今の網戸って凄い

左、透明ガラス。
右、網戸。
確かに左窓枠の方がクリアだけど、右も負けてはいない。

同じく
左、透明ガラス。
右、網戸。
網戸越しの風景も、曇ったり、遮断された感じがなく、眺めることができる。
「黒色の網だから」と取り付けた工務店の人が言うけど、それだけだろうか。

網戸、バカにできない。
昔の網戸のイメージとは全然違う。

網戸越しの眺め

川沿いにあるシェアハウス「江原_101」。
窓さえ開けていれば、四季折々、朝から晩まで、必ず川からの風が吹き込んでくる。
なんとも爽やかで心地よい。
エアコンに頼らず自然の風を大いに利用して欲しいものです。
(まあ、連日38℃前後の今は無理そうですが)

ヒトも空間も、風通し を大切にしましょう。(^_^)

夕焼けに ノウゼンカズラ 月を見ゆ

ふと西の空を見ると燃えるような夕焼け空。逆光シルエットのノウゼンカズラの黒ずんだ紅。月だけが涼しそう。

ずっと向こう、暮れゆく連峰が美しい。蘇武岳はどの峰だろう。

3階ベランダから

秋の雲? と言うにはまだ早いか。

『絶対悲観主義』 楠木建・著

繰り返しますが、幸福ほど主観的なものはありません。幸福は、外在的な環境や状況以上に、その人の頭と心が左右するものです。あっさり言えば、ほとんどのことが「気のせい」だということです。自らの頭と心で自分の価値基準を内省し、それを自分の言葉で獲得できたら、その時点で自動的に幸福です。「これが幸福だ」と自分で言語化できている状態、これこそが幸福に他なりません。

第2章 幸福の条件 (p48)

『絶対悲観主義』 楠木建・著

副題の「心配するな、きっとうまくいかないから」は、絶妙の表現ですね。楠木さんお得意の(?)逆説的な考えを上手く表現されている。「きっとうまくいくから」と言うと「上手くいかなきゃならない」と使命感が生じる。「みんな成功したい(上手くやりたい)と思っているのに、大抵は上手くいかないのだから気にするな」と言うところでしょうか。そう思うと緊張を和らげ、失敗してもまたチャレンジしよう、とポジティブな気持ちになれそうだ。絶妙の表現ですね。

東京で何度か講演をお聴きしたり、実際にお会いしてお話をしたことがあります。ユーモアたっぷりのお話は、モノゴトには表裏(本音と建前)があって、逆からみると全く異なった世界(考え)も見えてくることを教えられます。

・高齢化問題(健康、認知症など)に対して「教養」の重要性。
・友達とは、偶然性、反利害性、超経済性という条件を備えた人間関係
・藤沢武夫(本田技研工業(株)創業副社長)の「経営はアート、演出の基本は意外性」

「第12章 痺れる名言」には、歴史上の人物、歴史家、作家、政治家、俳優などの語り継がれる「本質をつく名言」が紹介されています。どれも、楠木さん流の解釈と共に紹介されているのが面白いし、よりグッときます。

心配せずに、「私の幸福言語化プロジェクト」を始めてみます。

庭でライトトラップ

Kenjiの「ライトトラップやりたい」の約束をやっとはらすことができた。Kenjiは大の昆虫好き。本当は広場でやる予定だったが、時間が遅くなったので庭の隅っこで。

白い布を三脚のようなもので吊るしてライトを当てる(大変だなと)考えていたが、Kenjiは書道用の白い紙を地面に置いて、簡易ライトをポンと置く。その行動が板についているから感心する。虫と友だちなんだ。

すぐにやって来たのがキリギリス。捕まえて虫カゴに入れると、さっそくKenjiが置いたシロップのような(なんだかわからない)ものを食べ始める。横にはカミキリムシ(のような)の頭部が転がっている。

お昼の間に捕まえたキリギリスと虫カゴで合流。虫どうしの捕食が始まる。
子どもの残酷さというのだろうか。観察を通して何を感じ、学ぶのか。

白い「百日紅」は「百日白」?

青い空、白い雲の夏空には、白い百日紅(サルスベリ)もよく似合う。

サルスベリの漢字では「百日紅」。「紅」なので普通は赤い花、淡いピンクの花を思い浮かべるが、白い花は「百日白」と書くのだろうか?「日」が3つ並んでなんか面白い。「百日」は、長く咲く(夏の3ヶ月)からだそうだ。

シェアハウス「江原_101」

私の住んでいる江原(豊岡市日高町)に芸術文化観光専門職大学(CAT)の学生が住むシェアハウスが完成しました。名前は「江原_101」(えばらスペースいちまるいち)。

古い民家を改築して、新たな生活の場として再利用するものです。「完成」とはいえ、壁や床の仕上げなどは、自力建築よろしく、これから住みながら自分たちで仕上げていく。

プライベートな部屋と共有スペースを備えた快適なシェアハウスになるように、学生たちと一緒に進めていこう。

夕焼けから始まった中華!〜楽しい時間はアッという間に

友人ファミリーO宅へ、お邪魔しました。こじんまりとしていて、どこか優雅な素敵な家なのです。建築家の友人2人と一緒に、外観と周辺の景色を眺めるために夕方の時間帯を狙って到着。待ち受けていたのが、朱色に染まった夕焼け雲。

夕暮れの集落と田畑、上流域の川が美しい。そこで密かに準備持参したジントニックをみんなに振る舞う。ジン、トニックウォーター、レモン、氷。みんな大満足してくれたようだ。
目論み的中!

清蒸魚(チンジェンユウ)

素敵な家ともう一つの楽しみは、本格的中華料理をいただけること。友人夫妻は中国北京での生活経験があり、出てくるどのお料理も絶品。住んでいる地元で中国現地でいただく料理が味わえるのは奇跡と言って良いぐらい。

水煮魚(スイジュウユウ)

私は台湾(台北、嘉義)中国(上海、蘇州、広東)には、木製ハンガー輸入の仕事の関係で、この30年で50回以上は現地に赴いている。時には、北京、吉林省、桂林にも。茶のルーツを訪ねて雲南省にも足を運んだ。中華料理と言っても、広東、上海、四川など各地で料理は異なる。

京醬肉絲(ジンジャンロゥス)

いくら中国(北京)に住んだとは言え、誰でも現地料理を美味しく再現できるわけではない。友人M子さんは料理のセンスが抜群なのだ。「美味しい」だけでは何も伝えたことにならない。「幸せ」を感じるお料理の数々。

夕焼け、家の佇まい、建築、中華料理、改装中秘密の場所(詳細は書けず、秘密なので (^^;;)
前半サプライズのジントニックも加えておきたい。楽しい時間はアッという間にすぎていく。心残りは、音楽の話をもっとしたかったことかな。
感謝!> O 夫妻

タカノハススキ〜確かにスクスクだ

雪が溶けると昨年伸びたススキは茶色くなってペシャンコ状態。なので、春先の仕事として根っこ付近からバッサリとカット。なのに5月ぐらいに芽がニョキニョキと出てから、6月急成長、そして7月には背丈よりも高くなる。

ススキの語源は、葉がまっすぐにスクスク育つから「スス」。芽が萌え出るから「キ(萌)」だそうだ。まさに、春から夏にかけてスクスク育つ萌え出た芽であることは実感だ。

もう少し調べると「地下茎を伸ばして繁殖するのではなく、株を成長させていくのでむやみに増えることはない」とある。確かに株自体は大きくなるが、画像のように、毎年同じ場所で成長する。広場のアクセントになっている。

「薄黄色の横縞が入っているのが鷹の羽の様だ」とあるが、鷹の葉を想起するにはちょっと無理があるような。

私は、一直線にスーッと伸びた葉にある縞の大小、縞と縞の間隔を見ると作曲ソフトのデータを想像してしまう。これはもっと無理がありそうだ。^ ^;;

Flight Simulator〜思わぬ体験

突然「な、なんだこりゃあ??」。
太陽の塔の上空を小型機が飛ぶ!

実は、子どもたちのフライト・シミュレーター体験を見学させていただいた。但馬空港利用促進イベントの様々な企画の中の一つだそうだ。その体験がどんなものか、孫がその実験台(席)に乗ったわけです。最初は何をするのかよく分からない様子だったが、離陸してしばらくして本気になっていく。(見ていて、私も(誰でも)やりたくなる)

元パイロットのI氏が指導してくださる。ちなみにこのシミュレーターキットもご自信でセットアップ。根っからの航空機好きなんでしょう。初対面なのですが、いきなり飛行機、操縦の話ばかり。熱っぽく語られるそのお人柄が何とも素敵だ。

操縦しているのは大阪市上空。大阪空港を離陸し、梅田、大阪城、そして向こうには高層ビルのハルカスが見える。左に旋回して北へ向かうと万博公園が見えてくる。全てリアルなのだ。通常飛べない空域を飛んでいるわけだから、考えてみるとすごい体験だ。

こちらはゲーム画面。設定された枠を次々にくぐっていく。吊り橋の下をくぐる場面。

近所の小学生も連れて、それぞれテスト体験。私も無理をお願いして伊丹を離陸して神戸空港着陸まで操縦。ポートタワーや市役所ビルを越えて西に向かい、左旋回して海上にある滑走路へと向かう。これがなかなか難しい。無事(少し滑走路から外れて芝の中)着陸したが、脚も腕も緊張して肩がガチガチ。なんとも思わぬ体験をしました。
お誘いありがとう!>Iさん

石の移動〜チェーンブロックと三脚

近隣古民家の庭石を運び出す

こういう方法があるのはなんとなく知っている。実際に目の当たりにするとこれがまた面白い。チェーンを引っ張ると、上がる、下がる、三脚を移動する、を繰り返しながら石が動いていく。

庭の外に出て広い空間が得られると長い三脚に切り替え、その速度を早めていく。庭師さんにとって日常の仕事なのでなんてことないのでしょうが、見入ってしまう。

昔の遺跡や城郭などで、どうやって動かしたのだろう?と思う巨石がある。なんかそんなことを想像してしまう。私は何もできないけど(^ ^;; 。