海外進出は「何で勝負するのか?」が大切

中小企業基盤整備機構 鈴木修氏。

日本政策金融公庫(神戸支店)の但馬の集い。
ASEANのマーケット状況の最新情報の講演を聴きました。

【ASEAN基礎データ】(日本との比較数字でイメージが掴める)
・ 加盟国(10ヶ国)
・ 面積449万km2        (日本の約12倍)
・ GDP 2兆5547億米ドル     (日本の約半分)
・ 一人当りGDP4000米ドル    (日本の1/10)
・ 貿易(輸出入)2兆2555億米ドル(日本の1.8倍)

様々なデータと合わせて「海外展開の心得」的な指摘がとても参考になりました。

【何で勝負するのか?】という問いかけに3つの項目と日本でのポジション

− 製品で勝負
・国内シェアはトップグループ ・圧倒的な優位性

− サービスで勝負
・日系ならではのきめ細かなサービス ・ローカルでは前例のないサービス

− 製造ノウハウで勝負
・日系ならではの品質管理  ・コスト削減のノウハウ

2部の懇親会では、挨拶と乾杯のお役目を頂戴。

ちょうど、米朝首脳会談の翌日でもあり、今日のテーマがASEANでもあったので、日本は地政学的(geopolitical)対応が重要、インターネットを活用したグローバル展開の可能性もあるのでは、などのお話を簡単に交えて、音頭をとらせていただきました。