売日本交響楽団とだけインプットして、池袋の東京芸術劇場に向かう。

東京芸術劇場チラシより

読響サマーフェスティバルの特別プログラム。
「三大協奏曲」と銘打って、ヴァイオリン、チェロ、ピアノのそれぞれの代表的協奏曲が全て聴け、しかも、ソリストは、現在大注目の若手演奏家。願ってもない、超・ファンタスティックなプログラムなのだ。(幸運とはこういうことか)

ヴァイオリン / 岡本誠司
メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

チェロ / ラウラ・ファン・デル・ヘイデン
ドヴォルザーク  チェロ協奏曲 ロ短調 作品104

ピアノ / 反田恭平
チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 作品23

指揮  / 大井剛史

確かに代表的且つ人気の協奏曲のオンパレード。
ソリストは、岡本(24才)、ヘイデン(21才)、反田(24才)。

ヴァイオリンの岡本誠司さんは「第1回 おんぷの祭典」の直後、国際バッハコンクール(ドイツ・ライプチッヒ)で第1位。同じく第 1回に出演してくださったヴァイオリンの辻彩奈さんはモントリオール国際音楽コンクールで第1位。

「おんぷの祭典」でご縁ができた若い演奏家たちが次々に国際的な舞台で大活躍しているのは、我がことのように嬉しいかぎりです。

きみ子さんにとっていただいた席ということもあり、特別な席。
隣の席には、宗次ホール(名古屋)のオーナーの宗次徳二氏(CoCo一番創業者)、さらにヴァイオリンの岡本誠司さんのお母さんとご一緒に聴けたのは、さらに特別なコンサートとなりました。

中澤きみ子さんには大感謝!

次へ向けて〜「おんぷの祭典」東京ミーティング

日本ヴァイオリン」(渋谷区千駄ヶ谷)へ向かう。最寄駅は山手線代々木駅ですが、私はいつも新宿駅から歩く。目印は、NTTdokomoのビル。

6月に第5回を終えた「子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭」(おんぷの祭典)。お客様や実行委員から集めたアンケートを元に、6回目以降の方向づけを行うために「日本ヴァイオリン」に集合。

「おんぷの祭典」プロデユーサーは「日本ヴァイオリン」の中澤宗幸氏。ヴァイオリン・ドクターとして世界一流の弦楽奏者から引っ張りだこ。豊岡からは4名の実行委員参加。

 

演奏者、企画、地元参加のあり方、実行委員会のあり方、など有意義な意見交換ができた。まだ、案として様々な交渉が必要なので具体的には書けないですが、6回目以降の展望が開けたと言ってもいい内容だった。

ミーティング後は、代々木のレストランでみんなで食事。
5回も回を重ねてくると、本当に親しく、ざっくばらんに意見交換ができる。
プライベートの近況報告など、本音の会話から、新たな面白い企画が生まれてくるのだと実感しながら夜も更けて行きました。

但馬コネクション 秋の陣へ向けて

猛暑、酷暑と戦い続けた今年の夏。
ここんところ、朝夕はようやく秋の気配も感じられるようになってきた。

先週のBBQは夕立の襲来で準備が遅れたが、今日は、秋を思わす雲を眺めながらの早めの準備。

今夜は、但馬コネクションの顧問スタッフとの納涼BBQ。

まだ、あと3人来ていないが、明るいうちの乾杯だ!

「顧問」と呼ぶのは、自分たちも参画しよう、参加しよう、楽しもう、との思いから。

みんなそれぞれ仕事、プライベートで忙しい仲間。
考えてみれば、毎月のセッションでは顧問同士でゆっくりと話す時間がない。

毎回、事前打合せなしのぶっつけ本番だけど、そこは有能な仲間。誰かが不在の場合は、お互いに役割を変えながら、ハラハラドキドキなんとか無事に終える。
頼もしくて親しい仲間あっての但馬コネクションである。

BBQの燃えさかる炭火と顧問のやる気ムンムンなのか、
見上げると空に湯気が舞い上がっている。(笑)

9月セッションで50回目を迎える但馬コネクション。
12月までのゲストも決定し、さらに充実のセッションになるように英気を養う夜となりました。

この秋の但馬コネクション、多くの方の参加をお待ちしています。

全但バスに乗って〜将来の地域移動手段は?

ウェルストーク豊岡(スポーツ施設)駐車場に置きっ放しの車を取りにバスで豊岡市街地へ。

地元の公共交通機関はJR山陰本線とこの全但バス。
将来の人口減少、高齢化、過疎化を考えると地域の移動手段をどうするのか?とりわけバスの運行確保というのが重大な課題だと、いつも頭をよぎる。

通学の利用(それも減少するだろう)はあっても、バスを見かけると数人しか乗っていない状況を目の当たりにする。

ここで思い出すのが、40年間の乗客減で赤字の会社を見事に復活させた十勝バスの野村文吾社長のお話

路線バスの課題は、
・ 系統図が分かりづらい。(自分の目的地にはどのバスに乗ればいいの?)
・ 乗り方がわからない。(前ドア?後ろドア?料金はいくら?いつ払う?)
・ 待ってても来ない。(平日・休日ダイヤ、定時に来ない、本当に来るの?)
・ 降車の合図はどうするの(通過してしまわないかドキドキ)

それに加えて、私は、バス待合所の悪環境。炎天下にポツンと「バス乗り場」の表示。なんとも心が萎えてしまう。冬季雪の時はどうなるんだろう。

野村文吾社長の「地方公共交通の再生のポイント」は、
・ 不安の解消【運行状況、乗り場環境など】
・ 目的地提案(移動は手段)【バス利用の促進】
・ 見える化(地図、路線、運行など)【表示の改革】
・ ITの活用(目的別路線、情報アプリの開発)

私も今回は「どうやって行こう?」「全但バスの時刻表がない」「どうせすぐに来るバスはないだろう」と思ってしまう。

そこで「Yahoo!乗換案内」のアプリで検索したら、なんとピッタリの全但バスがある。アプリがなければ、バスを利用していなかった。

地域みんなで、将来の交通機関(移動手段)を考えないといけない時代がきていますね。

MacBook〜とうとうここまでAppleに

MacBook スペースグレイ

とうとうここまでAppleになりました。

1990年頃、インターネット以前のパソコン通信(ニフティ)からPCを始める。マイクロソフトのブラウザーを、富士通、東芝、NECとパソコンを乗り換えながら使っていたのが懐かしい。会社のサーバーシステムの関係もあり、その後ずっとWindows派でした。

が、「音楽イノチ」の私にとって、iPdoが登場して以来、徐々にApple派に移行。iPod→iPhone→iPad→iMac→Apple Watch→MacBookと、とうとう身の回りはすっかりAppleになってしまいました。

先月のアメリカ旅行中、iPhoneとiPad持参(海外にはいつもこの二つを携行)。しかし、向こうでブログのアップや写真の加工・管理などの不具合が発生。この二つのデバイスは共通しているので、片方ができなければ、片方もできない。
「保険」と思って携帯しているのにこれでは意味がない。

と、いうことで「片方」をPC(ノートブック)にすることを決断。MacBookの購入ということになりました。

私のApple側の問題がひとつ。それはmac.comとme.comと、AppleI ID が二つあり、これが混合してしまい、普段の利用時に混乱が生じるています。

この際、Apple ID をひとつする統合プロジェクトを開始。ただいま、一旦 iPhone を初期化し再設定中。

連絡系、音楽、写真がいつも通りいかないけど、ちょっとここは我慢して、新しい私のMac Worldを創ります。
(いつもと違う症状、現象があっても、よろしく)

Chick Corea  ”TRILOGY”


Chick Corea “TRILOGY”

Chick Corea (p)
Christian McBride (b)
Brian Blade  (ds)

1   You’re My Everything
2   Recorda Me
3   The Song Is You
4   Work
5   My Foolish Heart
6   Fingerprints
7   Spain
8    This Is New
9    Alice in Wonderland
10 It Could Happen to You
11 Blue Monk
12  Armando’s Rhumba
13  Op. 11, No. 9
14  How Deep Is the Ocean?
15  Homage
16  Piano Sonata: The Moon
17  Someday My Prince Will Come

Guest musicians
Jorge Pardo (fl. on “My Foolish Heart” and “Spain”)
Niño Josele (g.  on “My Foolish Heart” and “Spain”)
Gayle Moran Corea  (vo. on “Someday My Prince Will Come”)

Recorded in 2010,2012

大好きなチック・コリアChic Corea。

Return to ForeverCircleNow he sings,Now he sobsCrystal Silence、ほとんど全てのチック・コリアのアルバムは聴いてきました。

ちょっと油断?、最近のチック・コリアのチェックを怠っていたのですが、久々にチックを堪能できるアルバムに出会いました。2015年にリリースされたものですが。

ソロやエレクトリックな演奏もあるが、やはりアコースティックなトリオ演奏がいい。クリスチャン・マクブライドChristian McBride(ベース)とブライアン・ブレイドBrian Blade(ドラム)という新しい組み合わせも最高だ。

チック・コリアはニューヨークのブルーノートで、
クリスチャン・マクブライドは神戸のライブハウスで、
お二人にはサインをもらった経緯もあり、私にとっても夢の組み合わせだ。

ぜひ、一聴を。

『「超」独学法」〜 野口悠紀雄・著

新しい勉強の時代が到来している。
勉強の必要性が高まるとともに、独学で勉強することが容易になった。
ウェブや検索を利用することによって、20年前には想像もつかなかったほど効率的に独学を進めることができる。このチャンスをうまく活かすことができるかどうかで、その人の将来は大きく違うものになるだろう。
『「超」独学法〜AI時代の新しい働き方へ』 野口悠紀雄・著

産業革命以降、日常の生活手段、移動手段など大きく変化した。しかし、その変化の何十倍もの大変化が今起きている。インターネット、IT環境の発達による日常生活の変化である。「学ぶ」ことにも大きな機会が広がっている。

私の好きな言葉
「永遠に生きるかのように学び、明日死ぬかのように生きる」(ガンジー)

充実した人生は「学び続けること」だと思っている。
つまり「独学」。

継続の秘訣は次の4つ。
・ はっきりとした目的を持つ
・ 強いインセンティブを持つ
・ 勉強の楽しさを活用する
・ 時間を確保する

「ブログで発信する」
「教えることは、独学に対する非常に強いインセンティブになる」

2005年から続けている私のブログ「KOH’s VIEW」。
時々、「何のために書いているの?」「何を書くの?」などと考え込む。

その答えの一つに、
自分のインプット(学び)をアウトプット(知らせる)に変えること、つまり「書き出す=知らせる=教える」なんだと納得する。

リヒャルト・シュトラウス 『英雄の生涯』

リヒャルト・シュトラウス 交響詩『英雄の生涯』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: カール・ベーム

交響詩『英雄の生涯』(Ein Heldenleben)
作曲:リヒャルト・シュトラウス(Richard Strauss)
曲 : 6部に別れている。
「英雄」「英雄の敵」「英雄の伴侶」
「英雄の戦場」「英雄の業績」「英雄の隠遁と完成」

R.シュトラウスは、私の好きな作曲家だ。「ツァラストラはかく語りき」「ドン・キホーテ」「アルプス交響曲」など、何回も何回も聴く曲も多い。

特にこの「英雄の生涯」で弦楽器が醸し出す微妙な(?)オーケストレーションが好きだ。

19世紀的な、快楽的な、高揚する、勇壮な、、、

こんな言葉が浮かんでくる。

そう言えば、養父市のチェロコンクールに出場したステファン・マイヤーをホームステイであずかったことがある。今は、ウィーンフィルのチェリスト。彼の招待でサントリーホールで聴いたのがこの『英雄の生涯』(指揮、ズービン・メータ。)

ステファンとの再開と素晴らしい生演奏で大興奮の夜だった。

ラヴェル 『ボレロ』

ラヴェル『ボレロ』
パリ管弦楽団
指揮:シャルル・ミュンシュ

『ボレロ』(Bolero)
作曲: モーリス・ラヴェル(Joseph-Maurice Ravel)
曲 : バレエ曲

クラシック・ファンならずとも、おそらく誰もがこのメロディとリズムは聴いたことがあるのではないか。

二つのメロディーが最初から最後まで、クレッシェンドで、ゆったりと繰り返され、最後にクライマックスを迎えて突然終わる。
心憎いばかりの効果である。

私にとっての『ボレロ』の思い出は、1978年ジャズの「ウェザー・リポート」の来日公演(中野サンプラザ)である。

PAのトラブルで開演が2時間以上も遅れ、幕開きまでの会場がザワザワしている時に、静かにこの『ボレロ』が会場に流れ始めた。そして盛り上がっていくボレロ。最大ボリュームで曲が終わると同時に、ジャコ・パストリウスのベースが鳴り響き、開幕。

この瞬間は、今でも脳裏に焼き付いて忘れられない一瞬です。

主役のボレロから離れてしまったが、名曲は名場面と共に身体に染み付いている。

夕立のあとのバーベキューは気持ちいい

みんな、それぞれの夏休暇で大集合。

突然の雷雨で、どうなるかと気を揉んだが、夕方から晴れてきて恒例のバーベキュー。

深まる夜。

ピアノを弾くTくん。
茶道の話、建築の話、食の話、、、
時間が経つのも忘れて話は続く。