「本屋ギャラリー」が面白い

「森の妖精と31分」と言う写真展が江原駅前商店街にある文森堂書店で開かれている。

ヤイロチョウ(英名:Fairy Pitta)。
撮影したのは、高橋信氏(NPO法人コウノトリ市民研究所)

高橋氏は但馬の野鳥写真家でもあり、但馬で観察できる野鳥のほとんどを撮影している。その素晴らしい写真の数々は、愛好家の中でも注目の的。家族ぐるみで親しくお付き合いしている。

人口減少やAmazonの影響などで地方の町の本屋さんが消えていく。そんな時代の流れの中で文森堂さんの存在は町にとって大きい。書籍販売と合わせて、学校教材や文具の取り扱いをしている。文森堂の森田社長とは親しい友人。

本屋のコーナーを利用した「本屋ギャラリー」は、ほんの小さな取り組みかもしれないが、訪れるお客様には大好評。町の文化度は、こういうところで感じる。

高橋さんも森田さんも但馬コネクションの仲間。高橋さんは、第1回目の但馬コネクションのゲストとして登場していただいた。まさに、セッションから生まれた「新しい広場」とも言える。

毎回、楽しみにしています。
「本屋ギャラリー」チラッと訪ねてみてください。

文森堂
兵庫県豊岡市日高町日置22-5
tel : 0796-42-1392

おおやないちにち〜久しぶりの土壁と木彫

古民家の宿(大屋大杉)

「大屋(養父市大屋町)の土壁が見たい」と富田玲子さん(象設計集団)。自宅の建築設計をしている時に、大屋の養蚕農家の土壁集落をよく訪れた。

大杉、筏、和田などの集落、そして明延鉱山跡まで足を伸ばしてぐるっと大屋の土壁鑑賞。

会場(おおやホール)

ちょうど、今年で25回目を迎える「木彫フォークアートおおや」展が開催されていたので鑑賞。地元の木彫家・松田一戯さんが中心になって、木彫の町として大屋は有名に。現在は全国から木彫の作品が集まる。

来場者にアンケート用紙が配られ、大衆賞の人気投票も行われている。楽しい作品がいっぱい。選ぶのに困ってしまうほど。

最優秀グランプリ作品「おおやの森の物語より 第1章創世記」

これが今年の最優秀作品。
「おおやの森の物語より 第1章創世記」
作者は、仲間智登志さん(北海道)。

木彫でこの表情を表現。味がありますね。

「温狐知新」

私が選んだのは、こちら。
「温狐知新」。「故」が「狐」になっているところもピポ〜ン。
ちょっと近眼っぽくて、読んでいる姿勢に愛嬌があって気に入った。

「脳トレ」

こちらも捨てがたい。
タイトル「脳トレ」が面白い。

松田一戯さん、富田玲子さん と。

「おおやアート村BIGLABO」に行くと、

「BIG LABO SOKO ギャラリー 2人の木の造形」
(作者:松田一戯・池田丈一)

久しぶりにお会いした松田一戯さんと一緒にパチリ。

松田さんの作品群に大いに魅せられた様子の富田さん。
思えば、象設計集団の建築(特に学校や保育園)に松田さんの作品はよく似合う。

ゆるゆる、ゆったりとした大屋の散策でした。

稲刈りとコウノトリ

神鍋高原方面から帰宅する途中の風景。
私の好きな風景のひとつ。
(豊岡市日高町夏栗 地区)

よーく見ると稲刈り後の田んぼに1羽のコウノトリ。
(画像で分かりますか?)

急遽、ハンドルを左にきって田んぼの反対側に移動。

この辺りの田んぼも、無農薬(低農薬?)の米作りを始めたとか、聞いたことがある。小動物が増えてきているのだろうか。

この辺りも、コウノトリがいる風景が日常になればいいなあ。

次へ向けて〜「おんぷの祭典」東京ミーティング

日本ヴァイオリン」(渋谷区千駄ヶ谷)へ向かう。最寄駅は山手線代々木駅ですが、私はいつも新宿駅から歩く。目印は、NTTdokomoのビル。

6月に第5回を終えた「子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭」(おんぷの祭典)。お客様や実行委員から集めたアンケートを元に、6回目以降の方向づけを行うために「日本ヴァイオリン」に集合。

「おんぷの祭典」プロデユーサーは「日本ヴァイオリン」の中澤宗幸氏。ヴァイオリン・ドクターとして世界一流の弦楽奏者から引っ張りだこ。豊岡からは4名の実行委員参加。

 

演奏者、企画、地元参加のあり方、実行委員会のあり方、など有意義な意見交換ができた。まだ、案として様々な交渉が必要なので具体的には書けないですが、6回目以降の展望が開けたと言ってもいい内容だった。

ミーティング後は、代々木のレストランでみんなで食事。
5回も回を重ねてくると、本当に親しく、ざっくばらんに意見交換ができる。
プライベートの近況報告など、本音の会話から、新たな面白い企画が生まれてくるのだと実感しながら夜も更けて行きました。

全但バスに乗って〜将来の地域移動手段は?

ウェルストーク豊岡(スポーツ施設)駐車場に置きっ放しの車を取りにバスで豊岡市街地へ。

地元の公共交通機関はJR山陰本線とこの全但バス。
将来の人口減少、高齢化、過疎化を考えると地域の移動手段をどうするのか?とりわけバスの運行確保というのが重大な課題だと、いつも頭をよぎる。

通学の利用(それも減少するだろう)はあっても、バスを見かけると数人しか乗っていない状況を目の当たりにする。

ここで思い出すのが、40年間の乗客減で赤字の会社を見事に復活させた十勝バスの野村文吾社長のお話

路線バスの課題は、
・ 系統図が分かりづらい。(自分の目的地にはどのバスに乗ればいいの?)
・ 乗り方がわからない。(前ドア?後ろドア?料金はいくら?いつ払う?)
・ 待ってても来ない。(平日・休日ダイヤ、定時に来ない、本当に来るの?)
・ 降車の合図はどうするの(通過してしまわないかドキドキ)

それに加えて、私は、バス待合所の悪環境。炎天下にポツンと「バス乗り場」の表示。なんとも心が萎えてしまう。冬季雪の時はどうなるんだろう。

野村文吾社長の「地方公共交通の再生のポイント」は、
・ 不安の解消【運行状況、乗り場環境など】
・ 目的地提案(移動は手段)【バス利用の促進】
・ 見える化(地図、路線、運行など)【表示の改革】
・ ITの活用(目的別路線、情報アプリの開発)

私も今回は「どうやって行こう?」「全但バスの時刻表がない」「どうせすぐに来るバスはないだろう」と思ってしまう。

そこで「Yahoo!乗換案内」のアプリで検索したら、なんとピッタリの全但バスがある。アプリがなければ、バスを利用していなかった。

地域みんなで、将来の交通機関(移動手段)を考えないといけない時代がきていますね。

「山陰海岸ジオパーク」をもっと知ろう〜神戸新聞連載記事より

2018/07/21神戸新聞「但馬のギモン」欄

神戸新聞が「山陰海岸ユネスコ世界ジオパーク」の関連記事を連載している。

ジオパークとは、地球科学的な価値を持つ大地を保全する目的でユネスコ(国連教育科学文化機関)が認定する。

「山陰海岸ジオパーク」、鳥取県、兵庫県、京都府の3府県にまたが理、東西120kmの広大なエリア。

山陰海岸ジオパークのテーマは、「日本海の形成」。
約2500万年前に始まったアジア大陸から分離し日本列島、日本海が誕生する。その過程が判る地質、地層、岩石が豊富に存在する。

2018/07/28神戸新聞「但馬のギモン」欄

神戸経済同友会で「ジオパーク視察」を行う
神戸新聞の記者さんも同行しました。

新温泉町三尾「但馬御火浦」。地下のマグマの噴出、柱状節理、侵食、幾層もの安山岩。「獅子の口」「下荒洞門」など。

ジオパークは「地形とそこに生きてきた人の営み」も含む。
地域の営み、祭り、郷土食、街並み、文化など。

鳥取県は、鳥取砂丘、浦富海岸。京都府は、琴引浜、小天橋など。

2018/08/08神戸新聞「わかる!ナットク」欄

「世界ジオパーク」は、4年に1度の再認定審査がある。
昨年8月の事前審査に当たる「日本ジオパーク」再認定審査結果は「条件付き再認定」。まさにイエローカードが出ました。

評価されたのは、住民らの活発な活動、景観を生かしたアウトドア活動が盛んなこと。

課題は、「ジオパーク全体の連携を欠く」「地域としてどう生かしたいのかの対話不足」「3府県をまたぐ運営組織の体制改善」

2018/08/09神戸新聞「但馬」欄

「世界ジオパーク」の再認定審査が開始される。
スペイン、中国の地質学者らが来日。8/6〜9の4日間。

「山陰ジオパーク館」(新温泉町)、玄武洞(豊岡市)、余部橋梁の展望施設(香美町)などを訪問。

2018/08/09神戸新聞「但馬」欄

言葉自体は浸透しつつあるが、目的や理念が十分に理解されていない。

「地形の成り立ちを知ると、正確かもわからない伝承や史跡が無秩序に並ぶ理由と、パズルみたいにくっつく瞬間がある。それが面白くて」(あまるべ振興会・山本和夫会長)との記事がある。私もまったく同感である。

2018/08/10神戸新聞「但馬」欄

「海の家メリ」(豊岡市竹野町)が運営するジオカヌーが人気。透き通った海をカヌーで洞門巡りをする。私は川カヌー派ですが、カヌーからの目線で観る風景はまた格別なのは間違いない。

NPO法人「かんなべ自然学校」(豊岡市日高町)が開催するのは「溶岩流ウォーク」や「神鍋高原キャンプ」。火山でできた神鍋高原の自然をトコトン楽しむ企画は大人気。主宰するのは前田敦司さん。但馬コネクションにも登場していただいた。

「激動の日本列島誕生の物語」を知ると、その奇跡から生まれた山陰海岸の自然が愛おしくなる。

ジオパークって、そういう視点で捉えてみてはどうでしょうか。
「急がば回れ」。

今冬に発表される予定の「世界ジオパーク」再認定審査の結果に注目だ。

豊岡の広場が気持ちいい〜トワイライトJazz

「豊岡柳まつり」花火大会を待つ夕暮れ時。
市役所前では「豊岡トワイライト・ジャズ」。

もう「恒例」と言ってもいい、夏の夕暮れの気持ちいいひととき。

稽古堂(旧・市役所建物)をバックに芝生の広場で思い思いに楽しみむライブ。こんな光景が、豊岡に出現したんだね、としみじみ。

「高原かな with 中嶋由紀トリオ」の演奏。
ピアノの中嶋由紀ちゃんは、地元・豊岡のピアニスト。
クラシックからジャズまで、ボーカルもやってしまうスーパーな存在。

ボーカルの高原かなさんは東京から、ベース光岡尚紀さん、ドラム岩高淳さんは関西で活躍するミュージシャン。

陽が落ちて、盛り上がるジャズ・ライブ。

稽古堂前の建物は「兵庫縣農工銀行豊岡支店」として1934年(昭和9年)に建てられた。近代化遺産として登録されている。現在は、「オーベルジュ豊岡1925」としてホテル、結構式場、レストランなどに利用されている。

豊岡市民の「広場」としての気持ちのいい場所。
ジャズやクラシックの生演奏が聴けたり、演劇やパフォーマンスが登場したり、通りがかった市民がぶらっと楽しんでいる。
そんな光景がもっともっと日常的になればいいですね。

ライブが終わり、帰宅途中に観る花火。

市街地でジャズを楽しみ、郊外でカエルの大合唱。

なんとも贅沢な「私的楽しみ方の夏祭り」でした。

ひこうき雲〜♫ゆらゆらかげろうか

台風が去ったからでもないだろうし、
火星が接近しているからでもないだろうし。

夕焼け空が「ひこうき雲」で賑やかだ。

豊岡市上空は、関空着陸前の国際便飛行ルートなんですよね。

ちょっと秋っぽい雲に見えるのは、
猛暑の終わりを期待する願望からか。

大岡山に日が落ちる。

幼なじみの友人ライブに行ってみた

バンド「ユク&うかれ音楽」

友人から「ライブやるから来て〜」との連絡が入る。昔からギターをやっていて時々バンドを組んで演奏していることは知っていたが、実際にちゃんと聴くのは初めてだ。

チラシには、「ラグタイムあり、スタンダード・ジャズあり、ハードロックあり、流行歌あり。何が出てくるかはその時のお楽しみ!!!」とある。

東京と大阪時代の友人たちと組んだバンド。みんな思い思いの格好で楽しんでやってそうなところがいい。

左利きギタリストの友人K

友人はサウスポー。「ポールみたいだね」と言うと彼はきっと怒る。やはり「ジミヘンだね」と言わなければ。彼はハードロッカーなのだ。

幼稚園に行く頃からの幼なじみ。小中高と同じ学校に通い、クラスも何回も一緒。左利きで小さい時からマンガと絵が大得意。もちろん大学は東京のM美大。アフロヘアっぽいのは子供の時から変わらない。いつからギターやり出したのか知らないが、彼の生き方はアーティストだ。

お互いに学生時代は東京で過ごし、ドラマチックな人生の出会いもあり、悲しい経験もあり。こうして今夜、彼の演奏を聴いてるといろんなことが浮かんでくる。ロックやってる彼の姿に刺激を受けつつ、なんか嬉しくなってきた。

夕暮れに救われる〜豊岡は38.9℃

豊岡の最高気温38.9℃、本日の全国一。
日中は、肌を刺すような熱射。

夕暮れどきを待ってウォーキングに出かける。
川風に吹かれて少し涼しさを取り戻している。

大岡山に陽が落ちる。
透き通るような山々の稜線が美しい。
猛暑続きのせいか、夕暮れの空気感が違う。

酷暑の中の幸せな一瞬です。