サルスベリ〜接近して観察してみると

サルスベリ(ミソハギ科)
樹肌も花もユニーク。花弁は6枚でしわしわ。そのうえ長い柄がある。雄しべは40本前後で6本が長い。夏から秋に長く咲き、漢名は百日紅。元来の花は紅色だったが、白、桃、紫虹色と彩りが増えた。オオバナサルスベリは熱帯アジア産で、葉は大きく長さ20センチになり、バナバ茶の原料にされる。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

考えてみると、あちこちで見かける夏の花サルスベリを接近してじっくりと観察したことはなかった。

玉のような蕾から咲き、黄色い雄しべがある。てっきり紅色の花がただ密集して咲いているのだと思っていた。

裏庭に咲くサルスベリ。向こうの山は進美寺。

私のブログ ”KOH’s VIEW” でも過去に2回取り上げたが、どちらも生育がイマイチと言うもの。「サルスベリ真夏の花」「サルはスベッテもセミはスベラない」

それから数年、今は綺麗な桃色が満開。

サルスベリの花を見ると、アメリカ人の友人が言葉の響きが「英語みたい」とよく言っていたのを思い出す。

なるほどstrawberryとかblackberryとかあるから、きっとsouthberryとかなんとかに聴こえるんだろうな。

闇夜とモミジ

真っ黒けな空。
輝く緑。

白い月がアクセント。
日中は今日も38℃の庭だが、夜にはこんな風情も見せてくれる。

ムラサキカタバミ〜スキマに咲く

ムラサキカタバミ(カタバミ科)
最初は明治時代に鑑賞植物として導入された。それが逸出して、帰化。地下に小指の先ほどの球根があり、花の咲く頃から周りに小さい子球が多数できて、耕すと分散し、広がる。柳沢新一氏によると、花は夜間閉じて下を向くが、五時頃から頭をあげ始め、十時に全開、十五時に下向き、夕方閉花。
『花おりおり その四』 湯浅浩史・著

「わざわざアスファルトやコンクリートのスキマに、どうして草花は咲くのか」というようなタイトルでNHKの番組があったのを思い出す。

裏庭の一番端っこ、ガレージへ通じる細道と石垣の隙間に咲く。
人の足元で咲くから余計に、この「うす紫」の可愛さにいろんな想いを抱く。

ユキノシタ〜名前の疑問から湧く興味

ユキノシタ(ユキノシタ科)
人家近くに分布。種子はできず、長くのびる側枝の先からふえる。いわばクローン植物であり、古く、薬用としてもたらされ帰化したとみられる。民間では、生葉を搾り、幼児のひきつけや火傷の治療に。漢名・虎耳草。斑らのある有毛の丸葉にちなむ。和名は白い舌状の花弁に基づき「雪の舌」か。また、矢を入れて背に背負う靭の舌というふたの部分が葉と似ているからとの説も。
『花おりおり』 湯浅浩史・著

なぜこの季節に「ユキノシタ(雪の下)」??

ではなくて「雪の舌」なんだそうだ。
雪=白い花、舌=花弁が舌状

ちなみに、漢名は「虎耳草」。
葉っぱが、丸くて毛があるので虎の耳。
(知ってみると耳にも見える)

クローンだったり、薬用だったり。

植物の名前一つでいろんな興味が湧いてくる。

ムラサキツユクサ〜庭の隅っこで咲いている

ムラサキツユクサ(ツユクサ科)
株立ち、葉は細長い。草姿や花は三弁が同形同大で、色も異なるが、花の性質はツユクサと同じ。早朝開いて午後は閉じる。雄しべには多数の毛があり、その毛は細胞が一列に並んでいるので、細胞の観察や実験の材料としてよく使われた。近縁のオオムラサキツユクサは花が大きく5センチにも。
『花おりおり その三』 湯浅浩史・著

昨年暮れから庭の工事をしている。土を掘り返し、木を移植し、どこに何があるのか、ちょっと分かりづらい。

そんな中で、ひっそりと庭の片隅で可憐にさく紫の花を見つけると嬉しくなる。

白い花が爽やかに満開 エゴノキ

庭のエゴノキの白い花が満開だ。
私はこの花が咲くのを毎年、楽しみにしている。
26年前に家が完成した時に、まず植えたのがこのエゴノキ。
今も、毎年この時期に可憐な花を咲かせる。

このブログを開始した2005年にもさっそくアップしている

英語名は、スノーベル(snowbell)。まさに「白い鈴」。

我が家の庭のコンセプトは「野鳥が喜ぶ庭」。
このエゴノキの白い花は、やがて秋になると実をつける。
向こうの裏山から円山川を渡って、野鳥がいっぱいやって来る。

ミント退治 !?

天気予報見ながら、今日は庭の草取り。

まずは、増えすぎたミントを間引かないと、これから夏にかけてどうしようもなくなる。

途中、妻のお茶(茶の湯)の友人がやって来てティータイム。お茶の一服の差し入れあり。

ミントは根を四方八方に伸ばしているが、引っこ抜き易いので短時間で間引くことができる。もううちょっとマメにならないといけない、と反省です。

アズキナシ〜爽やかに咲く白い花

アズキナシ(バラ科ナナカマド属)
山地に生え、高さ10〜15mになる。樹皮は灰黒褐色でざらざらし、老木になると縦に裂け目が入る。若枝や実は白色の皮目が目立つ。葉は互生し、長さ5〜10cmの卵型または楕円形で、ふちに重鋸歯がある。裏面は灰緑色。5〜6月、枝先に福散房花序をだし、直径1〜1.5cmの白い花を開く。花弁は5個。果実は長さ8〜10mmの楕円形で紅色に熟す。
山渓カラー名鑑『日本の樹木』より)

白い花が3〜4個束になって咲く。花の下側に葉が茂るので下からは目立たないのがちょっと残念。でも、近づいて見るととても可愛いくて、清楚な花たちだ。

移植してしばらくして残念ながら枯れてしまいました。無念の思いで、地面すれすれのところで一度伐採したのですが、20年以上を経て、その株から若枝が生えてきて、今はこのように株立ちで4〜5mmになっている。いろいろあったけど、返ってサワサワと爽やかに茂る。