代々木公園〜東京ウォーキングコース

三宮橋門横のスロープ

久しぶりの東京・代々木公園ウォーキング。

2016年3月までは早朝ウォーキングが日課だったので、東京滞在中は、毎日この代々木公園にやってきた。今は午後ウォーキングなので、その日の予定で必ずしも代々木公園ではない。

「三宮橋門」横の斜めスロープを上がって行くところがスタート。大きなケヤキの木が迎えてくれる。

公園内は、外周り、内周り、自転車専用路など、いくつもバリエーションがあって、それぞれのお気に入りのコースを周回する。

グループでジョギングしている人たち、黙々と自転車を走らす人、犬の散歩の人、お互いに気にならずに思い思いのスタイルで過ごせるだけのスケールが気持ちいい。

参宮橋門から入場し、ちょうど芝生広場の反対側にある池。
この木の柵に掴まってストレッチをする。

代々木公園内のドッグラン広場

朝のドッグラン広場は、犬好き仲間の社交場のようでもある。

自然の森林、川、海も良いが、生活の場として、こんな広場があるのもなかなかいいもんです。

コバンソウ〜明治時代にヨーロッパからやってきた

コバンソウ(イネ科)
イネ科の花は一般に地味。その中で、本種は目を引く。小さいながら小穂は丸くて少し膨らんだ扁平。熟すと黄褐色になり、小判の名がつけられた。細い柄でぶら下がる小穂は風に揺れ、成熟したのを振ると、かすかに乾いた音をたてる。明治中頃に観賞用にヨーロッパからもたらされ、逸出帰化。
『花おりおり その三』 湯浅浩史・著

咲くときは怖いほど一斉に。

観賞用にヨーロッパから来たというのは、意外だ。
イネ科ということもあり、日本の昔からの風景に似合っているように思うのだが。

夕暮れウォーキング

大岡山に落ちる夕陽、2羽のカモ

このウォーキングコースの一番のご褒美は山に落ちる夕陽。
春夏秋冬、それぞれに全く異なった情景をつくりだす。

田植えが進む田んぼ。
この時期、この時間、の光景が最高だ。

一刻一刻表情を変える。
「田毎の月」ならぬ「田毎の夕陽」かな。

ノアザミ〜思わず歩きとめる鮮やかな紫

ノアザミ(キク科)
全国の山野で、何かしらのアザミに出会う。その中で最もふつうの種がノアザミ。花期も長く、春から夏に咲く。萼片のような総苞片は粘り、反り返らない。花にはドラマがある。雄しべが先熟し、先端に虫が触れると、縮み、花筒から花粉があふれでる。この現象は田中肇氏が1965年に観察発表した。
『花おりおり その二』 湯浅浩史・著

私のウォーキング・コースは四季の植物の変遷も楽しみの一つだ。円山川を背景に紫鮮やかなアザミは特別の目立つ存在だ。

My Walking Course in Spring

マイ・ウォーキング・コース。

円山川の流れが気持ちいい。
両岸の緑も一段と濃くなってきた。

桜は散り、新緑が眩しい。
青空と山の稜線にいつも心洗われる。

桜蕾ふくらむ夕暮れが美しい

このウォーキング・コースを気に入っている理由のひとつは、この夕陽。あと5分でゴールに到達する地点で見るのは夕陽。

季節を選ばずこのラストスパーとの夕暮れは美しい。この景色を楽しむために歩いていると言っても過言ではないぐらい。

右の丸い稜線は大岡山。その左に奥神鍋から蘇武岳に続く稜線が美しい。

夕陽をバックに桜の蕾が膨らむ。

夕暮れのウォーキング

日課のウォーキングは、午後の時間にしている。以前は朝6時から1時間ぐらいかけての早朝ウォーキングだったのですが、2年前の交通事故(また、詳しく書く予定)以来、午後の時間に変更して行なっている。

冬が過ぎ、本格的な春の到来が間近な私のウォーキング・コース。右には、円山川が流れる。

コースは片道約3キロの堤防の道。自動車は地元の人が河川敷にある畑に行くぐらいでほとんど通らない。ウォーキングにはもってこいなのだ。

河川敷の畑は、春を待ちかねるように土を熾し、種蒔きの準備が進んでいる。歩いているこちらまで何か待ち遠しくなって来る。

1.5㎞地点で折り返し、スタートの地点に向かう。徐々に日が長くなるが、それでもまだ雲が出ると夕暮れは早い。

ゴールを間近にしたこの景色は、夏から秋にはとても感動的な夕焼けを見せてくれる。これがこのコースのウォーキングの楽しみの一つでもあります。