リヒャルト・シュトラウス 『英雄の生涯』

リヒャルト・シュトラウス 交響詩『英雄の生涯』
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮: カール・ベーム

交響詩『英雄の生涯』(Ein Heldenleben)
作曲:リヒャルト・シュトラウス(Richard Strauss)
曲 : 6部に別れている。
「英雄」「英雄の敵」「英雄の伴侶」
「英雄の戦場」「英雄の業績」「英雄の隠遁と完成」

R.シュトラウスは、私の好きな作曲家だ。「ツァラストラはかく語りき」「ドン・キホーテ」「アルプス交響曲」など、何回も何回も聴く曲も多い。

特にこの「英雄の生涯」で弦楽器が醸し出す微妙な(?)オーケストレーションが好きだ。

19世紀的な、快楽的な、高揚する、勇壮な、、、

こんな言葉が浮かんでくる。

そう言えば、養父市のチェロコンクールに出場したステファン・マイヤーをホームステイであずかったことがある。今は、ウィーンフィルのチェリスト。彼の招待でサントリーホールで聴いたのがこの『英雄の生涯』(指揮、ズービン・メータ。)

ステファンとの再開と素晴らしい生演奏で大興奮の夜だった。

ラヴェル 『ボレロ』

ラヴェル『ボレロ』
パリ管弦楽団
指揮:シャルル・ミュンシュ

『ボレロ』(Bolero)
作曲: モーリス・ラヴェル(Joseph-Maurice Ravel)
曲 : バレエ曲

クラシック・ファンならずとも、おそらく誰もがこのメロディとリズムは聴いたことがあるのではないか。

二つのメロディーが最初から最後まで、クレッシェンドで、ゆったりと繰り返され、最後にクライマックスを迎えて突然終わる。
心憎いばかりの効果である。

私にとっての『ボレロ』の思い出は、1978年ジャズの「ウェザー・リポート」の来日公演(中野サンプラザ)である。

PAのトラブルで開演が2時間以上も遅れ、幕開きまでの会場がザワザワしている時に、静かにこの『ボレロ』が会場に流れ始めた。そして盛り上がっていくボレロ。最大ボリュームで曲が終わると同時に、ジャコ・パストリウスのベースが鳴り響き、開幕。

この瞬間は、今でも脳裏に焼き付いて忘れられない一瞬です。

主役のボレロから離れてしまったが、名曲は名場面と共に身体に染み付いている。

ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第3番』〜大阪フィルハーモニー交響楽団

大阪フィルハーモニー協会(チラシより)

久しぶりのオーケストラのコンサートを聴く。今回は、ある知人の方のご好意でチケットを2枚いただいたので、実現しました。

演奏 :大阪フィルハーモニー交響楽団
指揮 :秋山和慶
ピアノ:牛田智大

ラフマニノフ『ピアノ協奏曲第3番ニ短調作品30』
大栗裕『管弦楽のための協奏曲』(日本初演)
チャイコフスキー『バレエ組曲 くるみ割り人形』

一番楽しみだったのはラフマニノフ。ピアニストは牛田智大。まだ19歳の新進気鋭の演奏。切れ味のあるダイナミックで圧倒的な演奏が特に印象に残りました。

会場は「神戸国際会館こくさいホール」。

阪神大震災後に、建て替えられたが、昔から神戸を代表するホール。同じ兵庫県下にある神戸国際会館、もっと身近に様々な企画を楽しまなければ、と思いつつコンサートを楽しみました。

ハイドン 『ピアノ協奏曲ニ長調』

ハイドン 『ピアノ協奏曲ニ長調Hob.18-11』
マルタ・アルゲリッチ(P)
ロンドン・シンフォニエッタ
指揮:マルタ・アルゲリッチ
録音:1980年

モーツァルト?と錯覚するぐらい軽快で愉悦的な第1楽章の出だし。
(この記事のタイトルも思わずモーツァルトと書いてしまったぐらい)

「天才アルゲリッチ」とよく言われるが、あまりそういうのを気にせずアルゲリッチを聴いてきた。ただ、気づくと私の持っているCDのピアノ曲を調べてみると、いかにアルゲリッチの演奏が多いことか、びっくり。

第2楽章の高音のピアノタッチも素晴らしい。
クラシックファンならずとも、クラシック音楽が、ハイドンが、ピアノが、アルゲリッチが、大好きになること請け合いです。
アルゲリッチ自らが指揮もしているのが興味深い。

「おんぷの祭典 グランドコンサート第5番(合唱付き)」(No.5)

主催者による画像です。3段目右端が私。

6月9日グランドコンサート。第5回おんぷの祭典の出演者全員+特別編成のたえの演奏家、そして地元市民による合唱団、子どもピアニストたちが勢揃い。

最後を飾る(?)のは、この祭典のために結成された「おんぷの祭典合唱団」による「ふるさとの四季」(抜粋)。

歌っている(初体験)とその出来映えがわからない。あとで会場の皆さんの反応は好評だったのでこの企画の成功を実感できました。きっと弦楽器、管楽器の演奏が続いた後の肉声だったのもあるでしょう。

7人のジュニア・ピアニストが交替でソリストを務めたモーツァルトの「ピアノ協奏曲第13番ハ長調K.415」にも盛大な拍手。私も客席で聴いていましたが、一所懸命弾くジュニアたちの姿に感動。ジュニアたちの将来に素晴らしい体験として残ることだと思います。

シュバシコウ・カルテット

コンサート後のシンフォニック・パーティ(打ち上げ)では、サプライズで中貝豊岡市長より「感謝状」の贈呈。弦楽四重奏のシュバシコウ・カルテットの皆さんも大喜び!

こうのとり・クインテット

こちらは、木管五重奏のこうのとり・クインテット。嬉しさのあまり、みんな羽ばたいていらっしゃいました。

この後、プレゼントが当たるくじ引き、そして(恒例の?)みんなでフォークダンスで盛り上がりに、盛り上がって、パーティは終了しました。

出演者の皆さん、本当にありがとうございました。(^o^)/

豊岡市民会館文化ホール

「おんぷの祭典」メイン会場の豊岡市民会館文化ホール。1100人収容。1971年に竣工(築47年)。

現在、耐震構造、建物の老朽化、その他設備の問題で、新・市民ホール建設の方針が示されている。

1市5町の合併(2005年)より13年。旧・市町のそれぞれにあったホール、体育館、公民館などの施設の再編成時期を迎えている。

ハード(建築、設備)も大切ですが、ソフト(人材育成・企画力)の面を忘れないように議論していきたいですね。

おんぷな一日(おんぷNo.5)

午後は、日高西中学校(豊岡市日高町)での「学校訪問コンサート」。
全校生約120名の前で、演奏する「アンサンブル・ウィーン東京」。

ルードヴィッヒ・ミュラー(ヴァイオリン)、中澤きみ子(ヴァイオリン)、坂口昴平(ヴィオラ)、マイケル・ウィリアムズ(チェロ)

演奏曲目、楽器の説明をしながら、クラシック音楽を身近に楽しんで、とのメッセージ。ここで中澤きみ子さんが使用しているヴァイオリンは、「津波ヴァイオリン。2011年の東日本大震災の瓦れきから作られたもの。その悲しみを想い、復活を願って弾き継がれているお話を伝える。

ヴァイオリン 須山暢大 氏

夕方は、場所を日高町文化体育館に移して、こちらは「街角コンサート」。
ステージ上にピアノを囲むように会場を設置。
想定したよりも、良い音響でホッと。

出演は、シュバシコウ・カルテットとピアノの碓井俊樹さん。

最後の曲では「もっと楽器の近くで聴いて」と碓井さん。
子どもたちも大人もピアノとカルテットの周りに集合。

こんな碓井さんの図らいが、子どもたちの音楽原体験となって、やがて音楽ファンになっていくんでしょう。

ベーゼンドルファーを弾く碓井俊樹 氏

実は、文化体育館のピアノは、私の父が31年前(1987年)に寄贈させていただいたもの。こんな形で「役に立つ」とは、私もちょっぴり感慨深い。

豊岡市民会館ホール

夜は、翌日の「グランドコンサート」の本番に備えてリハーサル。

今回の目玉は、このコンサートのために特別に「おんぷの祭典混声合唱団」を結成。約80名の人が歌う。男性が足りないと、私もメンバーに。盛り上げていこうと威勢のいいこと言ってしまった、言い出しっぺとして断ることもできず。

指揮は、我ら「おんぷの祭典実行委員」のメンバー。プロの奏者を前に緊張気味。ピアノの伴奏で練習を重ねてきたが、管弦楽での音合わせはこれが初めて。

何もかにも初めての私は、緊張というよりも、ステージから見える景色を楽しむ。さて、本番は?

終了すると夜の9時前。
そんなこんなのおんぷな一日となりました。

ヘンリさんのフィンランディア(おんぷNo.5)

会場:アールベルアンジェ豊岡

おんぷの祭典もいよいよ佳境に。
プレミアムコンサートが開催された。

「アンサンブル・ウィーン東京」、おんぷ祭典の為に結成された「シュバシコウ・カルテット」(弦楽四重奏)、「こうのとり・クインテット」(木管五重奏)が登場する。

そして、第1回おんぷの祭典以来、5年ぶり登場のヘンリ・シーグフリードソン(ピアノ)です。

ヘンリは、第1回目の後、右手の病に罹り、一度はピアノ演奏を断念、指揮者としての活動や左手だけのピアノ演奏などをしていたそうだ。リハビリの結果、今回の再登場となった。

左より、中澤宗幸氏、ヘンリ・シーグフリードソン氏、中澤きみ子氏

ヘンリの演奏曲目は、シベリウスの「フィンランディア」。
彼の生まれ故郷のフィンランドを代表する作曲家であり、曲である。

激励のメッセージを送ったり、彼から「また豊岡で」との想いの手紙を受け取ったり、この間の交流が実った瞬間でした。

フィンランド人の第2の国歌とも言われる「フィンランディア」をどんな想いで弾いたのでしょうか。

情感のこもった力強い演奏に感動。

♬そうさ100%勇気 〜 子どもたちのためのコンサート(おんぷNo.5)

シュバシコウ・カルテット(須山暢大violin 川又明日香violin 鈴村大樹viola 加藤文枝cello)

🎵そうさ100%勇気
もうがんばるしかないさ〜🎶
この世界中の元気を抱きしめながら

🎶夢はでかくなけりゃつまらないだろう
胸をたたいて冒険しよう🎵

豊岡市民プラザの会場に、赤ちゃん、子どもたち、お母さんたちが集合!!!

碓井俊樹 piano

ピアノ囲んじゃえ〜!

ピアノの碓井俊樹さんから子どもたちへの熱いメッセージ!

「第5回 おんぷの祭典」始まる!〜音楽の都・豊岡をめざして

「第5回 おんぷの祭典」(兵庫県豊岡市)が始まりました。

初日の夜は、サロンコンサート(城崎温泉・招月庭にて)。これから始まる演奏を楽しみに、ワインと食事をいただく。1年ぶりに再会する演奏家たちとは「戻ってきました」「お帰りなさい」との挨拶が飛び交う。

食事が終わり、ロビーを会場として演奏が始まる。
ヴァイオリニスト中澤きみ子さんの「シャコンヌ」(ヴィタリー作曲)
ヴァイオリニスト中村太地さんの「ツィゴイネルワイゼン」(サラサーテ作曲)
最後の曲は
「弦楽八重奏曲変ホ長調Op20 第1楽章」(メンデルスゾーン作曲)

オクテットの演奏はなかなか聴く機会のない貴重なものでしてた。
「朝靄が晴れて柔らかい朝陽が差し込むように始まる出だしのメロディが好きだ」(妻の感想)

私もこのメンデルスゾーンの弦楽八重奏曲は、以前からよく聴く好きな曲です。

この音楽祭の正式名称は「子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭」。
このコンセプトのもとに、世界で活躍する音楽家たちを招き、子どもも大人も豊岡に居ながらにして、一流の音楽に触れ、楽しむ文化を育んでいこう、というもの。

お薦めコンサート
6/6(火)10:30   子どもたちのためのコンサート
6/7(水)19:00  プレミアムコンサート
6/9(土)14:00  グランドコンサート
※ グランドコンサートには合唱団の一員として(私)登場します)m(_ _)m

他に、街角コンサート(無料)など多数。
詳しくはこちらのサイトで。

1週間、クラシック音楽があちこちで流れます。
ぜひ、楽しもう。

「豊岡が音楽の都になる一週間」〜第5回おんぷの祭典

第5回おんぷの祭典のポスターとチラシが完成しました。いよいよ来週からチケットの販売も始まります。

音楽祭の正式名称は『子どもたちが豊岡で世界と出会う音楽祭』。3つ形式で音楽を楽しむことができます。「学校訪問コンサート」「街角コンサート」「ホールコンサート」(有料)を会場をあちこちに変えながら開催しています。

3つのホールコンサートに注目してください。

サロンコンサート  (6/5 18:00〜 西村屋 ホテル招月庭)
プレミアムコンサート(6/7 19:00〜 アールベルアンジェ)
グランドコンサート (6/9 14:00〜  豊岡市民会館文化ホール)

グランドコンサートでは、公募で集まった市民合唱団、子どもたちによるピアノ協奏曲演奏、など新しい試みも始めます。

内容、チケットの案内は、ホームページFacebookをご覧ください。